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Tag Archives: 復興
車輪に画像 線量測定も 福島のベンチャーが多機能自転車via 神戸新聞
神戸に事務所を持つ福島県会津若松市のITベンチャー企業「アイヅ・ジャパン」が、走行しながら車輪に画像を表示し、放射線量を測定できる自転車を開発した。広告などの情報発信や環境データの収集に生かせるといい、観光地でレンタサイクルとしての導入を目指す。(斉藤正志) […] 「開発のきっかけは東日本大震災だった」と山寺純社長(45)。震災や福島第1原発事故の影響で会津若松市への観光客が激減し、復興のためレンタサイクルを発案した。広告収入を得ながら、放射線への不安も取り除けるような自転車ができないか、と2年前から開発。出来上がった自転車は故郷への思いを込め「フクシマホイール(車輪)」と名付けた。 現在は関東の企業とレンタサイクルの試験的な導入を協議しているという。 「神戸に事務所を置いたのも、震災からの復興を学びたかったから」と山寺さん。「観光客に手軽に乗れる自転車を提供できる上、費用を広告収入で賄え、環境データの活用もできる。持続可能な仕組みで、自転車を通じた地域の活性化につなげたい」と話している。 もっと読む。
福島県の観光をPR 中国・広州で県上海事 via 福島放送
博覧会を訪れる世界各国の観光・旅行関連関係者に本県の観光資源をアピールし、本県への観光誘致につなげる考え。 県の担当者がパネルやパンフレットで温泉、食、文化など県内観光地の魅力を紹介している。 併せて、本県の復興状況や食品の放射性物質対策も説明している。 県によると、来場者から「中国では福島県一帯で放射線量が高いように思われているが、実際はそうではないことが分かった」「福島には日本の原風景が残っている。 ぜひ訪れてみたい」などの声が寄せられているという。 もっと読む。
原発避難者へ初の復興住宅 福島市 via 朝日新聞
東京電力福島第一原発事故で全村避難中の飯舘村民のための復興公営住宅が福島市飯野町に完成し、31日に落成式があった。復興庁によると、原発事故避難者の復興公営住宅は初めて。 「飯野町団地」は木造2階建て住宅23戸で、高校生以下の子を持つ「子育て世代」が対象。総事業費9億3378万円のうち、7億4570万円は国の交付金をあてる。すでに16世帯65人の入居が決まっている。 […] 居住制限区域の飯樋町地区から福島市吉倉の借り上げ住宅に避難している会社員佐藤隆一さん(38)は、妻と小中学生の娘3人とともに団地に移り住む。いまよりも部屋が一つ増え、村立小中への通学時間も半分以下になるという。佐藤さんは「不安もあるが、楽しみ。子どもと安心して暮らせると思う」と話した。 もっと読む。
福島)復興より日常を 福島市最大のヘビメタイベント via 朝日新聞
あえて「復興」を掲げないライブが9月、福島市内で開かれる。ジャンルはマイナーな「ヘビーメタル」。復興支援をうたえば注目を集め、チケットも売れやすいが、「純粋にライブだけを楽しんでいた日常を取り戻して欲しい」といばらの道を行く。 […] ライブは今春、石井さんが持ちかけた。東京電力福島第一原発の立地する双葉町の出身で、自宅は今も放射線量の高い帰還困難区域にある。周囲と会話すると二言目には「復興」「賠償」が出てくるのが嫌だった。 一番好きなヘビメタをやるときぐらい、復興を考えたくない――。「楽しければいいじゃないか」と誘う石井さんに、震災後の経験を語りたがらない紺頼さんも「それでいいんじゃない?」と応じた。 仙台で震災を経験した黒島さんも賛同した。震災直後の「ライブはやっちゃいけないような雰囲気」から一転、約半年後にプレーすると「『復興の押し売り』が増えたように感じた」。誰もが復興支援をうたわなければならない。そんな雰囲気に違和感を覚えていた。 […] 「ライブで俺らは『日常に戻す』『普通に生きる』ってこと。復興とかそういうのは別の部分でやる」と石井さん。紺頼さんも「それでいいんじゃないすか」とつぶやいた。 もっと読む。
この人に聞きたい 武藤類子さんに聞いた(その1,その2)via マガジン9
編集部 […]あのスピーチからまもなく2年が経とうとしていますが、その「怒り」はどう変化しましたか。 武藤 基本的には変わっていない、と思います。ちょうど先日、原発事故以前に撮った写真を見ながら友人と話していたのですが、「このころとは(自分たちは)明らかに変わったんだよね」と。本質は変わらないのかもしれないけれど、「鬼になって」しまった、そうならざるを得ない状況があるんだよね、と言っていたところです。 ただ、2年という時間が経って、怒りだけではなく冷静さが大事だともより強く思うようになりました。怒りは原動力にもなるけれど、それに身を任せるだけではなくて、ここからどう進んでいけばいいのかを冷静に見つめる時期でもあるのだと思います。 […] 武藤 全国10カ所に事務局を設置して、そこを拠点に各地で150回以上の説明会を開きました。私も、全部で60カ所くらい回ったでしょうか。集まってくださる方は皆さんとても関心が高くて…ただ、中には「本当に私たちが“被害者”でいいのでしょうか。むしろ加害者なのでは」とおっしゃる方もいらっしゃいました。 編集部 原発を立地地域に押しつけて、便利な生活を享受していた、ということですね。 武藤 それはとても大事な視点だと思いますが、私は「だからこそ責任を問う立場に立ってほしい」とお話ししました。「原発に反対してこなかった」ことを加害性と捉えるなら、それは福島県民にだって、誰にだってある。でも、だからこそきちんと責任を問い直して、新しい価値観の社会をつくるための一歩を踏み出してほしい。そういう責任の取り方もあるのではないか、と。もちろん、「やはり自分は被害者とはいえないから、告訴人ではなく告発人になる」という方もいらっしゃいました。それはご本人の意思を尊重しましたが。 […] 編集部 一昨年の「さようなら原発5万人集会」でのスピーチには、「真実は隠されるのだ/国は国民を守らないのだ/事故はいまだに終わらないのだ…」といった、情報を国民に公開せず、被曝や健康被害を防ぐための十分な措置さえ取らない政府への、強い怒りの言葉もありました。それについては今、どのようにお考えですか? 武藤 先日、改めて読み返してみて、書いたことがどんどん現実化している、と愕然としました。 […] 今、「復興」という言葉があちこちで叫ばれて、「復興ムード」が漂っているという現実も福島にはあります。観光協会が「風評被害を吹っ飛ばして、観光客を呼び込もう」と呼びかけたり、林業の復興のために森林の除染をやろうとしている方たちがいたり…。それは難しいのでは、と思う一方、もちろん住んでいる人たちの暮らしを成り立たせることも大事ですし、状況はとても複雑です。何より、周りの人と立場や意見が違うだけでなかなかものが言えない雰囲気があること、事故から2年が経ってそれがますます強くなっていることが、非常に問題だと思っています。 […] 編集部 [沖縄に]行って、話をしてみないとわからないことがたくさんある。それは、福島にも共通することかもしれません。 武藤 そうなんだと思います。ともすれば「沖縄の問題」「福島の問題」として封じ込められてしまいがちな点も同じだと思いますし、どちらも「国策」としてやられている、国を相手に闘わなくてはならない、という点も共通項だと感じました。 […] だから、一挙に何かが変わって、すぐに原発がなくなるなんてことはないとしても、せめて私たちがこれからどちらの方向を向いて生きていくのかという道筋はつけたいと願います。そのために、私たちは今、声をあげ続けなくてはならないのだと考えています。 その1をもっと読む。 その2をもっと読む。
「福島エートス・福島原発告訴団」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し)via みんな楽しくHappyがいい
チェルノブイリ・フクシマを忘れない! 集会とデモ 福島の中では、本当にそういったいろんな事が起きているんですね。 それで、次々、次々起きてくる中でみんなくたびれ果てているというような状況です。 そして一番問題だなと思っているのは、 また新しい放射能安全神話みたいなものが次第に流布されてきているという状況があるんですね。 […] そして、ま、ちょっとなんて言うんですか、 あの…、正しいのかあれなのか私も何とも言えないんですけれども、 福島エートスというグループでね、 そういうところが講演会をどんどん始めています。 それからジャック・ロシャール(ICRP委員)という方が言ったダイアログというものも 各地で読まれたりしています。 そういう中で次第に「放射能もこのぐらいなら大丈夫なんじゃないか」みたいな そういうものが流布されているような気がしています。 日々暮らしている中で非常にくたびれてくるので、 私たちも、意識していないと放射線というものを忘れてしまう瞬間があるんですね。 いつもいつもそれを意識しているのはとても大変なことです。 だから「もういいかな」と思ってしまう人も沢山おられると思うんですね。 そういうところを見計らって、なにかその「もう大丈夫なんじゃないか」という事とか、 「もうここで暮らすしかないんだから、復興に力を入れていこうよ」という、 そういう空気が生まれているような感じがするんですね。 そういう中で人々のとも?というのは 非常に複雑化され再分化されています。 一つの事に関しても、もう小さいところで意見が違うんですね。 それによって、同じ地域にいる人とどんどん考え方がずれていくと、 なかなか放射線の事に関して話題にすることも難しくなってくるんですね。 だからみんなもう、何も言わないで黙ってしまうみたいな、 そんな風潮があるような気がしています。 それがとっても問題だなというふうに思っています。 先ほども福島の県民集会の話題がちょっと出ましたけれども、 いろんな立場の方がお話しなさったんですね。 林業の方、漁業の方、環境協会の方々、 みんなそれぞれに一生懸命その、努力をして頑張っておられるんですね。 でも、その方向が本当にちょっとずつ違っているような感じがしまして、 その切なる、本当に切なる努力が、何か一つの事に結び付いていかないのが、 いかないのではないか、そんな、なんて言うか、こう…、悲しい気持ちがとてもしました。 […] これは私がちょっとかかわっております 福島原発告訴団のことについてちょっとだけお話しさせていただきます。 … Continue reading
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Tagged エートス・プロジェクト, ジャック・ロシャール, 分断, 反原発運動, 女性・フェミニズム, 復興, 放射能, 東日本大震災・福島原発, 武藤類子, 福島, 福島エートス, 福島原発告訴, 福島地検
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原発事故「経験共有したい」 ウクライナの被災市長 via 琉球新報
(抜粋) ウクライナ・コロステン市のモスカレンコ市長が26日、東京都内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故の 被災者に「共感を覚えており、自分たちの経験を共有したい」と表明。市が復興に向けて歩む過程で二つの法律が有効だったと紹介した。 コロステン市はチェルノブイリ原発の西方約110キロにあり、約7万2千人の人口が事故後、約5万6千人にまで落ち込んだが、現在は約6万5千人に回復している。 市長は、ウクライナ政府が整備した「被災者の社会的地位の保全」などに関する2法が「確固とした措置を取る基盤になった」と振り返った。(共同) 全文は原発事故「経験共有したい」 ウクライナの被災市長
「復興感じない」8割超 7割近くが依然、放射線意識 via 福島民報
福島民報社と福島テレビが共同で行った第4回県民世論調査では、東日本大震災から2年が経過した被災地の復興が進んでいると感じているか聞いた。「感じない」が80・4%を占め、「感じる」の9・6%を大きく上回った。放射線を意識しながら日常生活を送っているかどうかについても68・5%が「意識している」と回答し、昨年4月調査時の65・5%とほぼ変わらなかった。 […] 放射線を意識しているかについての回答は【グラフ(2)】の通り。「意識している」と回答したのは男性が66・8%なのに対し、女性が70・3%だった。ただ、前回調査で男性は女性と10ポイント近くの差があったが、今回は3・5ポイント差と縮小した。 全文はこちら。
償う/福島との縁は運命、自分しかできぬ仕事/東京電力福島復興本社代表・石崎芳行さん=福島県広野町 via 河北新報社
おわびに出向いた福島県の避難所で言われた。 「お前は世界最大の犯罪企業の手先だ」 福島第1原発事故からさほど日がたっていなかった。「本当に申し訳ありません」。ほかに言葉が見つからなかった。 東京電力は国内最大の公益事業者から、史上最大級の公害事業者に落ちた。「世の中に役立っている仕事だ」という誇りは粉々に打ち砕かれた。 (中略) 定年退職したら町に住む心積もりだった。キャンセルし、東京の本店の事故対策本部に詰めた。 12年11月、東電がJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)に新設する福島復興本社の初代の代表に決まった。発表の約1週間前、社長から「代表になってもらう」と告げられた。 「予想外で驚いた。同時にものすごい責任の重さを感じた。福島との縁は運命、自分しかできない仕事かもしれないと思った」 復興本社は4日に始動した。広野町の東電広野火力発電所の単身寮に住む。初日も約30分歩いて出社した。 母は会津若松市の出身だ。第2原発勤務の最後の年、数十年ぶりに里帰りに連れて行った。 会津女のしつけは厳しい。一度言い出したら譲らない。「受けた恩を忘れてはいけない。必ずお返しなさい」。母の口癖だった。 「その言葉をかみしめている。福島の皆さんに恩返ししないと死んでも死にきれないと思っている。本当に」 信じてもらえるどうかは復興をどれだけ進められるかに懸かっている。 福島県民がじっと見ている。
「弁当有料化」で表出した町民の分断と対立 「7000人の復興会議」に賭ける双葉町 via 日経ビジネスon line
(抜粋) そんな中で起きた、県内・県外避難住民の対立。 「同じ町民同士、バッシングし合うのは、もう見るに堪えない、聞くに堪えない。県内の町民から『タダ飯食ってんだろう』って言われた人もいる。これか ら、埼玉で避難していた町民が福島に戻って、一緒に町の将来について考える時が来るはず。その時に、『お前はただ飯食ってきた』と、言葉のやり取りで傷つ け合うようなことはしたくない」と堀川さんは話す。 (略) 舘林さんは妻が病気のため、仮設住宅に早期入居を希望し、実現したが、この地区の仮設住宅の生活環境は予想外に悪かったという。 「春から夏になると、隣接する浄化センターから異臭がする。一度見学させてもらったが、放射性物質に汚染されているということで運び出せない汚泥が積ま れたままになっていた。放射性物質と悪臭。それだけでなく、一番近い商店まで2・5キロで、歩いて買い物には行けない。高齢者や子どものいる家庭が入居を 敬遠するのも当然だ」。不法侵入者が空き部屋に入っているのが発見され、逮捕される事件も起きた。 この地区には122戸の仮設住宅が建設されているが、住宅周辺はがらんとして人気がない。入居しているのはわずか1割の12戸。仮設住宅はガラガラに空 いているのに、旧・騎西高校から転入してくる見込みはない。舘林さんは「町は避難所から出たい人にアンケートを取って仮設住宅を建設したというが、実際に は行くところがない人が来たという感じ。私自身、自力で借り上げ住宅を探したが、なかなか見つからず、それで仮設に決めた。仮設に居ても、避難所生活の延 長のようだ」と舘林さん。 (略) その意見の内容は「双葉町・町民参加の復興まちづくり計画策定『7000人の復興会議』」のウェブサイトにもアップされている。 全文は「弁当有料化」で表出した町民の分断と対立 「7000人の復興会議」に賭ける双葉町