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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: バラク・オバマ
アメリカ・ロスで原爆の特別展 オバマ氏の“折り鶴”展示 via FNNプライム
広島、長崎への原爆投下から2020年で75年となるのを前に、アメリカ・ロサンゼルスで、原爆の記憶を伝える特別展が始まった。 会場には、普段、広島や長崎に実際に展示されている資料などが並べられていて、原爆の悲惨さを伝えている。 全米日系人博物館が企画したこの特別展では、被爆者の遺品や写真パネルなどのほか、3年前に現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪れた、オバマ前大統領が折った折り鶴も展示されている。 会場では、当時、日本で被爆した日系人男性たちが講演し、多くの人たちが聞き入っていた。 (略) この特別展は、2020年6月7日まで開かれる。アメリカ・ロスで原爆の特別展 オバマ氏の“折り鶴”展示 全文はアメリカ・ロスで原爆の特別展 オバマ氏の“折り鶴”展示
広島とオバマ大統領 守るべき一線 譲ったのか 神戸市外国語大准教授・繁沢敦子 via 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
広島とオバマ大統領 守るべき一線 譲ったのか オバマ大統領の勇気ある決断を支持したい。一方で、その記念碑的な瞬間を前に手放しでは喜べないのも事実だ。 謝罪抜きの訪問だからではない。原爆を投下したことについて米国は謝罪すべきだと私は思う。しかし、これまでの背景をいくらか知る一人としては、公式謝罪は期待できないことを理解している。 問題は「被爆者は謝罪を求めていない」という言葉が一人歩きしていることだ。 それを根拠に、広島市長や政府要人が謝罪を求めないことを明らかにし、結果的にその言葉がオバマ氏訪問の交換条件として機能してしまった。「謝罪」を巡って米国側と議論にもならないまま、いや、むしろそれを避けるために、日本国内で一方的に言説がつくられた感がある。 米国との駆け引きというより、国内の世論操作を通じた米国への協力だったのではないかという印象さえ受ける。 確かに、謝罪は求めないと明言する被爆者もいる。恩讐(おんしゅう)を超えてそうした心境に達した人の言葉には感動を覚える。一方で、米国に過ちを認めてほしいとする声や謝罪を求める声も存在する。しかし、憎しみや恨みといった負の感情は表に出したくないというのが人間のさがだろう。最も個人的な部分の感情であり、一見の取材者に露呈できるような話でもない。 盛り上がるばかりの歓迎ムードに水を差すことはしにくい。過去にこだわることを「前に進めない」「乗り越えられない」ことと同等に捉える風潮もある。こうした繊細な事情が考慮されないまま、一つの言説が集団の総意として演出されてしまったのではないか。 その下地は少し前からつくられていた。「被爆者は謝罪を求めていない」という言葉は2008年ごろから聞かれるようになった。全米原爆展を開催していた時期で、投下を巡る問題よりも、核拡散や核廃絶の問題に米市民と協調して取り組むことが優先されたということもあろう。それゆえに、守るべき一線を譲ってしまったのではなかったか。今回の言説の伏線になったように思えてならない。 「原爆と検閲」の研究をしていると、軍や行政機関による検閲と、書き手や編集者による自己検閲の違いを問われることがある。制度にのっとって行われたか、誰が行ったかという点を除くと、両者を区別するのは難しいことも少なくない。自己検閲といっても裏では権力による圧力が働いていることが多いからだ。 検閲ではないにしても、今回の問題では同様の力が働いた可能性がある。一定の立場にある人物の発言には、それに反する趣旨の発言を封印するだけの力がある。 集団の威を借りるレトリックも用いられた。恐らくは周囲の数人が述べた言葉が「多くの人」が言ったことになり、次には「大多数の人」が言ったことになる。それを政府の要人が「私たち」という主語で語ることで「日本人の総意」になってしまうのだろう。 安倍晋三首相は14日、「原爆や戦争を恨まず、人の中に巣くう『争う心』と決別する」訪問にしたいと述べた。しかし、原爆や戦争を恨む心と争う心はまったく違う次元のものだ。原爆と戦争を恨む心が、次の世代に自分たちと同じ目に遭わせたくないという反戦反核運動を育んできた。オバマ氏も唱える「核兵器のない世界」に向けて先駆けて活動してきたのは、こうした人々であることを忘れてはならないだろう。 続きは 『今を読む』 神戸市外国語大准教授・繁沢敦子
中沢啓治さん 「ゲン」から米大統領へ…生前の手紙発見 via 毎日新聞
被爆者の声を聞いて 実体験に基づき原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」の作者、故中沢啓治さん(2012年に73歳で死去)が、オバマ米大統領に宛てて09年に書い た手紙が見つかった。核なき世界を訴えた演説への感銘をつづり、広島と長崎を訪ねて被爆者の声を聞くよう求めている。手紙は当時大統領に届かなかったとみ られるが、中沢さんの妻ミサヨさん(73)は「夫が『見つけてほしい』と訴えたのかもしれない」と話し、大統領の広島訪問実現を喜んでいる。【石川裕士】 (略) ミサヨさんによると、プラハ演説後に中沢さんは「これまでの大統領とは違う」と心を動かされ、手紙を書き始めた。「『この人なら被爆者の苦しみを分かって くれる』と思ったのでしょう」と話す。中沢さんは、英訳した手紙と「ゲン」英語版をオバマ氏や家族に届けようと試みた。大統領の家族と親交のある米国在住 の女性に送ったが、大統領には届かなかったとみられる。 (略) 中沢啓治さんの手紙(抜粋) 米国大統領バラク・オバマ&家族の皆さま 「はだしのゲン」の英訳化が完成したのを機会に、どうしても貴方(あなた)と貴方のご家族に読んで頂きたいと思い、手紙を書きました。 原爆投下から64年の8月6、9日を迎えたヒロシマ・ナガサキは初めて悲願の「核兵器廃絶」が現実の目標になった事を実感し、歓迎しています。それは、貴方の“プラハ宣言”が核兵器廃絶に向けた希望の灯(あか)りになったからです。 2007年の暮れ、シカゴのデュポール大学で広島市が開催していた「原爆展」に、偶然に足を運ばれてご覧になった……という新聞記事を見て深い感銘を覚 えました。「原爆展」が貴方の心に触れて「核兵器廃絶」に思いを至らせる契機になったのではないか……と推察したからです。 貴方がおっしゃる様に核廃絶は「生きているうちの実現は難しいかもしれない」極めて困難な課題だと思います。しかし、核兵器を使った唯一の核保有国の “道義的責任”と貴方の意思をより強固なものにして他の核保有国の意見をまとめる為(ため)には、何としても一度広島と長崎においで頂いて被爆者の声を聞 き、原爆資料館をご覧頂きたいと思います。 「はだしのゲン」が貴方の決意を世界中の平和を希求する人達(たち)のより確かな目標にするための手助けになることを心から祈ります。 2009年8月20日「はだしのゲン」原作者 中沢啓治 全文は[要有料登録] 中沢啓治さん 「ゲン」から米大統領へ…生前の手紙発見
広島 被爆遺構、一時埋め戻し 米大統領訪問発表の直後 via 毎日新聞
広島市は「景観を考慮した」と説明 オバマ米大統領が27日に広島を訪問するのを受け、広島市が原爆資料館本館で行っている地下遺構の発掘調査を中断し、現場を土で埋め戻したことが18日、分かった。周囲の囲いを撤去し、アスファルトを敷いて歩けるようにする。市は「景観を考慮した」と説明しているが、「原爆投下で街が廃虚になったことを示す遺構を、なぜわざわざ埋め戻すのか」と批判の声も上がっている。 原爆資料館の周辺は、原爆投下前は民家や理髪店、幼稚園などが建ち並び、市内有数の繁華街の一角だった。原爆で街は廃虚と化し、住民らは即死。戦後、平和記念公園として整備され、資料館から北側に原爆慰霊碑、原爆ドームを一直線に見通せるよう設計された。 市によると、本館の耐震補強工事が必要になり、昨年11月、工事範囲の地下遺構を調査し記録するため発掘調査を始めた。本館の周りに囲いを設置し、北側出口は閉鎖していた。3月の終了予定だったが、想定以上に多くの被爆資料が発掘され、調査が長引いている。 これまでの調査で、三輪車や時計、万年筆などの遺品のほか、民家の敷石や道路の縁石など被爆前の街並みが分かるものが見つかっている。 市によると、オバマ大統領の広島訪問が今月10日に発表され、翌11日に埋め戻しを開始。発掘調査現場の西側の一部を除き、掘り返した土を戻してアスファルトを敷く作業をしている。囲いは西側部分だけを残して撤去する。未調査部分はオバマ大統領の訪問後に再び掘り返す。 埋め戻しの理由について市は「警備上の理由ではない。資料館の出口から慰霊碑、ドームまでを本来のように見通せるようにしたい」としている。 続きは 広島 被爆遺構、一時埋め戻し 米大統領訪問発表の直後
米大統領広島へ 被爆地の声聞いて「核被害、怖さ伝える」via 毎日新聞
(抜粋) 元中学教諭で広島県原爆被爆教職員の会会長の江種祐司さん(88)=府中町=は「原爆によってどんな被害が出たか、オバマ 氏自身が事実を知ろうという気持ちがあるのなら、喜ばしい」と歓迎した。一方で、「被爆直後は無傷だった人間でも、耳や鼻から血を流し、体に紫色の斑点が 浮かんで亡くなっていく例が多かった。そういう被害こそが核被害の本当の恐ろしさで、被爆者から話を聞かなければ分からない」と語った。 14歳の時、爆心地の北約2.3キロで被爆し、4月の主要7カ国(G7)外相会合で報道関係者向けに証言した梶本淑子さん(85)=広島市西区=は「原 爆投下から70年以上たち、あまりにも遅すぎる」と批判する一方で「被爆者の証言を少しでもいいから聞いてほしい。いかに原爆がむごいものかが伝わるは ず」と願った。 米国での証言経験がある被爆者の山本定男さん(84)=広島市東区=は「きっと、自身が考えていた以上に原爆の被害は甚大だったと、核に対する考え方が変わるはず。そして言葉だけでなく、政治家として何かをしなければいけないと思うはずだ」と期待した。 厳しい見方もある。原爆ドームの絵を長年描き続けてきた被爆者の原広司さん(84)=広島市安芸区=は「ノーベル賞をもらったのに複数回の核実験を実施 し、矛盾した行動を取っている。核兵器で多くの人の命を奪ったのは事実で、憎しみがないと言えばうそになる」と憤りを隠さない。 広島県原爆被害者団体協議会理事長の坪井直(すなお)さん(91)は「原爆投下で一生を棒に振った。腹の底では、思うこともある。しかし、こちらから謝罪を求めはしない。オバマ大統領が広島に来るのは歓迎。人類の過ちをよく知ってほしい」と話した。 もう一つの広島県被団協理事長の佐久間邦彦さん(71)は「被爆者がどんな思いで生きてきたかを聞き、原爆の後遺症や裁判など、今も問題が続いていることを知ってほしい。それを踏まえてヒロシマから核廃絶を訴えてくれたら、意義があると思う」と語った。 全文は米大統領広島へ 被爆地の声聞いて「核被害、怖さ伝える」
オバマ大統領の被爆地訪問に慎重姿勢…米報道官 via Yomiuri online
【ワシントン=尾関航也】アーネスト米大統領報道官は6日、オ バマ大統領が任期中に広島、長崎の被爆地を訪れる可能性について、過去の訪日の際も米政府内で検討されていたことを明らかにしたうえで、「(実際にはオバ マ氏が)行かなかったことが、大統領と政権が最終的にどう判断したかを示している」と語り、慎重な姿勢を表明した。 一方、報道官は「将来の可能性は排除しない」と述べた。ただ、来年の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)などに合わせ、被爆地を訪問する可能性については、米国内の多様な意見を検討し、最終的な判断を下すとみられる。 続きはオバマ大統領の被爆地訪問に慎重姿勢…米報道官
広島・長崎市長:「被爆地訪問を」米大統領宛てに要請文 via 毎日新聞
オバマ米大統領に被爆地訪問を要望するため松井一実広島市長と田上富久長崎市長が14日、東京都港区の米国大使館を訪れ、ルース駐日大使に大統領宛ての要請文を手渡した。 […] オバマ大統領は09年4月、チェコ・プラハで「核のない世界を目指す」と演説しノーベル平和賞を受賞。 同年11月の初来日時に「広島と長崎を将来訪れることができたら非常に名誉なこと」と述べ、被爆者には米大統領として初の被爆地訪問の期待が高まった。だ が、米国内で原爆投下を正当化する声は根強く、いまだ実現していない。 全文は 広島・長崎市長:「被爆地訪問を」米大統領宛てに要請文