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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 女川原発
再稼働目指す女川原発の審査結果 来月初めごろまでに示す方針 via NHK News Web
東北電力が再稼働を目指している宮城県の女川原子力発電所2号機について原子力規制委員会は13日、現在行っている審査の結果を来月初めごろまでに示す方針を明らかにしました。審査に合格すると東日本大震災で被災した原発では茨城県の東海第二原発に次いで2例目となります。 東北電力は東日本大震災から2年後の平成25年、女川原発2号機について、再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請しました。 そして、これまでに地震や津波の想定や重大事故への対策などが議論され、ことし9月に主な審議を終了していました。 これについて13日、規制委員会の更田豊志委員長は会見の中で、審査の結果を審査書案にまとめ来月初めごろまでに示す方針を明らかにしました。 仮に審査に合格すると、東日本大震災で被災した太平洋側の原発では茨城県にある東海第二原発に次いで2例目となります。 ただし、実際に再稼働するかどうかは審査以外に地元自治体の了解なども必要となり、現時点では具体的な見通しはたっていません。 (略) 女川原発は2号機のほかに2つの原子炉があり、1号機はすでに廃炉が決定しています。 3号機については2号機と同様、東北電力は再稼働させたい考えで、今後、審査の申請を検討しています。 全文は再稼働目指す女川原発の審査結果 来月初めごろまでに示す方針
県民投票条例案は否決via NHK東北NEWS WEB
宮城県議会の本会議で、東北電力女川原発2号機の再稼働の是非を問う県民投票条例案が採決され、自民・公明両党などの反対多数で否決されました。これにより、県民投票は実施されないことになりました。 女川原発2号機をめぐっては、市民グループが再稼働の是非を問う県民投票を求めて、地方自治法で必要とされる有権者数のおよそ3倍にあたる11万人あまりの署名を集めて、県民投票条例案の直接請求を行い、県議会で審議が続けられてきました。15日は本会議が開かれ、賛成、反対それぞれの立場から討論が行われました。このうち、旧民進党系の議員は、賛成の立場から、「県民投票は議会を否定するものではなく、間接民主制を補完する最良の選択だ」と述べました。これに対し、自民党の議員は、反対の立場から、「原発の再稼働に賛成か反対かの二者択一では、県民のさまざまな思いを受け止めきれない」と述べました。そして、採決の結果、自民・公明両党などの反対多数で否決されました。原発ゼロ社会の実現が持論の自民党の1人は、採決前に退席しました。東日本大震災のあと、原発が立地する東北の被災地で初めて、原発再稼働の是非を問う住民投票の条例案が提出されましたが、県民投票は実施されないことになりました。 […] 自民党の藤倉知格議員は採決を退席しました。その理由について「賛成、反対の二択では県民の多様な本音をくみ取ることは不可能で、三択論を提案したが、議論のテーマにすらならず残念だ。賛成、反対の立場を取ることができず、断腸の思いだったが、信念を貫き通すため、退席した」と述べました。 旧民進党系会派の藤原範典会長は、「11万を超える人の思いを無駄にしないよう努力したが、実現できず深く反省している。原発の再稼働は生活に直結する課題であり、多くの人が不安を感じているということを議会が真摯に受け止めることができず、残念だ」と述べました。 原発が立地する女川町で話を聞きました。60代の女性は、「県民投票をした方がいいかはなんとも言えない。親族が原発関係で働いているので、県民投票があれば再稼働に賛成するが、安全性を心配する人の気持ちもわかるので複雑だ」と話していました。30代の男性は、「与党の議員が反対に回ったこともまた民意だ。村井知事には再稼働に向けて動いてもらいたい」と話していました。 仙台市でも話を聞きました。青葉区の30代の男性は、「県民投票をする機会があった方が良かった。議会だけで判断するよりも、直接住民の意見を聞いてほしかった」と話していました。また、青葉区の70代女性は、「沖縄県名護市の辺野古沖の埋め立ての例を見ても、住民投票をしたとしても政治の動きは変わらないので、やっても無駄だと思う」と話していました。青葉区の50代女性は、「県民投票をしないという判断をしたのであれば、議員の方々には、今後、県民の意見をしっかり聞いて議会に反映するように、きちんと仕事をしてもらいたい」と話していました。 全文
<女川原発1号機廃炉>脱原発活動に長年関わる2人「その先は」不安視 via 河北新報
[…] ◎遅い判断、課題は山積/親子2代で脱原発 女川町議・阿部美紀子さん(66) 女川町議の阿部美紀子さん(66)は、父宗悦さん(2012年死去)と親子2代で脱原発を訴えてきた。「遅すぎる判断。2、3号機もある。父への良い報告とはまだ言えない」と厳しい表情を浮かべた。 町議会が原発誘致計画を認めた1967年、宗悦さんは地元の漁業者らと「原発設置反対女川同盟会」を結成した。69年には隣接する旧牡鹿、雄勝両町の住民らと期成同盟をつくり、反対運動の先頭を走り続けた。71年に町議に初当選し、2007年まで通算8期務めた。 「原発は百害あって一理なし」。口癖のように言っていた宗悦さんの背中を見て育った。反原発運動に参加し、宗悦さんが原告団長を務めた差し止め訴訟にも加わった。 11年の東日本大震災の津波で自宅を失った。親戚宅や避難所を転々とする間も思いは揺るがなかった。その年の4月下旬、がれきに埋まった自宅跡地に父娘で足を運ぶと、泥だらけのもも引きが目に入った。「全ての原発 廃炉に」。ペンで大きく書いて掲げた。 11年11月の町議選。阿部さんは告示1週間前に立候補を決めた。人前に出るのは苦手だったが「反原発運動の火が消えてしまう」という周囲の声に支えられ、初当選した。父や仲間の思いを胸に、今は2期目の議場に立つ。 廃炉決定の知らせを受けても、手放しには喜べない。阿部さんは「作業員の健康リスクや放射性廃棄物の処理など課題は山積している」と指摘した。 ◎共同体破壊、怒り今も/脱原発東北電力株主の会代表・篠原弘典さん(71) 脱原発東北電力株主の会代表などを務める仙台市泉区の篠原弘典さん(71)は女川原発建設前から反対運動に携わり、間もなく半世紀になる。「1号機は浜の共同体を破壊した。廃炉は当然だ」と怒りをにじませた。 東北大工学部原子核工学科に在籍中の1970年10月、女川町であった漁民総決起集会に参加した。「原子力の社会的意義を疑った」。篠原さんは町内に借りた長屋を拠点に「事故が起きれば大量の放射性物質が放出される」と危険性を訴えるビラを配り、長い闘いに身を投じた。 78年、漁協が女川原発建設に伴う漁業権放棄を可決し、抵抗のすべを失う。「浜に残されたのは、巨大な権力と積み上げられた補償金によって分断された人々だった」と憤る。 81年に起こした全国初の建設差し止め訴訟は2000年に最高裁が訴えを棄却した。それでも屈せずに仲間と脱原発運動を続ける中で、原発事故は起きた。 「福島を原発撤退の出発点にしなければならないのに、国や電力各社は再稼働へと突き進んでいる。事故は起こり得る」 時代も変わりつつある。国が原則40年と定めた運転期間を待たずに東北電が1号機を廃炉とすることに「原発事故後の新規制基準で巨額の安全対策費が必要となり、経済合理性が失われるなど原発の問題を象徴している」と指摘する。 「放射性廃棄物の処分も決まらない。廃炉を機に、多くの人に原発を見詰め直してほしい」と願う。 もっと読む。
再稼働見直しへ連携 女川原発反対住民が総会 via 河北新報
東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に反対する住民団体「女川原発UPZ住民の会」(事務局・美里町)が25日、涌谷町で本年度の総会を開いた。 立地2市町を除く5市町(登米市、東松島市、美里町、南三陸町、涌谷町)と東北電力が2015年4月に交わした安全協定に、再稼働に対する「拒否権」を盛り込むよう訴える方針を確認した。 再稼働の是非を問う住民投票条例制定の署名活動を主導する市民団体「女川原発再稼働の是非をみんなで決める県民投票を実現する会」(多々良哲代表)が14日に発足したのを受け、会として協力することも申し合わせた。 代表の勝又治子さん(70)=美里町=は「設立から2年たち、住民の意識と連携は強まっている。本年度は『原発ゼロ』へ向けた活動をより広げ、加速させたい」と話す。再稼働反対の申し入れを県や立地自治体に要請するなど実績を積み重ね、協定の見直し実現につなげたい考えだ。 […] 全文
<原発世論調査>地元同意「県と県内全自治体」55% via 河北新報
河北新報社が宮城県内を対象に実施した原発に関する世論調査で、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に必要な「地元同意」=?=の範囲に関し、村井嘉浩知事が主張している「県と立地自治体の女川町、石巻市」が適切だとする回答は7.6%にとどまった。最も多かったのは「県と県内全ての自治体」で、過半数の55.5%に上った。 これまで九州や四国などで再稼働した原発の地元同意の範囲も、村井知事の主張と同じ県と立地自治体に限られている。しかし東日本大震災で被災した宮城県内では範囲拡大を求める意見が圧倒的に多く、今後も議論になりそうだ。 県と立地2市町に、半径30キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)の5市町(登米市、東松島市、涌谷町、美里町、南三陸町)を加えた範囲が適切との回答は29.5%だった。 […] 全文
停止中の女川原発1号機、原子炉建屋に海水12トン超 via 朝日新聞
東北電力は28日、運転停止中の女川原発(宮城県)の1号機で、原子炉建屋に海水約12・5トンがあふれ出したと発表した。機器の点検を終えて冷却用の海水の通水を再開したところ、本来は閉じているべき弁が開いていたため、海水が建屋内に流れ込んだ。海水に放射性物質は含まれておらず、すべて回収された。外部への流出はないという。 東北電によると28日午前10時56分ごろ、原子炉建屋の地下2階で海水があふれ出ているのを、作業員が発見した。当時、原子炉格納容器の空調や使用済み燃料プールの浄化に使用するポンプなどを冷却する熱交換器の点検をしていた。点検を終えて冷却用の海水を流したところ、閉じているべき弁が開いていたため、海水が本来とは異なる配管に流れ込み、建屋内にあふれ出たという。 全文は 停止中の女川原発1号機、原子炉建屋に海水12トン超
原発再稼働を延期=東通・女川、17年4月困難-東北電 via Jiji.com
東北電力は22日、東通原発1号機(青森県東通村)と女川原発2号機(宮城県石巻市、女川町)について、2017年4月以降としてきた再稼働の時期を延期 する方向で調整に入った。再稼働の前提となる安全審査が長期化する中、安全対策工事が想定より遅れ、来春までに完了するのは困難と判断した。時期は審査状 況などを踏まえ検討していく。 東北電は、13年12月に女川2号機、14年6月に東通1号機の審査を原子力規制委員会に申請 続きは原発再稼働を延期=東通・女川、17年4月困難-東北電
女川原発 安全性問うシンポ 避難計画に批判相次ぐ /宮城 via 毎日新聞
東北電力が来春以降の再稼働を目指している女川原発の安全性を問うシンポジウム(脱原発をめざす宮城県議の会など主催)が29日、仙台市内で開かれた。立地自治体(女川町、石巻市)などが策定する住民の避難計画や事故時の想定について、参加者から疑問や批判が相次いだ。 (略) 中嶋廉県議は、国の原子力規制委員会が、原発からの同心円状の距離を基本に放射性物質の拡散を想定していると批判。福島第 1原発事故では距離に関係なく高い放射線量を観測した地域があることから、山などの地形や風向きなどの気象条件を踏まえる必要があると指摘した。東北東の 風の場合、高いレベルの放射性物質が30キロ圏の南三陸町方向ではなく、海を越えて仙台市方向などにも及ぶという研究機関の想定も紹介した。 事故当時、福島県田村市で障害者自立支援施設を運営していた鈴木絹江さんは、国の指針で5〜30キロ圏は事故直後に屋内待避が基本とされていることに対 し「障害を持っている独居者や高齢者は真っ先に避難が必要。(介護の)ヘルパーも来られない状況では餓死してしまう」と訴えた。 石巻市の避難計画を策定している二上洋介・総務部次長は、避難手段として車が想定されていることに関連し、車両の放射線量測定や除染をするポイント2カ所で発生する渋滞が35キロに及ぶ可能性を説明した。【山田研】 全文は女川原発 安全性問うシンポ 避難計画に批判相次ぐ /宮城
<女川原発>1号機でも燃料カバー欠損 via 河北新報
東北電力は18日、女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)の燃料集合体9体に金属カバーの欠損が見つかったと発表した。2012年に確認された2、3号機と同じく、製造時の溶接不良が原因の腐食とみられる。同日、原子力規制委員会に報告した。 昨年12月からことし3月にかけて、使用済み核燃料プールに保管している全861体を水中カメラで点検し、カバー上部に長さ最大1.2センチの欠損を確認した。東北電は「燃料集合体の安全性に影響はない」と説明した。 同様の欠損は12年、東日本大震災後の設備点検で発覚。2号機は1807体のうち13体、3号機は1386体のうち18体で見つかった。1号機は震災で破損した天井クレーンの復旧のため、原子炉内部の確認が遅れていた。 続きは<女川原発>1号機でも燃料カバー欠損
「被災原発美化は誤り」13市民団体が抗議 via 河北新報
国連防災世界会議(14~18日)の一環で県が企画した東北電力女川原発(女川町、石巻市)の公式視察について、脱原発を訴える市民団体が6日、「被災原発を美化することは世界に対する誤った情報発信になる」とする申し入れ書を県と東北電に提出した。 (略) 「女川原発の再稼働を許さない!2014みやぎアクション」など13団体は、女川原発の安全面を強調した視察を問題視。「事故回避は紙一重の幸運にすぎない。海外の防災関係者に対し、福島第1原発事故の教訓に立った真実を伝えるべきだ」などと求めた。 県国際経済・交流課は「客観的な事実に基づく説明をするよう東北電に伝える」、東北電は「事実をしっかり説明する」と答えた。 女川原発は震災の揺れで海抜14.8メートルの敷地が1メートル沈下。当時の想定(9.1メートル)を超える13メートルの津波が到達し、一部施設が浸水するなどの被害が出た。 全文は「被災原発美化は誤り」13市民団体が抗議 関連記事: Onagawa: The Japanese nuclear power plant that didn’t melt down on 3/11 via Bulletin of the Atomic Scientists