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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 聖火リレー
福島・聖火リレー 「復興途上の街並み」ルート幻に 組織委同意せず via 毎日新聞
3月から福島県を出発地として始まった東京オリンピックの聖火リレーを巡り、同県双葉町が東日本大震災で被災し、復興途上にある街並みがよく見えるルートを希望したにもかかわらず、大会組織委員会が同意しなかったことが分かった。毎日新聞の取材で判明した。国や組織委は「復興五輪」の名を掲げるものの、ありのままの姿を見てもらおうとした被災地の意向はかなわず「幻のリレールート」となった。 県などへの取材によると、幻のルートは東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が未解除であることなどから受け入れられなかった。3月25日に同町で行われた聖火リレーは復興事業で整備されたJR双葉駅前の広場を回るルートになり、町民らから「町全体が復興したように見える」などと疑問の声が上がっている。 東京五輪は、東京都と日本オリンピック委員会が2011年3月の震災4カ月後に招致立候補を表明し、開催地を決める13年の国際オリンピック委員会総会でも、安倍晋三首相(当時)らが「復興」を前面に出してアピールした。こうした経緯から18年7月に聖火リレーの出発地が福島県に決定した。 双葉町は避難指示が出た12市町村で唯一、住民が帰還できていない。町教育委員会によると、町復興のシンボルとして改修されたJR双葉駅(20年3月4日に避難指示が解除)前を出発し、沿道に壊れた商店や神社、事業所などが見える町道を抜けて町が復興途上にあることをアピールし、再び駅前の広場に戻ってくる約600メートルのルート案を作成した。 […] もっと読む。
コロナ禍で聖火リレー福島県から出発〜「復興五輪」どこに via Our Planet-TV
[…] Jヴィレッジの地元住民は聖火を見れず会場の周辺は報道陣が溢れるなか、一般の住民はランナーが走るコースから50メートル以上先に設置されたバリケードに阻まれ、直に聖火を見ることはできなかった。楢葉町に住む87歳の女性は、「聖火リレー、見えなかったなあ。見たいと思って、来たんだけど。」と残念そう。「復興五輪をどう思いますか?」との質問にも「見たいと思って来たんだけど残念。」と悔しさをにじませた。 また毎朝、Jヴィレッジに新聞を配達しているという新聞配達業の脇沢利光さんは、「ちょっと見てみよう」と足を運んでみたものの、やはり聖火は見れず。コロナ禍での五輪について「オリンピック難しいなあ。世界の観客は来ないしよ。盛り上がりに欠けるしな。ほんとにやるの?って感じ。今だって感染が心配。」と懸念する。さらに「復興五輪」について、「難しいなあ。オリンピックはやってもらいたけど。今回だって菅は来てない。 」を政府を批判した。 また、20代の孫と聖火リレーを見に来た楢葉町出身の70代の女性は、「今はいわきに住んでいます。聖火リレーを見にきたけど、全く見えなかった。広告バスだけが見えました。朝8時に車で来ました。復興五輪と言いながら、菅首相があいさつにも来ない。福島は東京から遠くないです。一言でいいから挨拶に来て欲しかった。復興五輪と言いながら、福島ははじかれていると思いました。」と憤る。 双葉町は報道陣ばかりまだ住民の双葉町では、午後3時前にランナー三人が駅前のロータリーを走った。避難先の埼玉から駆けつけた鵜沼久江さんは聖火リレーの印象について「報道陣が多い。双葉の町民とあまり会えなかった。」と知り合いには数人にしか会えなかったと残念がった。 「復興五輪」については、「どこを見て復興というかですね。双葉町はなおさら。」「五輪を歓迎して、万歳する気分ではない。」とこぼし、「五輪のために、これだけ警備や人が来ても、なんの意味があるのかな。もやもやですね。もっとすっきりしてオリンピックやってほしかった。」と話した。 […] 動画と全文
聖火リレー 大音量、マスクなしでDJ…福島の住民が憤ったスポンサーの「復興五輪」 via 東京新聞
新型コロナウイルス感染症に国民が不安を抱える中、「復興五輪」の象徴として福島県からスタートした東京五輪聖火リレー。初日の25日に沿道で取材した記者が目にしたのはランナーより目立つスポンサー車両による「お祭り騒ぎ」だった。(原田遼) […] ◆飛沫が落ちそう 車両は「コンボイ」と呼ばれる宣伝用の改造車らしい。荷台部分の上部分にDJ(ディスクジョッキー)が乗り込み、マイクで叫んできた。「福島のみなさん1年待ちました」「踊って楽しみましょう」。DJはマスクはつけていない。沿道と距離は近く、観覧者に飛沫(ひまつ)が落ちてきそうだ。われわれには「大声を出すな」と言っていたじゃないか。 車両は早歩きくらいのスピードでのろのろ進む。並走し、10人ほどのスタッフ(マスクは着用)がダンスを披露したり、観覧客にタオルを配ったりしてくる。コロナ禍の最近は、接触を避けようと街でティッシュ配りも見なくなったけど…。 ◆「これはちょっと違うんでねえか」 ほかの最上位スポンサーであるトヨタ自動車、日本生命、NTTグループの「コンボイ」が続いてやってくる。「ゆず」や「EXILE」の曲をかけ、こちらはマスクを付けたDJが負けじと声を張り上げる。いくつもの音楽と掛け声が重なり、かなりうるさい。 「これはちょっと違うんでねえか」。隣で浦山さんがしきりに首をひねっていた。「復興五輪って感じはないですね」。私がそう聞くと、「全然違う。しらけてしまう」 警察車両も合わせて30台ほどがすぎたころ、車両の影から聖火が見えた。「来た、来た」と浦山さん。すでにランナーと伴走する次男は20メートル前ほどまで迫っていた。 […] ◆スポンサーのコロナ対策「できていない」 沿道から少し離れて眺めていたのは同市の鈴木三郎さん(84)。マスクを付けていないDJを見て「沿道には対策してくれって言っておいて、自分たちが対策ができていない。福島も感染が増えていて心配だ」と怒り気味。「東京に住んでいた時に1964年の東京五輪の聖火リレーを見た。こんな宣伝はなかったけど、ものすごく盛り上がったよ」と教えてくれた。 再び移動し、いわき駅近くで、宣伝車と聖火ランナーの通過を見届けた。東日本大震災から復興半ばの被災地では五輪の発信力に期待をかける市民も多い。沿道に来ていた管野和子さん(68)に声を掛けると、夫を震災で亡くしたという。 「聖火を見て涙が出た」と声を震わせた。ただ宣伝車について聞くと「お祭り騒ぎって感じ。どう受け止めていいか。復興に関するメッセージはなかったですね」と話した。 スタートした東京五輪の聖火リレーを見ようと集まった大勢の人たち =25日、福島県南相馬市で […] 全文
「復興五輪」というけれど…福島で聖火リレースタート、被災者の思い複雑 via 東京新聞
東京五輪の聖火リレーが25日、始まった。初日のコースは、東日本大震災と原発事故で被災した福島県沿岸部。復興が遅れ、まだ誰も住めない地域がある。「復興五輪」の理念に複雑な思いを抱く被災者がいる中、ランナーは未来への願いを込めてトーチをつないだ。一方で、新型コロナウイルス禍での開催を不安視する声も根強い。(小川慎一、片山夏子) 「テレビで見ていたがれきもなくなっていた。何もない所もあったけど、福島が復興しているって伝えたかった」。富岡町の第1走者、中学1年の嶋田晃幸さん(12)は、走り終えて笑顔だった。 東京電力福島第一原発がある大熊町で生まれ育ったが、家族で宮城県に避難して10年になる。「トーチはずっしりしていた。日本の1億人の聖火をつなぐ1人になれたことで、より重く感じた」 大熊町のリレーのコースは、避難指示が解除された西部の大川原地区。沿道では約300人が聖火を見守っていた。武内一司さん(67)もその1人。来月完成する近くの商業施設で、喫茶店を10年ぶりに再開する。 町で1人で暮らし、家族は南相馬市にいる。「前の東京五輪の時はテレビで聖火見て興奮したけど、今回は実感わかねえ。若い人はいねえし、元の町には戻らねえ。復興、簡単じゃねえよな」[…] 「帰りたくても町に帰れない状況を、世界に知ってもらう良い機会。避難先から来てくれた懐かしい顔が、沿道にたくさんあった」。にこやかな渡辺さんが続けた言葉には、力がこもっていた。 「人もいない状態で何が復興だと思うけど、小さな光を見つけていきたい」【関連記事】聖火リレー沿道で「密」あちこちに 会食禁止守らぬランナーも 全文
26市町村28区間維持 聖火リレー 福島県内詳細ルート via 福島民報
新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された東京五輪の聖火リレーについて、県実行委員会は開始百日前の十五日、県内の詳細ルートを発表した。二十六市町村二十八区間を走る従来の計画を維持した。運営の簡素化・効率化のため、通過する自治体の順番やルートを一部変更し、総距離は一・二キロ伸びて計五一・七一キロとなった。聖火リレーは来年三月二十五日にJヴィレッジ(楢葉・広野町)を出発し、二十七日までの三日間、県内を巡る。 県内の実施市町村と通過順は【表】の通り。初日は4区から9区までの順番が変わり、川内村、いわき市、富岡町、葛尾村、双葉町、大熊町の順となる。三日目は4区から6区までが本宮市、須賀川市、田村市の順番。二日目は従来計画と変わらない。 双葉、浪江、猪苗代の三町でルートが変わる。浪江町で約二百メートル、猪苗代町で約一キロ走行距離が伸びる。 各日の最終地点で聖火の到着を祝う「セレブレーション」の会場は延期前と同じ会場に設けた。初日の南相馬市は国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の主会場となる雲雀ケ原祭場地、二日目の会津若松市は鶴ケ城公園市営駐車場、三日目の郡山市は開成山公園自由広場。 続きは26市町村28区間維持 聖火リレー 福島県内詳細ルート
福島での聖火一般公開中止 5月以降の県外展示は未定 via日本経済新聞
[…] 聖火は五輪開催延期を受け、聖火リレーの国内出発地点だったJヴィレッジで2日から30日までの予定で一般公開が始まった。県内での展示は今後行わない。 組織委は5月以降に福島県以外でも聖火を展示することを検討していたが、今後の展示は未定としている。保管場所は非公表。 一般公開された2~7日に計約5400人が見物に訪れた。聖火はランタンにともった状態で、宿泊施設なども備える建物のホールに展示されていた。感染防止対策で来場者にはマスク着用と手指の消毒を求めていた。〔共同〕 全文
五輪聖火 東日本大震災“復興の火” 福島で展示 via NHK News Web
2020年3月24日 17時37分聖火リレー オリンピック 東京オリンピックの延期が検討される中、“復興の火”として東日本大震災の被災地でともされているオリンピックの聖火が、24日から福島県内で展示され、会場には多くの人が詰めかけました。JR福島駅前の広場では午後2時半から“復興の火”を点火する式典が行われ、初めに震災のあった9年前の3月11日に生まれた小学生4人が、聖火の入ったランタンを持って入場し、聖火皿の除幕式を行いました。 そして聖火が聖火皿に移されると、大きな拍手が沸き上がりました。 会場には聖火を一目見ようと多くの人が訪れ、県の担当者などが新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、1メートルずつ間隔を開けて整列するよう呼びかけていました。 さらに近づいて観覧できるのは15秒ほどに制限され、訪れた人は次から次へと入れ代わりながら聖火に近づき写真を撮影していました。 聖火リレーは26日、福島県をスタートする予定ですが、県には、24日午前、大会組織委員会から、ランナーがトーチを持って走る方法では行わないという連絡があったということです。 […]
聖火リレーコース周辺の放射能汚染調査結果 via ちくりん舎
3月3日外国特派員協会にて「東京オリンピック2020聖火リレーコース周辺の放射能汚染調査結果」について記者会見を行いました。 会場には海外メディアの特派員やジャーナリストを中心に35名程度があつまりました。新型コロナ問題でどの程度集まるか心配されたのですが、予想以上の集まりがあり、この問題への関心の高さがうかがわれました。 会見ではちくりん舎の青木から15分程度のプレゼンを行い、また調査の様子を示した動画を紹介しました。その後、ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクトの中村順共同代表からの報告、飯舘村在住で環境や農作物他の放射能測定を継続している伊藤延由氏からの報告がありました。 記者からの質問では、我々の調査の特徴や安倍首相が「復興五輪」と位置付けていることについての見解、オリンピックそのものについての見解など突っ込んだ質問が相次ぎました。 会見で発表したプレゼン資料や記者への配布資料を下記にアップしますのでご参照下さい。 画像 記者会見プレゼン資料 記者用のレジュメ資料はこちら。 聖火リレー調査結果一覧表
福島の聖火出発地で五輪に抗議 「原発事故の被害は続く」 via Yahoo!ニュースJapan (Kyodo)
東京五輪の国内聖火リレー出発地となる福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)周辺で29日、政府が大会の理念として掲げる「復興五輪」に抗議する市民らがデモ行進を行った。参加者たちは「表面的な復興だけを強調するのではなく、原発事故の被害が続く実情を知ってほしい」などと訴えた。 デモには東京電力福島第1原発事故の県外避難者や、被害者団体メンバーら約50人が参加。午前11時ごろから「福島は五輪どころじゃない」などと英語やフランス語、韓国語など計8カ国語で書かれた横断幕やプラカードを持って練り歩いた。 原文
復興五輪のかげで〜聖火リレーが映すもの、映らないもの via OurPlanetTV
「復興五輪」と銘打った東京オリンピック。来月26日、その聖火リレーがスタートする。スタート地点に選ばれたのは、原発事故収束の拠点となった福島県楢葉町のJビレッジ。オリンピック聖火は、事故で強制避難地域となった福島県の町をリレーする。 2011年3月12日、いち早く原発事故の現場に向かったフォトジャーナリスト・豊田直巳が東京オリンピック・聖火リレーのコースを歩いた。そこから浮かぶ「復興五輪」の真相とは。(12分) 豊田直巳(フォトジャーナリスト) イラク・パレスチナなどの戦争・紛争地域やチェルノブイリ原発事故などの現場で取材。また劣化ウラン弾被害や児童労働問題などにも光を当てる。2011年3月12日に、ジャーナリストの仲間とともに原発事故の現場に向かい、以来9年間福島取材を重ねている。 原発事故関連の著書は『百年後を生きる子どもたちへ「帰れないふるさと」の記憶』(農文協)『フォト・ルポルタージュ 福島 「復興」に奪われる村』 (岩波書店)など多数。ドキュメンタリー映画『遺言〜原発さえなければ」(共同監督)の続編にあたる『サマショール 遺言第6章』が2月29日よりロードショー。 『サマショール 遺言第6章』公式サイトhttps://www.yuigon-fukushima.com/ ビデオを観る。