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Tag Archives: モンゴル
【私論 エネルギー・環境戦略 日本への期待、現状と課題】豊かな資源活用に協力を モンゴルのオスゴンバータル氏 via 47 News
東京電力福島第1原発事故後、風力や太陽などの再生可能エネルギーが、原発に代わる重要なエネルギー源として注目され、企業や地方自治体にさまざまな動きが出ている。世界的に急拡大するその現状や課題、日本への期待などを米国、欧州、アジアの3人の専門家に聞いた。 豊かな石炭や石油などの地下資源が注目されるモンゴル。だが、同国立再生可能エネルギーセンターのオスゴンバータル・ジャンバルジャムツ所長は、モンゴルは再生可能エネルギー資源も豊かで、アジア諸国への貢献が可能だという。 ―モンゴルの再生可能エネルギー資源は。 「国土が156万平方キロ余りと広く、人口密度が小さいモンゴルは、風力や太陽光といった地上のエネルギー資源もとても豊かだ。環境への影響が大きく、やがては枯渇する地下資源だけでなく、枯渇しない地上の資源にも注目してほしい」 ―具体的には。 「米国の研究機関の試算ではモンゴルの風力発電の可能性は11億キロワット余りと膨大で、日本の10倍近く、中国の資源量に匹敵する。特に中国国境に近い南部の資源が豊かだ。ゴビ砂漠の周辺は風力だけでなく、太陽光の資源も豊かで、世界有数の規模と適地を持っている」 (中略) ―日本への期待は。 「中国も潜在的なパートナーだが、私は日本の技術力や資金力に注目している。ソフトバンクの孫正義(そん・まさよし)社長が、モンゴルから中国、 韓国などを経て日本まで送電網を建設する構想を打ち出したが、これは夢物語ではないと思う。モンゴルには、日本などのアジア各地の大消費地に電力を供給で きるだけの潜在力がある。資源をめぐって不安定化している東アジアの平和構築にも貢献できる」(聞き手 共同通信編集委員・井田徹治) 全文は【私論 エネルギー・環境戦略 日本への期待、現状と課題】豊かな資源活用に協力を モンゴルのオスゴンバータル氏
モンゴルで 日本の原子力ムラの学者が「原発の設置と運用」というテーマで講義 via ざまあみやがれい!
2012年9月18日の「たね蒔きジャーナル」では、大阪大学准教授・今岡良子さんが出演し、モンゴルでの使用済み核燃料の最終処分場にまつわる話をしていました。 僕が気になったのは、日本の原子力関係の学者が、モンゴルの国立大学で「原発の設置と運用」というテーマで講演をしていたことです。 […] 今 岡「そうですね、もしね、あの全部の原発を廃炉にするとしても、廃炉をすすめる技術っていうのはやっぱり原子力の基本的な技術ですよね。人材を育成しない といけませんよね。で、それを、福島の経験を反省して若者たちに、こういう大事な仕事をしていこうと。日本でね。それなら分かるんですけれども。9月に 入ってから、日本の、原子力関係の学者の先生たち、が、モンゴル国立大学で講義をされてます」 水野「ほお!」 今岡「で、原子力発電所の設置と運用というテーマでね」 水野「はあっ?」 今岡「あの」 平野「推進側の学者の」 今岡「そうです。」 水野「ええっ、設置と運用って。」 今岡「はい」 水野「モンゴルで原発作って、運用するに跛行したらいいって日本の学者が…」: 今岡「言ってるんですね。」 水野「っへええーーーっ」 今岡「小型の原子炉なので、危険も小さいし」 水野「はああっ!?」 今岡「水も使わないで鉛の化合物を使うそうですけれども。だから安全だと、いうことで。抗議をされたそうです。私は大変恥ずかしく思いますし。同じ大学の教員としてこんなことをしていいのかと、思いました」 水 野「ふうーん。日本でこの原発これほどまでの事故をまねいてしまった、やはりその研究者としての責任等かね、懺悔なさりたいようなお気持ちでいらっしゃる とばかり、思ってましたけど。推進する側の方の中には、まだ海外で推進しようという、(※聞き取れず)なさってる方が、いはるんだ…。こういうものがまだ モンゴルではまかり通っているんですか」 今岡「モンゴルの核エネルギーの研究所がありまして。その人達は、まあ、本当に純粋に自分たちの研究を進めていきたいし。安全な原子力発電所が来るのであれば、それも受け入れたいと思っています。」 水野「モンゴルのかたたち自身は電気が足りなくて困ってはるんですか」 今岡「いえ。停電することはありますけれども。モンゴルは石炭も本当に何百年ものせんざい量がありますし。」 水野「はあー、はい」 今岡「でその火力発電所があります。首都の中に発電所があって、停電しても修理しながら扱ってますから。」 水野「はあ。石炭がもうなんぼでもあるし、火力発電で十分いける。あの、ただ遊牧民の方々はね、移動もなさるし。あの方々の電気って言うのはどないになってるんですか」 今岡「私が行ったそのウラン鉱山があるところでも。2000年にすべての遊牧民が太陽光パネルを持って」 水野「ええ?」 今岡「はい。衛星テレビを見ているし。」 水野「はあ」 今岡「ラジオも聞いているし。で、伝統のある暮らしをしていますし。進んでいるんです」 水野「ええーっ。なんかあの、未来の住み方みたいですね」 今岡「そうですね」 […] 平野「そうですね。まあ、そんな大量消費の電力が、必要無いですよね」 … Continue reading
原発依存ゼロシナリオの「盲点」を話そう via 日経ビジネス
[…] そこで、「原発は維持すべき」と説く論客、豊田正和氏にインタビューをした。豊田氏は、一般財団法人日本エネルギー経済研究所の理事長。政府の総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会(下の見取り図のD)の委員も務めている。 […] 山岡:ただ、一方で原発維持への国民の反発、懸念も大きいですね。まず本質的な問題として、原発を稼働させれば使用済み核燃料が出る。従来の「核燃料サイクル」路線では、とても処理できません。六ヶ所村の再処理工場が稼働しても、年間に再処理できるのは800トン。 これでは、40年稼動しても現在たまっている1.7万トンの半分程度しか再処理できません。高レベル放射性廃棄物の最終処分地もまったく決まっていない。原発を維持すれば、核のゴミが溜まり続け、リスクが拡大していきます。安全面での本質的矛盾が横たわっています。 豊田:原発はトイレのないマンションと 言われてきました。その懸念は、正当だと思います。だから、答えを見つけなければいけない。私は、答えを見つけた国から学ぶべきだと思います。たとえば フィンランドです。フィンランドは穴を掘って、高レベル放射性廃棄物の最終処分場をつくりつつあります。 フィンランドの人の話では、あの国に安全神話はない。しかしながら合理的にリスクを減らせるとフィンランド国民は考えているそうです。原子力発電所の周辺住民の6割以上が原発政策を支持している。だから最終処分場も原発の近くにつくることで合意できた、といいます。 山岡:周辺住民の6割が賛成する背景には、日本のように原発立地への寄付金や交付金、補助金といったお金が絡んでいるのでしょうか。 豊田:データがないので明言できません が、日本的な補助金ではないけれど、何らかの恩典は認められています。多くの場合が税の特別措置ですね。例えば、フィンランドの場合、施設の固定資産税を 高く設定し、税収の増大を認めるとか。一方で税を減免して産業の振興を期待する国もあるでしょう。 山岡:福島の原発被災地で最も頭が痛い のが、除染で出る放射性廃棄物の「仮置き場」の問題です。廃棄物を近くに持ってくるな、仮置き場をつくるなら周辺の地価を上げろ、といろんな意見が噴出し て、未だに本格的除染に手をつけられない。政府はやっと「中間貯蔵」の候補地を示したところです。核のゴミ置き場の合意形成は、とても難しい。加えて10 万年大丈夫なように穴を掘って核のゴミを埋めるという技術が、はたして確立できるものでしょうか。 豊田:日本だけですべて解決する必要は ないと思います。外国に持ち出すという意味ではなくて、フィンランドの経験を、多くの国の人びとが共有することが重要でしょう。フランスやアメリカとも議 論をし、IAEA(国際原子力機関)の考え方も聞き、核燃料サイクル、とくにバックエンドの放射性廃棄物の処分の議論は国際協力で解決するスタンスをもっ と全面に出すべきだと思います。 海外での貯蔵をあてにした議論は無責任 山岡:モンゴル政府とアメリカ政府の間 で「CFS(包括的燃料サービス)」構想が検討されているようですね。モンゴルで採掘、加工されたウラン燃料を日本や欧米、中東、アジア諸国などに販売 し、その使用済み燃料をモンゴルが引き取って、中間貯蔵するという構想です。日本の原子炉メーカーのトップが「CFSへの積極的関与」を示した書簡をアメ リカ政府高官に送ったことで、物議が醸されました。モンゴル外相は日本政府に使用済み核燃料の引き取りは「困難」と返答したと伝わっていますが……。 豊田:最初から国外への持ち出しを前提に議論を始めるのは、どうでしょうか。もちろんモンゴルがお受けいただけるのであれば、それも一つの選択でしょうけれど。むしろ10万年経っても大丈夫なように全世界の知恵を結集していかなくてはなりません。 全文は 原発依存ゼロシナリオの「盲点」を話そう(無料登録が必要です) 参考 映画「100,000年後の安全」(フィンランドに建設中の高放射性廃棄物最終処分場オンコロを扱ったドキュメンタリー映画)
モンゴル 日本大使館にデモ 「核廃棄物 持ち込むな」 via 東京新聞
国の垣根を越えて脱原発に取り組むモンゴル、韓国の政治家、研究者らと昨年十一月に「脱原発アジア」を宣言した川崎市幸区、崔勝久(チェスング)さん(66)が先月、両国を訪問した。十六日には、東京で開かれた「さようなら原発十万人集会」に呼応したデモを、ウランバートルの日本大使館前で展開した。帰国した崔さんに現地の事情を聞いた。 (山本哲正) 続きはモンゴル 日本大使館にデモ 「核廃棄物 持ち込むな」
【講演会】モンゴルを世界の核のゴミ捨て場にしていいのでしょうか
モンゴルから来日予定のL.セレンゲ氏(緑の党もと党首)の講演会のお知らせです。 ”モンゴルを世界の核のゴミ捨て場にしていいのでしょうか” - モンゴルの現実を聴きませんか ? 講師: L.セレンゲさん(モンゴル緑の党) 芝山 豊さん(清泉女学院大学) 日時: 1月16日(月) 17:30開場 18:00開演 場所: カトリック麹町イグナチオ教会 ヨセフホール (四ツ谷駅 麹町口より徒歩2分 JR線 丸の内線 南北線) 主催: 原発体制を問うキリスト者ネットワーク(CNFE) 協賛: 平和といのち・イグナチオ9条の会 連絡先:skchoi777@gmail.com
モンゴル政府:核処分場建設計画を断念 日本に伝達 via mainichi.jp
【パリ会川晴之】モンゴル政府は、日米両国とともに進めてきたモンゴルに原子力発電所の使用済み核燃料の一時保管・処分場を建設する計画を断念する ことを決め、9月下旬に日本政府など関係者に伝えたことが14日、わかった。モンゴル国内で反対運動が高まり、計画継続は不可能と判断したとみられる。同 様の計画は、02年にオーストラリアでも世論の反発で失敗に終わっており、改めて国際的な処分場建設の難しさが浮き彫りになった。計画は昨年9月、米エネルギー省のポネマン副長官がモンゴルを訪問したのを機に交渉がスタート。日本の経済産業省も参加し今年2月、ワシントンで 初の3カ国協議を実施した。また、モンゴルからの核燃料調達を目指すアラブ首長国連邦(UAE)も加わり、7月初旬には、ポネマン副長官が、海江田万里経 産相(当時)宛てに、政府間覚書(MOU)案を送付し年内締結を目指していた。 3カ国の秘密交渉は、毎日新聞が5月に報道したが、モンゴル政府は公式には交渉の存在自体を否定してきた。報道後、モンゴル国内で市民が反発を強め、計画撤回と情報公開を求めてきた。 続きはモンゴル政府:核処分場建設計画を断念 日本に伝達 ◇ 英文記事: ・Mongolia abandons nuclear waste storage plans, informs Japan of decision via The Manichi Daily
モンゴルに国際的核処分場建設を 東芝が米高官に書簡 via 47NEWS
米原子力大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を子会社に持つ東芝の佐々木則夫社長が5月中旬、米政府高官に書簡を送り、使用済み核燃料などの国際的な貯蔵・処分場をモンゴルに建設する計画を盛り込んだ新構想を推進するよう要請、水面下で対米工作を進めていることが1日、分かった。 モンゴルでの核処分場計画は、新興国への原発輸出をにらみ、モンゴルで加工したウラン燃料の供給と使用後の処理を担う「包括的燃料サービス(CFS)」構想の一環。米国とモンゴルが主導し、日本にも参加を呼び掛けた。経済産業省が後押ししてきたが、外務省が慎重姿勢を示すなど政府内に異論もある。 2011/07/01 20:08 【共同通信】 モンゴルに国際的核処分場建設を 東芝が米高官に書簡