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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 福島第一原子力発電所
福島第一原発 タンクの雨水あふれ放射能漏れたか via Yahoo! ニュース Japan
福島第一原発で、高濃度の汚染土壌を保管しているタンクの蓋がずれ、中にたまった雨水が、外に漏れていたことがわかりました。タンクの保管場所に近い排水溝では、通常よりも高い放射線量が計測されており、東京電力は、タンク内に雨水がたまり、汚染土壌に触れた水が、外に漏れだしたことで、一時的に線量が上がったと分析しています。排水溝は、近くを流れる川に通じており、河口でのモニタリングに異常はありませんでしたが、東京電力は、川や海に放射性物質が漏れた可能性があるとしています。 原文
失敗したら地獄になる…10年を経て明かされた福島第一原発事故の「真実」 via 現代ビジネス
3つの原子炉が相次いでメルトダウンし、原子炉や格納容器を納める原子炉建屋が次々に爆発するという未曾有の原発事故を描いた『福島第一原発事故の「真実」』(小社刊)が大反響を呼んでいる。 NHKメルトダウン取材班は、10年に及ぶ徹底的な調査報道を通じて、東日本壊滅の危機を免れたのは、吉田昌郎・福島第一原発所長らによる決死の消防注水が功を奏したというよりは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強いことを明らかにした。 現代ビジネス、ブルーバックスWebでは、吉田所長が死を覚悟したとされる「2号機の危機」を描いた、同書の6章を全4回の連載で完全公開する。事故発生当時に考えられた事故像を覆す衝撃的な内容は、読むものを震撼せしめるはずだ。 (連載第1回はこちら) 全文
<ふくしまの10年・元牛飼い2人の軌跡>(6)全190頭が死亡し白骨化 via 東京新聞
二〇一一年三月、南相馬市小高区の酪農家、相馬秀一さん(44)は、東京電力福島第一原発事故で全てを奪われた。父親から酪農を引き継いで六年目、飼育牛は五倍近い百九十頭まで増やしたところだった。 事故発生翌日、原発二十キロ圏内に避難指示が出て、圏外の同市原町区に避難。その後は福島市など親戚宅を転々としながら、牛舎に通った。 避難はせいぜい二週間くらいと思っていた。だが、十四日には3号機が水素爆発を起こすなど状況は悪化する一方。自らも爆発音を聞いた。それでも通い続けたが、搾乳されない乳牛は次々と乳房炎などの病気となり、一頭また一頭と死んでいった。 […] 半年後の九月、牛舎を訪ねると、百九十頭全てが死亡し白骨化していた。 「何と言っていいか。とにかく放置できない、何とかしなくてはと思った。仲間と東京の農林水産省に陳情したら『それは環境省(の業務)です』と言われてがっくり。結果的には、冬に片付けてもらえましたが…」 全文
「1度原発で働いたヤツは、原発に帰ってくる」 作業員を離さない、福島1Fの“うま味”とは via 文春オンライン
鈴木 智彦 30年近くヤクザを取材してきたジャーナリストの鈴木智彦氏は、あるとき原発と暴力団には接点があると知った。そして2011年3月11日、東日本大震災が発生し、鈴木氏は福島第一原発(1F)に潜入取材することを決めた。7月中旬、1Fに勤務した様子を『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文春文庫)より、一部を転載する。(全2回の2回目/前編より続く) 東電を本気で批判する作業員は少数 (略) 上会社の責任者は、東電の言う“想定外”という言葉をそのまま繰り返した。 「原発は安全だ。事故は仕方がなかった」 もちろん、細かい部分での不満はたくさん訊いた。が、原発で飯を食っている人間にとって、東電は神様的存在であり、生活を支えてくれる恩人なのだ。3月のようにきわめて線量が高かった時分ならともかく、私が勤務した7月、8月に関していえば、作業員たちの多くはこれまでの人間関係のしがらみ、もしくは金のために現場に出ていたように思う。その点、普通の労働者と変わりはない。 「本当はもう辞めようと思ってたのよ。重機の免許もあるし、二種免も持ってるから、他の仕事に就こうと思ってた。でも社長から電話もらって、金もいいし、今更他の仕事さがすのもしんどいし」(40代の作業員) 彼自身、被災者であり、津波で自宅を失った。20キロ圏内にある地元には帰れないため、とある仮設住宅に入居しているらしい。1Fで勤務しているため、自宅に戻る必要はないが、義援金をもらうため週に1度は仮設住宅に戻らねばならない。これまで国産の大衆車に乗っていた彼は、私が勤務した1カ月後、高級外車に乗り換えた。 (略) 「1度原発で働いたヤツはやっぱり原発に帰ってくる」 (略) 「1度原発で働いたヤツは、なんだかんだいってもやっぱり原発に帰ってくるんだ。もう他では働けない。いまさら野丁場(のちょうば=一般的な建築現場)には戻れない」 同じ現場に配属された下請けの親方の言葉は、原発作業員の心情を端的に表している。 (略) 東電やメーカーは現場の殿様だった たくさんの企業が参加しているため、1Fには東芝のシェルターの他、作業員の拠点がいくつかある。すぐ隣にはカバー作業員用プレハブ休憩所(竹中JV)があり、その反対側の企業センター研修棟、企業センター厚生棟にも2カ所の休憩場所がある。敷地内には正門休憩所をはじめ、野鳥の森近傍休憩所、日立・GE休憩所、海沿いには五洋建設の作業船休憩所、1号機の近くには原子炉建屋カバー工事休憩所、ヘリポート脇のコンテナハウス、旧緊対室休憩所、(汚染)水処理整備制御室・運転員休憩所、免震棟前には、2工区、3・4工区休憩所、5、6号機のサービスビル1階の休憩所は7月1日から緊急医療室として活用されるようになり、24時間態勢で医者が待機していた。私が就職したプラントメーカーより、瓦礫撤去や建物の復旧にあたっている作業員のほうが、きつい労働だったと思う。 が、プラントメーカーの作業員たちは、こうした単純労働者を蔑視していた。自分たちが原発の中心にいるという誇りがあるからだろう。上会社の社員の1人は、敷地内で建築作業の人間をみかけるたび、「この土方が。邪魔なんだよ。どけよ」と暴言を吐いていた。背中に日立のシールを貼っている作業員をみても「おっ、敵だ。邪魔してやろうか」と冗談を飛ばしていたから、単に口が悪いのだろう。ただ、現場には厳然とした階級があった。内部資料を見せられたとき、東電と東芝には“殿”という敬称が付けられていた。実際、東電やメーカーは現場の殿様だった。 (略) 私の上会社では勤務時間の改ざんも行われていた。目撃したのは汚染水貯蔵タンク施工の安全講習が行われた時で、講習自体は午前中で終わった。事務所に戻ってくると、所長は自分の分だけ女性事務員にインスタントラーメンを作らせ、空腹の作業員からブーイングを浴びていた。帰宅できないのは、本日の講習を受け、レポートを提出しなければならないからで、それも1枚の見本を丸写しするという作業だった。2人の若い社員が答案をせっせと丸写しするのをみて、私もそれを手伝った。それも昼過ぎには終了し、所長はプラントメーカーに対する業務報告書を書き始めた。 (略) セシウムスイカとダチョウ狩り 報告書が書き上がる寸前、下請け作業員の1人が冷蔵庫から凍ったスイカを取り出してきた。 「これ、4号機の脇で作ったスイカだ。3号機ではメロンを植えてたな。汚染水はあちこちにいっぱいあっかんね。それで育てた。セシウムスイカだ」 全文は「1度原発で働いたヤツは、原発に帰ってくる」 作業員を離さない、福島1Fの“うま味”とは
福島第一の溶けた核燃料、一時監視できず…作業員が誤って緊急停止ボタン via 讀賣新聞
[…] 誤操作で停止したのは、格納容器から窒素ガスを排出するファン。東電は窒素ガスに混じる放射性物質を調べ、核燃料の状態を確認しているが、ファンが止まってデータを取得できなくなった。 炉心溶融した同原発1~3号機では、核燃料が何らかの理由で再臨界し、水素が発生して爆発するのを防ぐため、窒素ガスを注入して格納容器の水素濃度を下げている。 東電によると、同日午前11時12分頃にファンが停止したが、午後2時30分に監視できる状態に戻った。 全文
福島第1原発1、2号機 排気筒切断を完了 via 福島民友
[…] 29日は23に分けた排気筒の最後のブロックを専用装置で輪切りにし、クレーンで慎重に地面に下ろした。 排気筒は原発事故時、放射性物質を含む蒸気を外部に放出するベントの際に使用された。近接する原子炉建屋とともに、事故を象徴する構造物として残った。 排気筒の下側59メートルは耐震性に問題がないとして当面残し、優先度の高い他の工程を進める。 ◎前例なき作業 地元企業貢献 東京電力福島第1原発で29日に完了した1、2号機共通排気筒の切断は巨大構造物を遠隔操作で解体するという世界に前例を見ない試みだった。主要な廃炉作業を初めて地元企業が請け負い、担当者は「一人一人が重圧を感じた」と振り返る。 請け負ったのは、プラント建設会社エイブル(福島県大熊町)。高難度の工事を大手ゼネコンが軒並み敬遠する中、同社だけが手を挙げた。 「(第1原発廃炉は)地元のことであり、できることなら自分たちの手で成し遂げたかった」。プロジェクトを統括した岡井勇さん(52)が受注当時の心境を明かす。 作業を困難にした一因が高い放射線量だ。排気筒に近づけず、作業員は200メートル離れたバスの中から解体装置を操作した。 作業は天候や風に左右される上、装置トラブルにも度々見舞われた。2日で終わるはずだった最初の切断は実に1カ月を要した。 「なぜうまく切れないんだ」。現場責任者の佐藤哲男さん(46)は悩んだ。 ミシンのように間隔を空けて進んでは戻る独自の切断法を考案し、解体装置の歯も数種類を試した。「成功した時も徹底的に振り返った」と言う。 交代制で1日24時間取り組んだ作業は「常に闘っている感覚」(岡井さん)だった。予定より4カ月遅れとなったが、後半はペースを上げて無災害で9カ月間の工期を終えた。 「地元企業も廃炉に貢献できる」。岡井さんは手応えを口にしながら「工程はまだまだ続く。他の地元企業と一緒に進めていく先に本当の福島の復興があると思う」と述べた。 全文
今も収束していない福島原発事故~再爆発防止の応急措置が続く(前)via Net-IB News
元京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章 氏 もはや過去の出来事のように言われている福島第1原発事故。しかし今でも収束しておらず、これ以上爆発が起こることを防ぐ「応急措置」が続いている。今、福島原発では何が起こっているのか。断片的にしか情報が伝えられていない放射能汚染の実態とは。これから日本はどうしていくべきなのか。福島原発事故の全貌と今後の展望を、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏に聞いた。 水で冷やし続けてかろうじてしのぐ福島原発 […] 原子力発電を止めても原子炉を水で冷やし続けなければ、放射性残留物は発熱し続けます。原発が発電のためにつくる約300万kWの熱のうち約21万kWは放射性残留物が出す熱から発電されているほど、熱は強力なのですね。ストーブの熱を1kWとすると、ストーブ約21万台分といえばわかりやすいでしょうか。 震災が起こるまでの原発は、電力ポンプを使って原子炉を水で冷やし、熱を制御していました。しかし、地震と津波で原発すべてが停電しました。非常時に電気を届けるはずだった外部送電線も地震で壊れ、電気が届きませんでした。原発は電気をつくる設備だからと、非常用発電機も30分以上停電することはないという想定で準備されていたのです。 停電が続いたため、電力ポンプで水を回して原子炉を冷やすことができなくなりました。放射性残留物から発生した熱で原子炉圧力容器の核燃料が約2,800℃を超えて溶け、鋼鉄製の原子炉圧力容器も1,400~1,500℃で溶けてメルトダウンしました。 […] 全文
今も収束していない福島原発事故~再爆発防止の応急措置が続く(中)via Net IB News
元京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章 氏 チェルノブイリのように石棺で封じ込めるしかない 小出 廃炉にするために、原子炉格納容器に水を溜めて強すぎる放射線を水で遮り、溶け落ちた核燃料をつかみ出す方法が検討されています。しかし格納容器そのものが壊れていて水が漏れており、いくら水を入れても格納容器に水が溜まりません。破れている穴を修理するにも放射能が強すぎて調べられず、9年経ってもどこが壊れているのかわかっていないのではないでしょうか。 上から取り出す方法は技術的に難しく、格納容器の横に穴を開けて核燃料を取り出す方法が今は最有力です(図2)。しかしそうすると膨大な被爆作業になり、30~40年経っても横から溶け落ちた核燃料を取り出すことはできないと考えています。 溶け落ちた燃料を取り出すため、作業ロボットの開発も進められてきました。ロボットが動くプログラムを載せたICチップは放射線に弱く、強い放射線を受けると指示通りに動かなくなります。いまだに現場作業までたどり着けていません。ロボット作業ができないことも、作業が進まない原因です。 4号機は、使用済燃料プールから核燃料を移していますが、1~3号機の使用済燃料プールはいつ崩壊するかわからない状況です。今より深刻な汚染が起こるリスクがあるため、使用済燃料を早く安全なプールに移すことが必要ですが、1~3号機はほとんど手がつけられていません(表1) 「絶対壊れない」想定から「想定外」事故に ――なぜ想定外の事故が起こったのでしょうか。 […] 発電所がすべて停電し、原子炉格納容器が壊れるケースまでを想定すると、原子力発電所はできなかったからではないでしょうか。一方で、やはり事故が起こるとリスクがあることがわかっていたから、電力大消費地の首都圏から離れた場所に建設しています。 太平洋戦争でも、戦争に勝てると考えている人ばかりではなかったでしょう。原子力発電も、なかには危険性に気づいていた人もいたかもしれません。しかし国がレールを敷いて流れがつくられると、太平洋戦争のようにほとんどの人は抵抗できないのだと感じました。 (つづく) 【石井 ゆかり】 全文
「福島第一原発3号機は核爆発だった」原発設計技術者が東電、政府を批判 via AERAdot.
[…] 福島第一原発の事故では1、3、4号機が水素爆発を起こし、大量の放射性物質が大気中に拡散した。だが、3号機は核爆発だったのではないかとの疑惑がある。実際、3号機が爆発した瞬間には黒煙が舞い上がり、白煙が立ち上った1号機とは様相が違った。 「3号機で核爆発が起きた」と主張する原発技術者は何人かいる。そのなかで最も詳しく解説しているのが、三菱重工業で原発の設計技術者を務めた藤原節男氏(70)だ。 「3号機の爆発では原子炉建屋南側で一瞬オレンジ色に光り、黒いキノコ雲状の煙が上空600メートルまで立ち上りました。これは温度が1万度以上の高温になる核爆発の特徴です。大きな被害が出なかったのは、爆発の規模が原爆の1万分の1から10万分の1程度と小さかったからです」 藤原氏は3号機が核爆発した証拠として13個の根拠を挙げている。以下が主なものだ。 ・屋根フレームの鉄骨が飴細工のように曲がった。爆発で建屋のスレート屋根が吹き飛び、圧力が外部に逃げたにもかかわらず曲がっているのは、核爆発で局所的に超高温部が発生したために起きた現象。 ・使用済み燃料プールのある建屋南部を中心に屋根が破壊された。水素爆発なら最上階の5階に充満した水素が爆発するため、屋根はある程度均等に破壊される。 ・5階の床付近に置かれていたクレーン用モーターなど大型瓦礫(がれき)がキノコ雲から落下したようだ。5階空間での水素爆発なら、5階の床付近に置かれたものを上空高く吹き飛ばすことはできない。 ・プルトニウムが福島県飯舘村や米国まで飛散しているが、これは使用済み燃料プールの燃料の金属成分が蒸発したもの。水素爆発ならプルトニウムの発生源は格納容器内の炉心溶融物(コリウム)に限定されるが、その場合のプルトニウムは二酸化物のままの状態を保っていることから蒸発飛散しない。 […] 全文
IAEA事務局長が来週訪日 福島原発を視察へ via NHK News Web
外務省は、IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長が就任後初めて来週、日本を訪問すると発表し、福島第一原子力発電所を視察するほか、茂木外務大臣らと会談し北朝鮮の核問題やイランの核合意への対応などをめぐって意見が交わされる見通しです。 アルゼンチン出身のグロッシ氏は、病死した天野之弥氏の後任として去年12月、IAEAの事務局長に就任しました。 外務省は、グロッシ事務局長が就任後初めて今月24日から28日までの日程でtを訪問すると発表しました。 グロッシ事務局長は、25日には茂木外務大臣や梶山経済産業大臣らと会談し北朝鮮の核問題やイランの核合意への対応のほか、日本とIAEAの協力関係の強化をめぐって意見が交わされる見通しです。 そして翌26日には、福島第一原子力発電所を視察し、原発にたまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含んだ水の処分など今後の日本側の対応を聞くものとみられます。 続きはIAEA事務局長が来週訪日 福島原発を視察へ