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EUの原発「グリーン」草案 via しんぶん赤旗

「子どもの未来を破壊」 独・スペインなど反対  欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会は1日、原子力発電と天然ガスを地球温暖化対策に貢献する「グリーン」な投資先だと一定条件下で認定する草案を加盟国に提示したと発表しました。これに対し、脱原発を目指すドイツやスペイン、オーストリアから反対の声が相次いでいます。(桑野白馬) […]  オーストリアのゲウェッスラー気候変動相はツイッターで、草案は気候変動対策を講じるふりをした「グリーンウオッシュ」だと批判。原発や化石燃料由来の天然ガス使用は「気候や環境に有害で、子どもの未来を破壊する」と指摘しました。「計画が実行されれば訴える」と、法的措置を取る構えを示しました。  脱原発を掲げるスペインのリベラ副首相(環境保護担当)は、原発が「グリーンでも持続可能でもない」と指摘。温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に「誤った合図を送る」と指摘しました。  22年末に脱原発を目指すドイツのレムケ環境相は独メディアグループに対し、原子力は「壊滅的な環境破壊をもたらす恐れがある」と指摘。原発利用を温暖化対策に位置付けるのは「絶対に間違っている」と強調しました。  一方、原発が発電量の約7割を占めるフランスや、原発導入計画を進めるポーランドはタクソノミーに原発を加えるよう求めています。  欧州委は、加盟国の意見を求め、月内にも正式案を公表する予定。加盟国で構成する理事会や欧州議会が承認すれば施行されるものの、ドイツやスペイン、オーストリア、デンマークなどが反対しており、内容は修正される可能性があります。 全文

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原発の運転延長も「脱炭素へ一助」 EUの案にドイツは反発 via 朝日新聞

[…]  欧州委は、脱炭素につながる「グリーン」な経済活動を定めたルール「EUタクソノミー(分類)」に原発と天然ガスを盛り込むため、EU各国に原案を示して意見を求めている。1月中には正式決定し、発電所の新設などにかかる資金を好条件で調達しやすい環境を整える方針だ。 […]  原発や天然ガスの活用への是非はEU内で割れている。とりわけ原発を「タクソノミー」に組み込んでグリーンな電源とみなすことについて、ドイツ首相府のヘーベシュトライト報道官は3日の定例記者会見で、「私たちは明確に拒否する」と述べた。「原子力技術は危険で、放射性廃棄物の問題は未解決だ」とも語った。オーストリアは法的措置も辞さない構えをみせている。議論のとりまとめが難航する可能性もある。(ブリュッセル=青田秀樹、ベルリン=野島淳) 全文

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原発は気候変動対策? via FoE Japan

原発は気候変動対策? 日本政府は運転時に温室効果ガスを排出しない原発を気候変動対策に位置付けています。しかし、リスクやコストが高く、東電福島第一原発事故の収束も見通せず、また核のゴミ問題も解決が見えない中、原発は気候変動対策になるのでしょうか? 問題点をアニメーションにまとめました。 ▼こちらもぜひ! 2011年に発生した東電福島第一原子力発電所事故から10年以上経ちますが、その影響で苦しむ人がたくさんいます。事故処理費用は膨れ上がり、汚染も続いています。さまざまな角度から原発事故についてまとめた311ふくしまミエルカプロジェクトのウェブサイトもご覧ください。→https://311mieruka.jp/ ▼「ふくしまミエルカプロジェクトインタビュー集」 事故後福島に帰還した方、避難を続けている方、さまざまな方にインタビューを行いました。こちらもぜひご覧ください→https://www.youtube.com/playlist?list…

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米中ロ英仏「核戦争しない」 初の共同声明、外交追求 via 中日新聞

【ワシントン共同】米国、英国、フランス、中国、ロシアの5核保有国は3日、軍事衝突や軍拡競争を防止するために2国間、多国間の外交的取り組みを引き続き追求する意向を示す共同声明を発表した。「核戦争に勝者はおらず、決して戦ってはならないことを確認する」と表明。中国の馬朝旭外務次官は「5カ国の指導者が核兵器の問題について声明を発表するのは初めて」と意義を強調した。  共同声明は「防衛、侵略の抑止、戦争予防を目的とすべきだ」とし、「核兵器国間の戦争回避と戦略的リスクの軽減」を最も重要な責務とし、核拡散防止条約(NPT)で課された核軍縮交渉義務を守ることも強調した。

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「脱原発」叫び強くなれた 写真家・亀山ののこさん 「黙っていることがスマート?ちっともそう思わない」 via 東京新聞

◆初めは恥ずかしくて声が出なかった  2013年7月7日、七夕に合わせて各地の母親らが脱原発を願う集会が東京・永田町の官邸前で開かれた。次々とマイクを握る参加者。取材に来たメディアのカメラが周りを囲むなか、福岡県糸島市の写真家、亀山ののこさん(45)の順番が回ってきた。「私たちは黙っていることができません」 初めて脱原発デモに参加したのは東京から福岡に引っ越して間もない11年9月。でも、恥ずかしくて声が出なかった。2度目の参加で思い切って「原発反対」と叫んだ。「思ったことを声に出すのがこんなに自分を力強くさせるとは思わなかった」と振り返る。 11年3月に東京電力福島第一原発事故が起きた。最初は原発のことを知らなかったから、恐怖はなかった。しかし、情報を集めるにつれて危険性を知り、「子どもを守るため原発はいらないと発信しよう」と決意した。仕事が減るのは覚悟の上。原発に反対する母親と子どもの姿を、4月から撮り始めた。 後に写真集「100人の母たち」にまとめられた作品に登場する母親たちは、みな優しい表情。作品には命を守りたいという思いがあふれる。 […] ◆安保法制、憲法9条、水俣病…撮りたかったのは「尊厳」  「100人の母たち」の出版後は、全国で写真展を開き、脱原発を訴えた。特定秘密保護法や集団的自衛権を認める安保法制に反対するデモに加わり、憲法9条をテーマにした写真集「9」も出し、活動の幅を広げ続けている。 脱原発デモで知り合った水俣病の患者や支援者らとの交流も続いた。水俣病の公式確認から半世紀以上たっても認定されず、行政から切り捨てられても尊厳回復のため訴訟を続けている人たちの姿は「私が撮りたかったのも『尊厳』だったんだ」と気付かせてくれた。 声を上げても思い描く社会に近づかない、もどかしさはある。「私の取り組みは世の中のガス抜きにしかなってないのかなという思いは、頭のどこかにある」 […] 19年に、デモなどを通じて知り合った仲間と社会課題を学び合う場として「糸島デモクラシー塾」を始めた。月1回ほど集まり、原発や水俣病、慰安婦問題、在日アジア人差別を巡る問題など、それぞれが関心のあるテーマを語り合っている。 「黙っていることが穏やかでスマートみたいな空気が日本社会にあるが、ちっともそう思わない。必要な時に声を上げることは次世代のため、自分のため、生きているからこそだと思う」(加藤益丈) 全文

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「長崎にも黒い雨が降ったとする客観的資料」に関する意見書 via 長崎県保険医協会

12月23日、厚労省、広島県・市、長崎県・市の5者協議で長崎を被爆認定の対象に含めないという骨子案が示された際、厚生労働省はその理由を「客観的資料がない」と述べました。裁判資料や査読の付いた論文だけが客観的資料ではありません。それを証明するために本意見書を作成しました。資料とともにご覧ください。 「長崎にも黒い雨が降ったとする客観的資料」に関する意見書 ・ 資 料 全文

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「広島と分断する内容だ」 長崎市長、怒りあらわ 黒い雨救済拡大 via 毎日新聞

広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」被害の救済拡大を巡り、国が示した被爆者認定指針改定の骨子案に長崎の「被爆体験者」が含まれなかったことを受け、長崎市の田上富久市長は28日の定例記者会見で「広島と長崎を分断する内容で非常に憤りを感じる」と怒りをあらわにした。  骨子案は厚生労働省が広島県・市、長崎県・市との5者協議で提示。広島で黒い雨に遭い、7月の広島高裁判決で被爆者と認められた原告84人と「同じような事情にあった人」の救済方針を示す一方、長崎は今回は救済対象としない方針を示した。広島県・市は合意した一方、長崎県・市は「受け入れられない」と反発。厚労省は別途、長崎と協議を継続する方針だ。 田上市長は「長崎にも黒い雨などが降った事実は明らかで、広島と同じ事情に当たると訴え続けたのに受け入れられなかった」と述べ、骨子案に長崎を明記するよう、中村法道知事とともに直接厚労省に要望する考えを示した。  また、中村知事も28日の定例記者会見で「(救済対象を)広島に限定するような骨子案は受けいれがたい」と批判。県と市が1999年度に被爆未指定地域で実施した証言調査で、129人が「黒い雨を浴びた」と回答したことを挙げて「黒い雨を浴びたというのは客観的な事実に基づく証言だ」と述べた。urn:uuid:1b4aefea-6271-582c-ed4d-582c62711b4a  一方、県保険医協会(本田孝也会長)は28日、5者協議で厚労省が「長崎に黒い雨が降ったことを示す客観的資料がない」との見解を示したことに反論する意見書を厚労省に郵送した。  意見書は、県保険医協会による住民への聞き取り調査や、長崎市が昭和50年代に作成した被爆地域図に「黒い雨降雨地帯」が記されていたことなどを根拠に、「(被爆未指定地域で)黒い雨が降ったことを示す客観的資料は複数存在する」と主張。長崎を救済対象から除外したのは「結論ありきの議論だ」と批判した。【中山敦貴、田中韻】 原文

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黒い雨の新指針案が事実上確定 長崎県・市「受け入れられない」 via 朝日新聞

 広島への原爆投下後に降った「黒い雨」に遭った人を被爆者と認める厚生労働省の新しい審査指針案が事実上確定した。同省は27日、広島県と広島市が案に同意したことを明らかにした。一方、長崎県と長崎市は同日、「広島に限定される案は受け入れられるものではない」と回答した。 新指針案は被爆者と認める要件を「黒い雨に遭った(否定できない場合も含む)」「がんや白内障など11類型の病気にかかっている」の2項目とした。広島県・市は、今年7月の広島高裁判決が否定した病気の要件が設けられることに不満を示しつつ、受け入れる意向を同省に伝えた。  長崎では原爆投下当時に郊外にいたため、被爆者と認められない「被爆体験者」が救済を訴えてきた。  長崎県・市は、国が認めている被爆地域の外でも、黒い雨や放射性物質を含む灰が降ったとの証言が約2千件あるとして、長崎の被爆体験者も指針の対象に含めるよう求めていた。ただ、厚労省は「客観的な資料がない」として対象外とした。 […] 全文

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【独自】福島第一原発の処理水増加量、前年より3割減 タンク貯蔵ペースダウン 放出急ぐ根拠揺らぐvia 東京新聞

東京電力福島第一原発でたまり続ける汚染水を浄化処理した水(処理水)の2021年分の量が、前年より約3割減ったことが本紙の調べで分かった。1日当たりの増加量は126トンで、前年の170トンから大幅に減少。建屋屋根の補修が進み、汚染水発生源である雨水の建屋流入が抑えられたことが要因とみられる。東電は「23年春ごろ」に保管タンクが満杯になると主張しているが、本紙試算では満杯は「23年9月初め」となり、放出を急ぐ前提の期限が変わる。 […] ◆「建屋の屋根補修、想像以上の効果」  福島第一原発では2020年8月、3号機建屋の屋根に開いた大きな穴をふさぐ作業が終わり、汚染水増加につながる雨水の建屋流入を防ぐ対策が進んだ。一方、東京電力が主眼に据えてきた建屋への地下水流入を抑える対策は、巨額を投じているにもかかわらず効果がはっきり見えない。 […] ◆国費345億円投入、凍土壁の効果は不明  一方、建屋への地下水流入を抑えるため、国費345億円を投じて造られた凍土遮水壁は、効果が不明瞭なままだ。本格運用から4年以上たった9月以降、地中の壁の一部が解けるほころびも見え始めた。 原子力規制委員会の更田豊志委員長は今月2日、原発視察時に「凍土壁はずっと続けるものではない」と別の建屋止水対策を講じるよう促した。ただ、東電は具体策を打ち出せてはいない。(小野沢健太) 全文

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「原爆の子」手記に込めた思い伝える via RCC News

こちらの本は70年ほど前に当時の子どもたちが書いた原爆の体験記です。当時、手記を寄せた女性は、今でも、手元に本を置いています。 広島市安佐南区に住む早志百合子さんです。 85才の早志さんは、体操教室の講師を長年勤めていることが、元気の秘訣だといいます。早志さんの元には、中学生の頃から持ち続けている本があります。 「なんで長いこと、70年間持ち続けていたのかなとか開いたこともなかったけど」(早志百合子さん) 「原爆の子 広島の少年少女のうったえ」には、105人の子どもの被爆体験とその後の生活が綴られています。早志さんも、手記を寄せた少女の1人でした。9歳のとき、爆心地から1.6キロの比治山付近で被爆した早志さんは、中学2年生のときに学校の宿題として手記を書きました。 (略) 一緒に逃げた母の政子さんは、目にした光景を原爆の絵に残しています。 「もちろん道も、もうないし、家が全部重なってすぐ燃え上がった。死体がその中に混ざってるし、真っ黒こげのそれを踏みつけるように、ズルッとなるわけよね。死体だからね」 その後、手記を元にした映画やラジオドラマも作られました。 「ここの牧師さん、あの日私を拾ってくだったんです。それからずっとここに居ます。お父さんやお母さんは?みんな死んじゃったんです」(TBSラジオドラマより) ドラマは、原爆で家族を失ったり病気になったりした子どもたちの、境遇や心情を描いています。早志さんは、「手記のその後も地獄だった」と振り返ります。なんとか生き延びても、戦後、アメリカが設立したABCC=原爆傷害調査委員会から呼び出しを受け、裸で検査を受けさせられるなど辛い思いをしました。 「結婚を反対され、出産を反対され、お医者さんすらこういう体の状況で悪性貧血で妊娠することは無理だと。そういう事が徐々にあるわけでしょ。だから原爆を忘れたくても、ついてくるわけよ。いろんなことでね」 結婚して子どもを産んでも、早志さんは長い間記憶を閉じ込め、手記を再び読むこともありませんでした。 転機が訪れたのは十数年前、手記を書いた当時の子どもたちが集まったことをきっかけに、中学生の自分が書いた被爆体験記に目を通しました。 「本当に正直に書いているでしょう。本になって何十年も残って人が読むと思いもしないし、そうだったらもうちょっと書き方が違ってたと思うから、そうじゃなくてよかった」 戦争に苦しめられた子どもたちの素直な気持ちが書かれた本を、今の子どもにも読んでほしいと感じています。小学校での被爆証言や原爆の絵の作成など自分の体験を伝える活動を出来る範囲で、取り組んでいます。 全文は「原爆の子」手記に込めた思い伝える

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