(抜粋)
インド南部のタミルナド州にあるクダンクラム原子力発電所では、去年の秋に運転開始を予定していましたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、ハンガーストライキなど住民の反対運動が広がっています。
23日も、原発の建設に反対する政党の支持者や住民が、集会を開くために別の町で集まっていたところ、500人余りが警察に一時、身柄を拘束されました。
警察では混乱を未然に防ぐためだったとしていますが、原発反対の運動で500人が一度に拘束されたのはこれが初めてで、当局が反対運動の拡大に神経をとがらせていることがうかがえます。
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