Tag Archives: 関西電力

悔しさバネに30年 手製の発電所作った女性 via dot.com

もう国や電力会社だけにはまかせておけない。将来のエネルギー供給を担う市民の取り組みを追った。 その冬の日の宝塚の空は、どこまでも晴れ渡っていた。市内の北部、中心街から車で30分ほど走った山間部にある耕作放棄地。非営利型株式会社「宝塚すみれ発電」は2012年12月、ここに手作りの太陽光発電所を完成させた。 「おもろいで。(素人でも)できるできる」 (略) その叫びには、30年余りの思いが詰まっていた。 京都精華大学の階段教室。18歳の井上さんは期待に胸を膨らませていた。大学生になって初めての授業が始まる。「自然科学概論」。教壇に立った教員の槌田劭(たかし)さんは、おもむろに蛍光灯を消した。薄暗くなった教室で槌田さんは学生に言った。 「私は原発に反対しているので、昼間に余分な電気は使いません」 槌田さんの言葉は新鮮だった。都市に潤沢な電気を供給する一方で、貧しい地方を補助金漬けにして反対派を抑え込む原発政策の実態を知り、「なんで誰も教えてくれなかったの。教科書には『原子力は夢のエネルギー』って書いてあったのに」。無知な自分に腹が立った。 1986年、チェルノブイリ原発事故が起きた。市民団体「原発の危険性を考える宝塚の会」にいた井上さんは、仲間とともに、関西電力に脱原発の申し入れを繰り返す。だが、話し合いの場で、こう言い放たれた。 「皆さん、電気がなくなると江戸時代に戻るんですよ。そんなに原発に反対ならば、代わりのエネルギーを教えてください」 再生可能エネルギーの存在は知っていたが、経済性を盾にその実現可能性を問われると、二の句が継げなかった。 全文は悔しさバネに30年 手製の発電所作った女性

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「脱原発」活動中に警官に暴行…無職の被告の有罪確定へ via 産経ニュース

大阪市の関西電力前で脱原発の活動中、警察官へ暴行したとして、公務執行妨害罪などに問われた無職、前田登志被告(50)=兵庫県尼崎市=の上告について、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は棄却する決定をした。懲役1年6月、執行猶予3年とした2審大阪高裁判決が確定する。決定は27日付。 (略) 1審大阪地裁は、目撃者の証言などから「足元がふらつき、反射的に警察官の腕につかまり転倒させた可能性も否定できない」と無罪を言い渡した。しかし2審は目撃証言の信用性を否定し、故意に倒したと判断した。 全文は「脱原発」活動中に警官に暴行…無職の被告の有罪確定へ 一審判決については 「関電前転び公妨」の前田さんに無罪判決!大阪地裁が天満署のデタラメさを認定 大阪地検は性懲りもなく控訴 via 人民新聞オンライン  

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関電、原発安全協定で方針変えず 滋賀県や市町と協議 via 京都新聞

福井県にある原発の安全対策や防災について滋賀県と市町、専門家が事業者と協議する会議が8日、大津市内であった。高浜原発3、4号機再稼働に向け て、30キロ圏外の自治体とも安全協定を結ぶ意向を示した関西電力の八木誠社長の発言について、関電の担当者は「協定か約束かというかたちはあるが、内容 に応じて(締結)できる」とし、立地自治体の隣接地かどうかで内容に差をつける従来の方針に沿って、協議に応じる考えを示した。 会議では 県や高島市の担当者が、6日の八木社長の発言内容について質問した。関電の勝山佳明・原子力事業本部副本部長は「30キロを超えた地域にもプラントの安全 性はしっかり説明する必要があり、要請があれば拒絶せず、意見交換はするということ」と説明した。県側が「立地か隣接かによる協定という基本方針から一歩 踏み出したのか」と尋ねたが、「現時点では従来の考えで運用している」と述べるにとどまった。 一方で、勝山副本部長は「30キロ圏の防災対策と協定の話は切り分けて考えないと混乱する」として、国が緊急防護措置区域(UPZ)としている30キロ圏と、協定対象の自治体とは結びつかないとの考えを示した。 続きは 関電、原発安全協定で方針変えず 滋賀県や市町と協議

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大飯・高浜原発、再稼働差し止め却下 大津地裁仮処分 via 日本経済新聞

滋賀県の住民らが関西電力の大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)と高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、大津地裁(山本善彦裁判長)が住民側の申請を却下する決定をしたことが27日分かった。住民側の弁護団が明らかにした。 今年5月の福井地裁判決は大飯原発3、4号機について「地震で原子炉の冷却機能が失われたりする具体的な危険がある」として再稼働の差し止めを命じており(関電側は控訴)、司法判断が分かれた。 (略) 両原発に対しては住民側が2011年8月に大津地裁に仮処分を申請し、今年9月に結審。住民側は耐震設計の目安となる地震の揺れ「基準地震動」の策定方法に問題があり、「想定を超える地震が来る可能性がある」などと主張。関電側は却下を求めていた。 大飯原発をめぐっては大阪府などの住民も大阪地裁に稼働差し止めの仮処分を申請し、大阪地裁は13年4月、申請を却下。住民側は即時抗告したが、大阪高裁 は今年5月、「新規制基準に基づく原子力規制委員会の審査の結論が出る前に、再稼働を差し止める必要性はない」と判断した。 仮処分申請は当事者の権利を守るため、時間のかかる民事訴訟ではなく、暫定的な対応を求める手続き。 全文は大飯・高浜原発、再稼働差し止め却下 大津地裁仮処分

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関西電、高浜原発1・2号機の40年超運転延長へ点検実施 via ロイター

[東京 26日 ロイター] – 関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)は26日、運転開始から40年前後の高浜原発1、2号機(福井県)について、運転延長に必要な「特別点検」を実施すると正式に発表した。12月上旬から点検に着手する。点検結果を踏まえて40年超の運転延長申請を原子力規制委員会に申請するかどうかを判断するという。 原子炉等規制法では、原発の運転期間を原則40年に制限しながらも、原子力規制委の認可を条件に20年を上限に1回だけ運転延長が認められている。 このルールの運用として、規制委は運転開始から40年前後の原発を40年を超えて運転させる場合は、来年4月から7月までに規制委に延長申請するよう求めている。対象は国内に7基あり、高浜1、2号も該当する。 (略) 関電の場合、美浜原発1、2号(福井県)も廃炉か延長かの判断を迫られている対象だが、関電は同2基の判断について「検討中」(東京支社担当者)と説明し、態度を示していない。 実際に高浜1、2号を稼働させるには、運転延長の認可とは別に、昨年7月に施行された新規制基準に適合しているかどうかの審査に合格する必要がある。 古い原発は、比較的新しい原子炉に比べ新規制基準への適合が難しいとみられ、高浜1、2号が再稼働できるかどうかは現段階では不透明といえそうだ。 全文は関西電、高浜原発1・2号機の40年超運転延長へ点検実施

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関電「差し止めは不当」 名高裁金沢で大飯原発控訴審 via 北國新聞

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟の控訴審第1回口 頭弁論が5日、名高裁金沢支部(内藤正之裁判長)であった。関電側は2基の再稼働を認 めなかった一審福井地裁判決を「科学的知見に基づいておらず、重大な事実誤認がある。 司法判断として不当」と破棄を求めた。住民側は「2基の安全性は確保されておらず、運 転停止は適切な判断」と控訴棄却を求め、一審判決が認定しなかった原発から250キロ 圏外の住民も危険にさらされていると主張した。 原子力規制委員会は10月の審査会合で、関電が大飯原発3、4号機の「基準地震動」 (耐震設計の目安となる地震の揺れ)を現行から引き上げたことを「おおむね妥当」と了 承しており、裁判所が2基の安全対策をどう評価するかが焦点となる。 今年5月の一審判決は、大飯原発の設備の安全性や地震対策に構造的な欠陥があると指 摘。「根拠のない楽観的な見通しの下に成り立つ脆弱(ぜいじゃく)なもの」として、原 発から250キロ圏内の原告166人の主張を「具体的な危険があり、人格権が侵害され る」と認めた。 関電側は控訴理由書などで、「基準地震動」を下回る地震でも外部電源が断たれ、冷却 機能などが確保できない可能性があるとした一審判決について、「設備は耐震安全性を有 しており、原子炉が危険な状態となることはない」と反論した。 住民側は志賀原発2号機の運転差し止めを命じた2006年3月の金沢地裁判決(名高 裁金沢支部で逆転敗訴、確定)を引用し、原発から250キロ圏外の住民も危険にさらさ れていると指摘。「許容限度を超える放射線量を被ばくする恐れがある」として、関電側 に危険性を否定する立証責任があるとした。 意見陳述した住民代表の住職中嶌哲演(なかじまてつえん)さん(72)=小浜市=は 「関電は福島第1原発事故の現状を踏まえず、相変わらず安全神話を前提とした事実認定 を求めている」と批判した。 続きは関電「差し止めは不当」 名高裁金沢で大飯原発控訴審

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関西電力、米最大手と原発情報交換 保守、安全対策など知見共有 via 福井新聞

関西電力は10日、米国の電力最大手デューク・エナジー社と原子力分野に関して情報交換する協定を締結した。経営陣や実務者レベルで原発の運転や保守、安全対策などを幅広く議論し、原発関連技術の双方の知見を高める狙い。協定の期間は5年間。 関電が海外の電力事業者と原子力分野で情報交換協定を結ぶのは8社目。 デューク社は米南部ノースカロライナ州などで原発11基を運転、1基で廃炉手続きを進めている。原子炉格納容器内の周囲に備えたブロック状の氷で事故時に 温度と圧力を下げる「アイスコンデンサ型」という、関電の大飯原発1、2号機と同じ特殊構造の加圧水型軽水炉を保有している。 協定締結により、経営陣は年1回の会合を開き、東京電力福島第1原発事故後の両社の安全対策など原子力全般について意見交換する。実務者レベルでは原発の運用や保守、安全文化といった技術的なテーマで定期的にテレビ会議などを開く。 続きは関西電力、米最大手と原発情報交換 保守、安全対策など知見共有

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「川内の次は高浜」の思いも…不透明な原発再稼働に廃炉問題も、苦悩深まる関電 via msn.産経ニュース

(抜粋) 焦る関電  川内の次に、原子力規制委員会の審査を通過しそうな2番手の原発がいまだ定まらない。 とりあえず現在、有力視されているのは、審査合格の必要条件となる「基準地震動(想定される最大の揺れ)」が了承されている高浜原発と九電玄海原発(佐賀県)の2原発。ただ、高浜は玄海より約3カ月も前に地震動が認められただけに、関電の2番手への期待感は強い。 「川内を追い抜くとは言わないが、間髪いれずに高浜を再稼働できるようにしたい」 関電幹部は、強い口調で訴える。高浜原発の再稼働が遅れれば、財務状況の悪化は避けられず、遠からず申請が検討される電気料金の再値上げの幅にも影響しか ねない。関電は、何とか今年度中に高浜を再稼働させたい考えで、川内原発の審査合格が決まった10日、関電の森詳介会長も「高浜の審査を進めてほしい」と 規制委に注文をつけることを忘れなかった。 だが、現実は思うように進まない。トップを走る川内原発でさえ、地元同意が必要で、再稼働は越 年する見通しだ。川内のすぐ後に審査合格できなければ、高浜原発の年度内の再稼働は厳しい。しかも高浜原発は事実上の合格証となる「審査書案」の作成作業 にも入れていない段階だ。 (略) 悩ましい課題も  大飯、高浜原発の早期再稼働を目指す一方で、老朽化した原発の廃炉を検討する課題が関電にのしかかっている。政府は近く、稼働40年超の原発を廃炉するかの判断を年内に示すよう電力各社に求める方針だ。 関電で対象となる美浜原発1、2号機(福井県)の運転を延長する場合、原子炉圧力容器などの劣化を調べる「特別点検」が必要だ。特別点検や安全対策には数 千億円規模の追加費用がかかるにもかかわらず、美浜1号機の出力は34万キロワット、2号機は50万キロワットで、合計しても大飯原発の1基分にも満たな い。このため「廃炉の決断も視野に入れざるえない」(関電幹部)のが実情だ。 半面、廃炉にするとしても、建物などの資産価値が減るため、大幅な損失計上が求められるため、経営への影響を見極める必要がある。関電幹部は「廃炉か運転継続の選択は、社運を左右する重大な決断。結論は来年まで持ち越す恐れもある」と話す。 先行きがいまだ不透明な再稼働と、避けられない廃炉の問題。赤字脱却の鍵を握る原発をめぐる関電の苦悩は今後も続きそうだ。 全文は「川内の次は高浜」の思いも…不透明な原発再稼働に廃炉問題も、苦悩深まる関電

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(原発利権を追う)「事実だけを申し上げました」via 朝日新聞

■関電の裏面史、内藤千百里・元副社長の独白:13 《1987年、関西電力本社の取締役会で代表取締役名誉会長の芦原義重と副社長の内藤千百里は経営を私物化しているとして取締役を解任された。会長の小林庄一郎の緊急動議だった。芦原は相談役名誉会長、内藤は関電産業(現関電不動産)社長になった》 (略) 腹が立ち、本を書こうと思った。それを聞きつけた東京電力会長の平岩(外四)さんに東京へ呼ばれた。うなぎ屋の個室で二人っきり。「西からそんな問題を起こされたら困る。内藤さん、本を書かないで下さい」と手をついて頼まれた。芦原さんに迷惑をかけられない。「わかりました」と返事をした。 《内藤は沈黙を守った。だが、元首相への献金や政官界との宴会は続けた》 芦原さんは解任後も自分のパイプを小林に譲らなかった。最後まで権力を放したくないという人ではない。ただ負けずに生きていたいなという生命力。本能だったんでしょうね。 私も芦原さんの秘書役は続けた。連絡があれば元首相とセットしてカネを持って一緒に東京へ行った。芦原さんの刺激になると考え、小沢のいっちゃん(小沢一郎)との会合もつくりました。東京行きは芦原さんの体力が衰えて自然にフェードアウトですな。 全文とビデオは(原発利権を追う)「事実だけを申し上げました」 当サイト既出関連記事: (原発利権を追う)三木さんは「足りない」と言った via 朝日新聞 (原発利権を追う)知事選は建設会社、便利な裏金だった via 朝日新聞 (原発利権を追う 東電総務部:上)パーティー券、極秘裏仕事 via 朝日新聞

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(原発利権を追う)三木さんは「足りない」と言った via 朝日新聞

■関電の裏面史、内藤千百里・元副社長の独白 盆暮れに現金を渡した総理大臣は、角さん、三木、福田、大平、鈴木、中曽根、竹さんまで。選挙のあるなしは関係なく、1回1千万円で年2回。 《関西電力元副社長の内藤千百里(ちもり)は、元会長の芦原(あしはら)義重が現職首相に現金を渡す場面に立ち会ってきた。明確に記憶しているのは田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登。1974年に電力業界が政治献金の廃止を宣言した後も続いたという》 関電の中でやめようという話は出なかったね。具体的な目的で渡す汚いカネではないという意識だった。天下国家のためのカネ。一に電力の安泰、二に国家の繁栄。 三木さんは事務所で私のひざを触りながら「足りない」と言ってきたことがあった。芦原さんが現金を渡すとニコニコして「お元気で何より」。福田さ んは東京の自宅が多かった。何十羽のごっつい大きな鳥が飛んでくる家だ。天下国家の話をして帰り際にあうんの呼吸で置いて帰る。福田さんは玄関まで見送り 「ありがとうー」と言っていた。 大平さんも自宅。現金をもらうと「いやあ、お疲れさん」。鈴木さんは照明の暗い家だった。中曽根さんは事務所。「ありがとうございます」とさっと受け取った。竹さんも事務所やね。ベテラン秘書が一手に仕切っていた。 続きとビデオは(原発利権を追う)三木さんは「足りない」と言った 関連記事: 関電、歴代首相7人に年2千万円献金 元副社長が証言 金を渡すと角さんは「頂いたよ」

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