原発大国の道を進み続ける中国が、放射性廃棄物をガラス固化して廃棄する施設を稼働させた。
「。。。」中国で初めて実施されたこの手法は、中国の原子力産業の大きな一歩をしるすものだと、同紙は続けた。 原子力発電所は温室効果ガスを排出しないという点で、クリーンエネルギーとされることもある。 問題は、原発が生み出す放射性廃棄物だ。長期間にわたって放射線を放出し続ける使用済み核燃料をいかに安全な方法で廃棄するかだ。 中国は、摂氏1100度前後の高温で、液状の放射性廃棄物とガラス原料を混ぜ合わせた。それが冷えると、放射性廃棄物はガラス内部に閉じ込められて、危険な放射能が漏れ出すのを防げる。
放射性廃棄物ガラス固化と呼ばれるこの技術を実用化したのは、中国が世界で最初ではない。アメリカ、フランス、ドイツなどの多くの国が、この方法で放射性廃棄物を廃棄している。
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