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Tag Archives: 甲状腺がん
原発事故賠償の時効延長、特例法が成立 via 朝日新聞
東京電力が民法上の時効を理由に福島第一原発事故の損害賠償に応じないことを防ぐため、今回の原発事故の被害に限り、時効を3年から10年に延ばす特例法が4日、参院本会議で成立した。少なくとも2021年3月11日までは、時効で賠償を受けられなくなる可能性がなくなる。月内にも公布、施行される。 また、不法行為の時から20年が過ぎると損害賠償を求める権利がなくなる民法の「除斥期間」についても、今回の原発事故に限り「損害が生じた時から20年」とし、甲状腺がんなど、一定期間を経てから現れる損害に対応できるようにする。 続きは原発事故賠償の時効延長、特例法が成立
甲状腺がん「地域差見られず」via NHK News Web
(抜粋) 原発事故で放出された放射性物質は甲状腺に蓄積してがんを引き起こすおそれがあるとされ、福島県は、事故当時18歳以下だったおよそ36万人を対象に検査を進めています。 12日開かれた「県民健康管理調査」の検討委員会で、県立医科大学の担当者は、これまでの検査でがんがみつかったり、がんが疑われる子どもが59人にのぼることを明らかにしました。 これについて、政府が避難指示を出すなどした原発周辺の13の自治体と、福島市や郡山市などそのほかの13の自治体を比較すると、がんやがんの疑いのある 子どもの割合はいずれも全体の0.03パーセントで、担当者は、これまでの検査結果からは、地域によって大きな差はみられないとしています。 一方、甲状腺がんは通常、自覚症状が出てから検査を受けるケースがほどんどで、今回のように症状の有無に関わらず実施した検査の統計は過去にありません。 このため、調査を行った県や県立医科大学では、これまでにがんのみつかった子どもの数について、「原発事故が影響したものかどうか判断ができない」としています。 全文は甲状腺がん「地域差見られず」 関連記事:Thyroid cancers up in Fukushima via The Japan Times
甲状腺がん、8人増え26人に 福島原発事故の影響否定 via 47 News
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」検討委員会が12日、福島市で開かれた。甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは、前回8月の18人から8人増え26人になった。「がんの疑い」は32人(前回は25人)。 検討委の星北斗座長は記者会見で「現時点で、甲状腺がんが原発事故の影響で明らかに増えているわけではないと理解している」と述べた。 続きは甲状腺がん、8人増え26人に 福島原発事故の影響否定
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Tagged エネルギー政策, 健康, 星北斗, 東京電力, 東日本大震災・福島原発, 甲状腺がん, 県民健康管理調査検討委員会, 被ばく
Comments Off on 甲状腺がん、8人増え26人に 福島原発事故の影響否定 via 47 News
原発事故との因果関係は? 福島で増え続ける子供の甲状腺がんの実態 via 週プレNEWS
(抜粋) 8月20日、福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会の席で2012年度の検査結果の中間報告がされ、前回6月には12人だった甲状腺がんと確定診断された子供の数が、今回、新たに6人増えて計18人になってしまった。 この人数が意味するものは、いったいなんなのか。「ふくしま集団疎開裁判」の弁護人を務める弁護士の井戸謙一氏がこう話す。 「子供の甲状腺がんの罹患(りかん)率は、100万人に1人といわれています。ですが、福島県の人口が約200万人、そのうち今回の調査の対象と なっている子供たちは約36万人です。これだけ見ても明らかに人数が多く、何か異変が起きていると判断するのが普通の考え方ではないでしょうか」 ところが、検討委員会の席上で、調査の主体となっている福島県立医大の鈴木眞一教授は、甲状腺がんはゆっくり大きくなるのが特徴であり、診断確定し た人のがんの大きさから、「2、3年以内にできたものではないと考えられる」と話し、これまで一貫して原発事故と18人の甲状腺がんとの関連を否定してい る。 「県民の健康への不安解消」を目的に掲げる県民健康管理調査だが、子を持つ母親たちからはその調査の進め方に疑問の声が上がっている。 「検査を受けても、その場では一切、検査結果を教えてくれないんです。しばらくして2次検査の必要があるかどうかの通知が送られてくるだけ。一般の 医療機関で甲状腺の検査を受けると、例えば、しこりがあった場合には、その場で大きさも教えてくれるのに」(福島市在住の2児の母) 前出の井戸弁護士は、調査結果報告そのものにも不信感を募らせている。 「今回は2012年度の調査結果の中間報告が出たわけですが、これによると、2次検査が必要だと言われた子供が953人いて、そのうち『悪性ないし 悪性疑い』が30人と発表しています。しかし、調査報告書の資料を詳しく見てみると、953人の2次検査対象者のうち、実際に2次検査が終わっている子供 は594人なんです。つまり、まだ2次検査を受けていない子供たちが359人もいるわけです。統計的に見ても、そのなかから『悪性ないし悪性疑い』は出る と考えられます」 (略) 18人の子供が甲状腺がんにかかっているということが、すでにショッキングな事実であるのに、その数倍の子供たちに不幸な診断が下される可能性がある……。 この現実を福島の人たちはどう受け止めているのか。 「子供がいる親御さんでも、意識の高い人は危機感を持って受け止めていました。『ウチの子は今回はセーフだったけど、次はわからない』と。つい最近 になって神戸に引っ越した家族もいます。その家のお父さんは移住に否定的だったのですが、子供への影響があるとわかって意を決したそうです。でも、『気に はなるけども、仕方ないから』という人も多い。特に50代、60代にもなると、『もうダメだばい』とあきらめていますよ」(郡山市在住の50代主婦) もっと大きく騒がれてもいいはずの今回の調査結果報告だが、テレビや新聞での扱いは小さく、なかなか一般の目には留まらない。 注意を喚起するには、さらに大きな不幸が必要なのだろうか。 (取材・文/頓所直人) 全文は原発事故との因果関係は? 福島で増え続ける子供の甲状腺がんの実態
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Tagged 健康, 東日本大震災・福島原発, 甲状腺がん, 被ばく
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福島県で子ども18人が甲状腺がん。原発事故を受けた検査で確定。専門家が検証へ via ジョルダンニュース
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下だった子どもを対象に実施している甲状腺検査で、18人が甲状腺がんと確定したことが分かった。 6月の発表から6人増えた。福島市で同日開かれた「県民健康管理調査」検討委員会で、県が明らかにした。検討委は「原発事故の影響があるとは思っていな い」としている。 県によると、2011年度の検査で2人、12年度に4人が新たに甲状腺がんと確認された。他に両年度で25人が「疑いがある」とされた。 甲状腺検査の対象は約36万人。これまでに約21万7000人が受診した。 続きは福島県で子ども18人が甲状腺がん。原発事故を受けた検査で確定。専門家が検証へ 当サイト既出関連記事:18 Thyroid Cancer Cases Confirmed in Fukushima Children: Preliminary Results of FY2011-2013 Thyroid Ultrasound Examination via Fukushima Voice
甲状腺がん頻度3県で継続調査へ 福島原発事故の影響探る via 47 News
東京電力福島第1原発事故による子どもの健康への影響を調べるため、環境省は15日までに、青森、山梨、長崎3 県での甲状腺調査を継続することを決めた。福島県では事故後の調査で甲状腺がんと確定した子どもが12人に上るが、事故の影響がない3県で甲状腺がんの発 生頻度を調べ、福島県での割合が高いかどうかの判断材料にする考え。 福島県の「県民健康管理調査」では、従来考えられていたよりも高い割合で甲状腺がんが見つかっている。 続きは甲状腺がん頻度3県で継続調査へ 福島原発事故の影響探る
「チョウの60%に異常が…」研究者が危惧する福島の異変 via 女性自身
(抜粋) 福島県では’11年度に0歳から18歳までの子どもたち3万8,114人を検診したところ、3人の甲状腺がん患者と、7人の疑いのある子どもがいたことを発表した。100万人に1人といわれる小児甲状腺がん。単純比較して262倍の発生率となる。 調査に当たった医師は、「チェルノブイリ事故のケースでは最低でも事故から4〜5年後に甲状腺がんが発生したことから、今回の被ばくの影響は考えにくい。精度の高い検査をしたために、高い頻度で甲状腺がんが見つかった」と会見で説明した。 だが、岡山大学大学院の環境学研究科教授の医学博士・津田敏秀先生はこの説明に異論を唱える。 「あたかも10年、20年後に見つかるような潜在的ながんを早期発見したと説明しています。しかし、今回断定された3例の甲状腺がんは、発見以降、経過を見て、がんが大きくなってしまったから、手術をしたもの。大人になって発症したものとはいえません」 (略) 不安を持つのは母親ばかりではない。さまざまな生物にもその影響が現れている。5,940頭の、チョウの研究にあたった琉球大学理学部准教授の大瀧 丈二先生は、事故の2カ月後に、福島県を訪れた。つくば、水戸、福島市、線量が高い本宮市、広野町などで144匹のヤマトシジミというチョウを採取。そし て、採取地ごとに沖縄で管理した。注目したのは子ども世代の異常が顕著だったことだ。 「目の陥没、羽が折れ曲がっている、触覚の片側が短いなどの異常がありました。広野町で採取したチョウの異常率は十数%で、9月に採取したチョウの 子ども世代の異常率は全体で約60%でした。海外メディアはこの研究を取り上げましたが、日本ではほとんど報道されません」(大瀧先生) 全文は「チョウの60%に異常が…」研究者が危惧する福島の異変 当サイトに2012年8月12日付けで掲載した以下の記事は掲載元から削除されています。 チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か-琉球大 via 時事ドットコム 英文記事はこちらです。 The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly via Scientific Reports (英文)
甲状腺がん 確定12人に 福島県民18歳以下 via msn. 産経ニュース
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、18歳以下で1次検査の結果が確定した約17万4千人のうち、甲状腺がんの診断が「確定」した人が新たに9人増え12人になったことが4日、関係者への取材で分かった。 (略) 福島県立医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが事故の4~5年後以降だったとして「放射線の影響は考えられない」と説明している。 全文は甲状腺がん 確定12人に 福島県民18歳以下
甲状腺がん10万人に2~3人 東京でも内部被ばくの影響 via 47 News
東京電力福島第1原発の事故後1年間に摂取した飲食物による内部被ばくで、都内に住む乳幼児の場合、10万人当たり2~3人の確率で一生のうちに甲状腺がんになるとの推計を、東京大の研究チームが12日発表した。 (略) チームの村上道夫特任講師は「外部被ばくより影響は小さいが、がんの確率が高いか低いかは、人によって受け止め方が違うだろう」と話している。 がんの確率はディーゼル車の排ガスの影響より低いが、シックハウス症候群の原因物質のホルムアルデヒドや、ダイオキシン類より高い。 全文は甲状腺がん10万人に2~3人 東京でも内部被ばくの影響
「さよなら原発ベルリン」での Thomas Dersee(トーマス・デルゼー)氏の演説 via 無限遠点
放射線防護専門誌「放射線テレックス」を発行(去年は日本を訪れ市民測定グループを支援して、その報告を放射線テレックスでも発表、その報告の拙訳は 2012年12月に当ブログに掲載)しているThomas Dersee(トーマス・デルゼー)氏が、2013年3月9日にベルリンで行われた「さよなら原発ベルリン」のデモで短い演説を行ったが、その際通訳する 光栄に恵まれた。短い中に公共のモニタリングポストをめぐる問題や児童の甲状腺異常、除染など、今日本が抱える問題とともに、暖かいメッセージがこめられ ているのでここに発表したい。ベルリンでのデモの様子については、ベルリン在住のジャーナリスト梶村太一郎氏のブログをご覧ください(http://tkajimura.blogspot.de/)(ゆう) お集まりの皆様、友人の方々 […] このモニタリングポストが出す測 定結果は、WHO世界保健機関などの国際的な機関に提出されます。これを受けてWHOは先週、「日本国内外の一般市民に対して予測されるリスクは少なく、 ガン発生率が目に見えて増加するとは考えられない」という声明を出しています。「線量がもっと高い地域に限り、わずかながら増加が予測される」、そうも 言っています。 しかし、WHOの人たちももちろん馬鹿ではありません。彼らだって、その測定線量が正しくないことは知っているのです。でもどうしてこんな汚い手口を使うのでしょうか? 日本の市民を安心させようという 魂胆だって、そこにはあるのかもしれません。しかし、彼らがこのようなメッセージを届けたい本命の相手は実は、海外にいる私たちのような人間なのです。彼 らは、私たちにこそ信じさせたいのです、原子炉事故があったがそんなにひどいことはない、そんなに急いで原発を止める必要はない、とそう思わせたいので す。たとえドイツやフランスでこのような原発の事故が起きたとしても、どうにかなる、と、そう言いたいのです。 日本の人々には、事実はもっと はっきりしています。事故が起きてから2年経つ今も、16万人以上の人々が、避難所、仮設住宅などで暮らしています。この人たちのほとんどが、高線量地域 からの避難民です。昨年は甲状腺の検査が約8万人の児童・若者を対象に行われましたが、そのうち、40%以上で甲状腺の異常が見つかっています。そして今 まで検査を受けた子供たちの数は、まだ半分にも満たないのです。 […] また、多大な労力とお金が、生活 環境を除染する作業に費やされていますが、これはやってもやっても終わりのない作業です。周りを取り囲んでいる山や森から、どんどん新しい放射性物質が住 宅地域に舞い落ちてくるのですから。それに、放射性物質に汚染された土はどこに持って行けばいいのでしょうか?除染作業をしても、放射能を別の場所に移動 するだけであって、なくすことはできないのです。 […] 現在では、100以上の市民イニ シアチブグループが独自の測定器を備えるまでになりました。彼らは、食べ物を通じて放射性同位体を体内に取り込むのを少しでも低く抑えられるようにと、食 品の放射線汚染を測定しています。または各地での除染の試みをチェックし、人体軟組織の等価線量やホールボディカウンターによる全身の被ばく線量などを測 定しています。そして彼らは、高線量の地域から子供たちを一時的にずっと南の方や北の方に疎開させる企画なども組織しています。 日本にこれだけ自分たちの意志で 行動している人たちがいるというだけで、私には希望がわき、状況はひどくてもこれなら大丈夫だろう、と思えるのです。この市民たちは、できる限りの支援が 与えられて当然です。私たちは、募金という形で支援することができます。そしてことにドイツでは、原子力などなくても平気だ、ということを示していかなけ ればいけません。 御拝聴、ありがとうございました。 全文は 「さよなら原発ベルリン」での Thomas Dersee(トーマス・デルゼー)氏の演説 関連記事 Ansprache von … Continue reading