Tag Archives: 農産物

福島農産物国会でアピール 参院売店に農家が出店 via 河北新報

[…] 6月14日までの平日の計30日間、国会議員や省庁職員らに安全でおいしい農産物と生産者の思いを伝える。 店は二本松農園(二本松市)が設けた「里山ガーデンファーム国会議事堂店」。面積は24平方メートルで、イチゴやキュウリ、ミニトマトをはじめ、浪江町からの避難者が製造したかぼちゃまんじゅう、奥会津のゆべしなど加工品も合わせ約70種類が並ぶ。 農園代表の斉藤登さん(59)が理事長を務めるNPO法人「がんばろう福島、農業者等の会」に参加する54農家の商品を扱う。 被災地から首都圏への避難者でつくる「みちのく・まほろば会」(西東京市)の福島県出身者が販売を手伝う。同会が手作りした会津木綿のショールやキーホルダーも出品する。 斉藤さんは「事故後に生産を再開した県内の農産物は業務用に回されるケースが多い。来店者に商品の魅力を丁寧に伝え、県産品が食卓に戻るきっかけづくりにしたい」と意気込む。 出店は参院事務局の公募に応じて実現した。 全文

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福島の農産物輸出量が過去最高に 震災前の記録更新 via 岩手日報

福島県は23日、2017年度の県産農産物の輸出量が約210トンになり、過去最高を記録したと発表した。10年度に約153トンを記録した後、東日本大震災の影響で低迷していたが、東南アジア向けのコメや果物の輸出が大きく伸びた。 内堀雅雄知事は同日の記者会見で「県産農産物は風評によって今も厳しい状況が続いている。引き続き多くの国に、県産品の安全性と品質の高さを発信していきたい」と話した。 県によると、震災と東京電力福島第1原発事故発生直後の12年度には約2トンに激減。その後は徐々に回復し16年度には約67トンとなっていた。 […]     全文

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福島産農産物/風評払拭へ問われる販売戦略 via 河北新報

[…] 野菜や果物など青果物について、首都圏の仲卸業者の3割が事故前より福島産の取り扱いを減らしていた。理由(複数回答)には「販売先から別産地を指[定されている」(43%)「販売先が福島産以外を希望すると想定される」(39%)などが挙がった。 […] だが、イメージ戦略だけで解決するのかどうか。今回の調査では首都圏の小売業者が聞き取りに対して「一度外した商品を棚に戻すことは難しい」などと明言している。 そうだとすれば、県や農業団体などが県産品の販売フェアを開催してイメージアップを図ったところで、取り扱いはフェア期間に限られ、本当の販路回復にはつながっていないことになる。 「業者が福島産に戻す理由やきっかけを見いだせていない」。農水省も指摘するように、安全性のPRといった従来の取り組みでは不十分。新たな付加価値を提案できるかどうかが問われている。 どこに狙いを定めるか、販売先に関する検討も必要だ。コメについては福島産は中食や外食向けなど業務用米としての引き合いが強い。中食業者からは「(福島産を)大量に仕入れたいが、手に入りにくい」との声も上がっているという。産地や品種によっては業務用に活路を求めるのも一つの手法かもしれない。 モモについては高価格の贈答用が他県産に取って代わられたままになっている。どうすれば巻き返せるのか、流通ルートから見直すなど知恵の絞りどころだろう。 ここ数年、全国各地で新たなブランド米が誕生しているように、産地間競争が一段と激しくなっている。熾烈(しれつ)な棚の奪い合いという厳しい状況下で、県や農業団体、生産者が新たな福島産の価値を提案し、アピールできるかどうか。それこそが風評の払拭につながるのではないか。     全文

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福島の農産品 タイに商機 via 日本経済新聞

 青木フルーツホールディングスが調達・販売でタイに着目する背景には、東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う風評の影響が小さい同国への期待がある。青木信博会長兼社長は「タイは日本の果物への憧れが強く、福島産品を含めて積極的に購入してくれる」と語る。 2015年5月に福島など3県を対象とした食品の輸入規制を解除したタイは16年度には福島県産の農産物を輸入する国・地域で1位となった。モモ、ナシなどが人気で、17年は日本から輸入しているモモの約95%が福島県産品となった。県も「風評が少なく、親日的な同国は農産品の市場として魅力的」(県産品振興戦略課)とみる。同HDはタイの果実を使った国内商品の開発と、福島産を含めた日本のフルーツを原料にした現地でのジュース販売は相乗効果が高いと判断。 […]   全文

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福島産の市場価格なお低迷 首都圏購買意欲回復も反映せず 農水省、取引経過調査 via 河北新報

首都圏で福島県産の農産物価格が低迷している。東京電力福島第1原発事故から6年8カ月が過ぎ、消費者の購買意欲が回復してきたにもかかわらず、市場価格の動きは鈍い。農林水産省は2017年度、仲卸、小売業者の取引経過の実態調査に乗り出したが、状況打開につながるかどうかは不透明だ。(報道部・門田一徳) […] この日の売り上げは約5万8000円。通常のマルシェの1.5倍に上った。同会の斎藤登代表は「希望額と売上額がほぼ同じだった。価格低迷の原因は消費者よりも流通段階にあるのではないか」と指摘する。 福島県の農産物を求める首都圏の消費者意欲は着実に回復している。福島県が9月に行った調査では「買いたい」「買ってもよい」との回答が7割を超えた。 それでも、市場の反応はさえない。15年以降、東京都中央卸売市場の福島県産主力4品の全国平均との価格差は表の通り。 とりわけ果樹への影響は深刻だ。生産量全国3位のモモは、17年1~9月の全国平均との価格差が1キロ当たりマイナス141円で、震災前の10年(マイナス44円)の3倍を超えた。リンゴやネギ、ナメコも震災前水準に満たない。 市場の評価は、市場価格に基づく小売業者などとの直接取引に連動する。「福島県産品を他産地より安く買い、他産地と同額で売る店もある」(農協関係者)など利ざや稼ぎの標的にされるケースもあるという。 […]     全文

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ストーリー:風評被害の福島産野菜(その1) 目指した「同じ土俵」via 毎日新聞

午前6時半。年度末に差しかかった東京・大田市場は、競り人や仲買人らが吐く白い息と熱気に包まれていた。青果物の1日の取扱量3400トンは全国一。国内の取引価格は事実上、この巨大卸売市場で決まる。  シイタケが買い取られていった。福島産だ。1パック130円という取引価格は、隣に並んだ岩手や秋田といったライバル産地のものと比べ2割ほど安い。  「福島のはどうしても嫌だというお客さんが、まだいるから」。市場を一回りしてきたJA全農(全国農業協同組合連合会)福島県本部の桑原憲政(としまさ)さん(38)が淡々と口にした。福島産野菜の相場交渉担当の責任者だ。悔しくはないのだろうか。「俺は負けたとは思っていないんだ」。 […] インゲン2位、キュウリ3位、トマト7位、モモ2位。福島は多様な農産物で全国トップクラスの生産量を誇る園芸王国だ。出荷先の6割は首都圏が占める。  放射性セシウムのモニタリング検査では今、青果物はほとんどの品目で検出限界値(1キロ当たり約5ベクレル)を下回る。国の基準値(12年春から同100ベクレル)超えは、この1年以上ない。それでも、スーパーでは売り場面積を取り戻せない。 全文を読む。

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福島・相馬の酪農家自殺=乳牛処分し廃業、「原発なければ」 via 時事ドットコム

福島第1原発事故で原乳の出荷が一時制限された福島県相馬市で、酪農家の男性(55)が自殺していたことが14日、分かった。JAそうまの関係者が明らかにした。男性は酪農の先行きに不安を漏らしていたという。  JAそうま関係者によると、11日に同市玉野にある男性の自宅を訪ねたJAそうま職員が、隣接する堆肥舎で男性が首をつっているのを発見した。10日午後に死亡したとみられる。遺体近くの壁にチョークで「原発がなければ。こういう形になり、すいませんでした」と書かれていた。  男性は30頭ほどの乳牛を飼育していたが、出荷制限後は牛乳を搾っては廃棄する作業を続けていた。相馬市は4月21日に出荷制限が解除されたものの、男性は最終的に乳牛を全て処分、当時は廃業状態だった。(2011/06/14-11:29) 福島・相馬の酪農家自殺=乳牛処分し廃業、「原発なければ」

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