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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 放射線影響研究所 (放影研)
広島大学・原医研の実験棟が完成 被ばく医療の人材を育成 via msn. news
原爆が人体に及ぼす影響の解明などを研究する実験棟が完成です。 完成した原爆放射線医科学研究所の施設には、放射線の測定や除染ができる施設を完備。 原発災害など被ばく医療にあたる人材を育成します。 また、低線量被ばくが人体に及ぼす影響などの研究や原爆関連文献のデジタル化などを進めます。 (略) 放影研の移転問題に対しては、「来ることになれば共同研究もこの中で行われる可能性が極めて高い」としています。 全文は広島大学・原医研の実験棟が完成 被ばく医療の人材を育成
【ヒロシマの空白】被爆の線引き<中>失われた機会 入市被爆、詳細調査なくvia中国新聞
▽ABCCは影響を否定 原爆投下国の米国が1947年、放射線の人体影響を調べるため占領下の広島に設置した原爆傷害調査委員会(ABCC)。線量に応じたがんの増加などを追跡する大規模調査は後継の放射線影響研究所(放影研、広島市南区)に引き継がれ、世界の放射線防護の基礎となっている。そのABCCで52、53年ごろ、入市被爆の調査が試みられていた。 45年8月6日の原爆投下直後から、救護活動や人捜しのため、多くの人が郊外から市中心部を目指した。原爆さく裂の瞬間に大量の放射線にさらされたわけではないのに「直接被爆者に似た症状が出た、という話が聞こえていた。それなら調べてみようと」。ABCCで調査を担った医師の玉垣秀也さん(98)=佐伯区=は経緯を語る。 米国は戦後間もない広島での放射線の測定結果などを根拠に、公式には残留放射線による健康影響を否定していた。しかし県内の市町村や消防、医師に情報を求めると、300人以上の症例が寄せられた。 ■急性症状を確認 特に症状が目立つ約40人の診察や聞き取りのため、ABCCの四駆で山間部を回った。少なくとも2人が脱毛や血便、紫斑など典型的な急性症状を示し、数カ月後に死亡していた。歯茎からの出血などがあった人もいた。「入市被爆の影響は、あるはずだ」。玉垣さんは確信した。しかし、調査が継続されることはなかった。 なぜなのか。経過の一端が、奈良大の高橋博子教授が米科学アカデミーなどで入手した文書に記録されていた。ABCCに52~58年に在籍し、生物統計部長を務めたウッドベリー博士による報告書である。 それによると、玉垣さんたちの予備調査を受け、53年12月に研究計画「残留放射線の影響」が承認されたものの「他の仕事の圧迫や調査員の不足」で実現しなかった。ウッドベリー氏は、症状が残留放射線によるのか否かを明らかにするには「より詳細な調査が必要」と締めくくっていた。 玉垣さん自身も米原子力委員会の科学者に調査結果を伝えたが、「伝染病では」と退けられたという。高橋教授は別の資料から、ABCCが同時期に広島逓信病院(中区)からも入市被爆者の症例情報を得ていたと指摘。「米側も関心はあったはず。だが残留放射線の影響を否定している立場から、都合が悪いデータだとの意識が働いた可能性もある」と推測する。 ■変わらない見解 ABCCは75年、日米共同運営の放影研に組織替えした。現在も、残留放射線は「被爆者全体のリスクを考える上では、影響を無視できるほど少ない」との見解だ。[…] 医師たちは入市者の診察で何を見たのか。47~54年にABCCに勤め、調査に関わったもう1人の医師、武島晃爾さん(2007年に90歳で死去)の情報を求めて東広島市の病院を訪ねると、現院長の長男裕爾さん(56)が迎えてくれた。 「寝る間を惜しんで研究したそうです」。県庁勤務の弟徹之さんは被爆死し、姉アヤメさん(15年に101歳で死去)は弟を捜しに入市した。「姉のためにも影響を明らかにしたかったのでは」と父の胸中を推し量る。 ウッドベリー博士の報告書には、武島さんが53年4月、当時のABCC所長に宛てた報告が添えられている。「残留放射線のせいだとはもちろん言えないが、いくつかの症状は放射線障害とよく一致する」。組織の公式見解と、ヒロシマの医師としての実感。二つのはざまでの葛藤がにじむ。(明知隼二) 全文
広島の放影研移転調査費を計上へ 長崎は被爆体験者援護拡充を検討 via 東京新聞
老朽化が進む放射線影響研究所(放影研)の広島研究所について、厚生労働省が移転に向けた調査費を来年度予算案に盛り込む方向で検討していることが2日、関係者への取材で分かった。広島市が長年要望し、自民党の議員連盟もこうした内容を含む要請を申し入れていた。安倍晋三首相が原爆の日の8月6日に広島市を訪問した際に説明する。 厚労省は、長崎に関しても、国が指定した被爆地域外で原爆に遭ったものの、被爆者健康手帳を受けられない「被爆体験者」への医療費助成制度の拡充も検討している。 […] 全文
10歳未満で被爆した人、甲状腺結節の恐れ高く 放影研調査via 朝日新聞
【大隈崇】 放射線影響研究所は2日、10歳未満の時に被爆した人は、被爆していない人に比べて甲状腺に結節(しこり)ができる恐れが高いとの調査結果を発表した。甲状腺結節の大半は良性だが、悪性(甲状腺がん)も1割ほど含まれるとされる。調査では、被曝(ひばく)線量が高いほど結節ができる割合が高く、被爆時の年齢が低いほど放射線の影響が大きいことが明らかになったという。 同研究所は2007~11年、被爆時に10歳未満で甲状腺被曝線量が推定されている2668人(平均年齢68・2歳)を調査した。10ミリ以上の甲状腺結節ができていた人が470人おり、このうち7・1%は原爆の放射線の影響だと考えられるという。1シーベルトの放射線を浴びていた場合(目安として広島の爆心地から1・1キロ、長崎で1・2キロほどの屋外被爆に相当)、結節の有病率は被爆していない人の2・65倍になった。 もっと読む。
アメリカによる内部被曝隠しと放射線影響研究所via 明日に向けて
「知られざる放射線研究機関 ABCC/放影研」の書き起こしより。 そんな放影研に福島県郡山市から依頼があった。大久保利晃(としてる)理 事長が、市の健康管理アドバイザーとして招かれたのだ。専門的な知識を期 待されてのことだった。 「放射線に被ばくすればするほど、ガンは増えます。これは逆に。だんだん だんだん減らしていったときにどうなるのか。本当にゼロに近いところでも ごくわずかに増えるのか増えないのか。これが一つの問題です。」 「本家本元、広島の研究では増えたのか増えてないのかということは統計学 的に証明できてないです。」(大久保氏の福島での集会レクチャーより) 実は放影研のデータは、福島ではそのまま活用できない。放影研が調査して きたのは、原爆が爆発した瞬間、身体の表面に高線量の放射線を浴びる外部 被曝だ。福島で今、起きていることはこれとは異なる。放射性物質が呼吸や 食べ物から身体の中に取り込まれ、放射線を放ち、細胞を傷つける、内部被 曝だ。 […] 放射線の人体への影響を60年以上調べている放影研だが、実は内部被曝のデー タはないという。しかし言うまでもなく内部被曝は原爆投下でもおきた。爆発 で巻き上げられた放射性物質やすすがキノコ雲となりやがて放射性物質を含ん だ雨を降らせた。この黒い雨で汚染された水や食べ物で、内部被曝が起きたと 考えられている。 「黒い雨の方は、これは当然、上から落ちてきた放射性物質が周りにあって被 曝するのですから、今の福島とまったく同じですよね。それは当然あると思う のですよ。それについては実は、黒い雨がたくさん降ったところについては、 調査の対象の外なんですよ。」(大久保氏談) […] だがABCCが内部被曝の調査に着手していたことが、私たちの取材でわかった。 それを裏付ける内部文章がアメリカに眠っていた。 「1953年にウッドベリー氏が書いた未発表の報告書です。」(公文書館員談) ローウェル・ウッドベリー氏はABCCの当時の生物統計部長だ。報告書には広島 の地図が添えられ、内部被曝の原因となった黒い雨の範囲が線で書かれている。 ウッドベリー氏は、黒い雨の本格的な調査を主張していた。 「原爆が爆発したときの放射線をほとんどまたは全く浴びていない人たちに被 曝の症状が見られる。放射線に敏感な人が、黒い雨による放射性物質で発症し た可能性と、単に衛生状態の悪化で発症した可能性がある。どちらの可能性が 正しいか確かめるために、もっと詳しく調査すべきだ」(ウッドベリー報告書) […] 玉垣秀也氏は、医師の国家試験に合格したあと、ABCCに入った。黒い雨を含め、 原爆投下後も残った放射性物質、残留放射能の調査を命じられた。玉垣氏は、 原爆投下後に広島に入った救助隊員40人を調べた。5人に深刻な症状を確認し、 うち2人はすでに死亡していたという。 … Continue reading
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Tagged ABCC, Lowell Woodbury, ローウェル・ウッドベリー, 健康, 内部被曝, 大久保利晃, 大滝慈, 広島・長崎, 放射線影響研究所 (放影研), 東日本大震災・福島原発, 玉垣秀也
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