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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 石棺
デブリ見えても取り出せなければ意味なし 廃炉はやはり遠い道のりか 福島第1原発2号機 via 産経ニュース
[…] 「燃料集合体の一部が底部に落下している。原子炉の中にある燃料が落下して外に出ているということになるので、その周辺にある堆積物はデブリだと考えられる」 […] また、「こういった大きい物(ハンドル)が原子炉の外に出るぐらいの大きな穴が開いた」とも指摘した。 東電がこの小石状の物体をデブリと判断したのは、ハンドル以外にも形状自体に理由があった。 1979年、米スリーマイル島原発で起きた事故では、原子炉の中で小石状のデブリが確認された。「高温の燃料溶融物が、水のある部分に触れることで急冷されると、小石状の物ができる。これがスリーマイル島の事故で得られた知見だ」と木元氏。 […] 「見える」と「取り出し」は別と規制委 […] 一方、規制委の更田(ふけた)豊志委員長は「デブリ取り出しは手をつけることによって一時的にリスクが高い状態を作り出すので、必ずしも早ければいいというものではない」と慎重な姿勢。ただ、福島県の内堀雅雄知事は、デブリをコンクリートで建屋内に封じ込める「石棺」について「到底容認できない」としており、東電は取り出し方法を模索するしかないのが現状だ。 […] ●デブリ取り出し=溶け落ちた核燃料と周辺の金属が融合して固まったものをデブリと呼び、高い放射線を発するため取り出しは廃炉の最大の難関となる。1979年の米スリーマイルアイランド原発2号機での事故では、デブリが原子炉圧力容器の中にとどまっていたため、中を水で満たす冠水工法で85年から取り出しを開始、89年にほぼ終えた。86年の旧ソ連チェルノブイリ原発4号炉の事故ではデブリを取り出さず、4号炉をコンクリートで覆い「石棺」とした。福島第1原発では平成31年度に1~3号機で最初に取り出す号機を選定し、工法も確定。33年内の取り出し開始を目標としている。 全文
約束を守れ…原発廃炉「石棺方式」に地元猛反発 via Yomiuri online
東京電力福島第一原発の廃炉方法を検討する国の認可法人「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」(東京)が公表した「技術戦略プラン」に地元自治体が猛反発している (略) 石棺方式では事実上、第一原発が極めて高い放射線を出し続けている燃料デブリの最終処分場になる。 第一原発がある大熊町の渡辺利綱町長は「町民の帰還に向けて環 境を整備している今、選択肢が出ること自体あってはならない。取り出しは約束であり、守ってもらわなければ」と語気を強め、双葉町の伊沢史朗町長も「取り 出して廃炉という約束だ。全く納得できないし、取り出しを諦めている印象さえ受ける。約束は守り、取り出して収束させる取り組みをとにかく進めてほしい」 と語った。 機構が13日に公表した技術戦略プランでは、原子炉の格納容器 を水で満たして取り出す方法など従来の内容に加え、石棺方式について触れられた。燃料デブリに含まれる放射性物質には、放射線を出さなくなるまで膨大な時 間がかかるものが含まれているため、「長期的な安全管理が困難」と説明してはいるが、「状況に応じて柔軟に見直しを図る」と選択の余地を残した記述になっ ている。 全文は約束を守れ…原発廃炉「石棺方式」に地元猛反発 当サイト既出関連記事: 廃炉「石棺」に初言及 支援機構戦略プラン、「柔軟見直し」と含み via 福島民友
事故30年、二重の「石棺」…チェルノブイリ via Yomiuri online
【キエフ=船越翔】史上最悪の事故から今年4月で30年となるウクライナのチェルノブイリ原子力発電所を、25日に取材した。 爆発した原子炉を覆う「石棺」は老朽化が著しく、放射性物質の飛散を防ぐための覆いが新たに造られている。 「毎時19マイクロ・シーベルト」。4号機まで約300メート ルの場所で放射線の測定値が跳ね上がった。がんのリスクが上がるといわれる100ミリ・シーベルトに、7か月余で達する線量だ。福島第一原発と違って原子 炉の格納容器がなかったチェルノブイリでは、事故で溶けた核燃料が建屋の地下などに流れ込み、コンクリートや砂と一緒に固まった。これ以上は近づけない。 コンクリート製の石棺は隙間だらけ。表面の鉄板は赤くさびついている。石棺内に溶剤を散布し、粉じんの外への飛散を抑えているという。 続きは要登録事故30年、二重の「石棺」…チェルノブイリ
「石棺」密閉が2年遅延 チェルノブイリ原発 via 47 News
【モスクワ共同】ウクライナ北部のチェルノブイリ原発で旧ソ連時代の 1986年に大量の放射性物質拡散を伴う爆発事故が起きた4号機を覆う「石棺」を巨大なシェルターで密閉する作業の完了が、予定されていた来年10月から 2017年11月へと大幅に遅れる見通しになった。多額の資金不足が主な理由。 (略) 「石棺」はコンクリート製で老朽化が進んでおり、30年とされる耐用期限は16年に切れるため、部分的な崩落などにより放射性物質が拡散する危険度が増す。 全文は「石棺」密閉が2年遅延 チェルノブイリ原発
<小出裕章さんに聞く>福島第一原発、廃炉に向けた石棺化は有効か via アジアプレス・ネットワーク
福島第一原発事故から3年が経過し、関連報道は日増しに減っている。果たして福島の現状は、廃炉作業に向けた見通しはどうなっているのか。廃炉の方法の一つである「石棺化」について、京都大学原子炉実験所・助教の小出裕章さんに聞いた。(ラジオフォーラム) ◇廃炉には労働者の多大な被曝がともなう ラジオフォーラム(以下R): 2013年の終わり頃から、自民党幹部、政権内部で、福島第一原発周辺地域の避難者の帰還政策を改めるという発言が出てくるようになりました。 茂木経済産業大臣は11月に行った会見で、「(元の住居に)戻らないと考えている方、判断に迷っておられる方も多数いる。政府として様々な選択肢を提示し ていくことが重要だ」と述べました。自民党の石破幹事長は札幌市内の討論会で、「『この地域は住めません、その代わりにこのような手当てをします』といつ か誰かが言わねばいけない時期は必ず来る」と。つまり、民主党政権時代は現状を帰還にむけた準備段階としていたわけですが、これを改めるということです。 小出さんはどう思われましたか。 小出:当たり前のことですが、猛烈に汚染されてしまっている地域が既にあるわけで、そういうところに人々が帰れ ないことは事故の直後から分かっていました。なんで、3年も経った今頃になって言い出すのか。これまで3年間、ふるさとを追われた人々の苦労が一体、どれ ほどのものだったのか改めて考えてしまいます。 もっと早く「ここは帰れない」と言って、まるごと生活を補償する、移住をさせる、コミュニティごとどこか別の場所に街をつくるということを本当は日 本の国がやらなければいけなかったのですけれども、今になってしまいました。そういう決断をするのであれば、一刻も早く人々を、きちんと生活ができるよう にするべきだと思います。 全文は<小出裕章さんに聞く>福島第一原発、廃炉に向けた石棺化は有効か<要有料登録> ※小出さんの音声をラジオフォーラムでお聞きになれます。 ◎ラジオフォーラム(http://www.rafjp.org/)
チェルノブイリ原発 27年経ち石棺ひび割れ放射能漏れ大きく via NEWSポストセブン
長野県の諏訪中央病院名誉院長でベストセラー『がんばらない』ほか著書を多数持つ鎌田實氏は、チェルノブイリの子どもたちや福島原発事故被災者たち への医療支援などにも取り組んでいる。昨年末、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所を訪れた際に知ったチェルノブイリの現状を鎌田氏が報告する。 * * * 昨年末、チェルノブイリに行ってきた。どうしても見たかったものがあった。チェルノブイリ原子力発電所のドームである。 チェルノブイリ原発の石棺は事故から27年が経ち、ひび割れがひどくなり、2年前には原発から50メートルほどの所で、最大毎時18マイクロ SV(シーベルト)が漏れていることが分かった。そこで日本やEUなどがお金を出し合って、石棺の上にドームを作って放射能を遮蔽するというプロジェクト が立ち上げられた。その進捗状況をこの目で見たかったのである。 今回は爆発した4号炉の壁1枚隔てた3号炉の操作室まで入ることができた。ここは毎時29マイクロSV。目には見えないけれど、壁を伝わって放射能が漏れてくる感じがする。 2015年、ドームの覆いが完成すれば石棺を壊すという。しかし高放射性廃棄物になるので、これをどこに捨てるかが再び問題になってくる。 もう一つは、メルトダウンしてしまった燃料を取り出せるかどうかの問題。原発内を案内してくれた技術者に僕はその質問をした。 「私見ですが、取り出すことはできないでしょう。ずっとこのまま放射能が外に出ないように守っていくしかないのでは……」 (略) 溶けてしまった核燃料は10万年近く管理が必要だ。100年ごとにドームを作っていかなければならないから、気の遠くなる話だ。 全文はチェルノブイリ原発 27年経ち石棺ひび割れ放射能漏れ大きく
チェルノブイリ原発 屋根の一部崩落 via NHKニュース
史上最悪の原子力発電所事故が起きた旧ソビエト、ウクライナのチェルノブイリ原発で、事故を起こした4号機の近くにある屋根の一部が雪の重みで崩れ落ち、作業員およそ80人が避難しました。 ウクライナ政府によりますと、12日午後、チェルノブイリ原発で事故を起こした4号機に近いタービン室で、屋根の一部、およそ600平方メートルが崩れ落ちました。 この屋根は1986年の事故のあと設置されたということで、上に積もっていた雪の重みで崩れ落ちたとみられています。 現場には人がいなかったため、けが人などはなく、ウクライナ政府は放射性物質は拡散せず放射線量も変化はないと発表しました。 […] 4号機は、事故のあとコンクリートと金属を使った「石棺」と呼ばれる建造物が造られて放射性物質を封じ込めていますが、老朽化して崩壊する懸念が出てきたため、新たな建造物が建てられています。 今回、近くの屋根が崩れ落ちたのは、事故から27年たってチェルノブイリ原発の施設が老朽化していることを改めて示したといえます。 全文は チェルノブイリ原発 屋根の一部崩落
国会事故調、馬淵氏を聴取 石棺案不採用の経緯明らかに via 朝日新聞
東京電力福島第一原発の事故を検証する国会事故調査委員会は31日、事故担当の首相補佐官だった民主党の馬淵澄夫・元国土交通相から非公開で聴取した。 馬淵氏は終了後に記者会見し、4号機の四方を恒久的にコンクリートで覆う「石棺」案を事故直後に提案していたことを明らかにした。ただ、費用負担の問題な どから、採用されなかったという。 続きは 国会事故調、馬淵氏を聴取 石棺案不採用の経緯明らかに