中国電力は、原子力発電所の建設を計画している上関町の沖合で、ボーリング調査を始める予定でしたが、計画に反対する地元の住民たちが、漁船で現場の海上に集まっていることから、作業の準備が今も進められない状況です。
上関町では、中国電力が原子力発電所の建設を計画していますが、福島での原発事故以降、予定地となっている海の埋め立て工事が中断されたままです。
工事の再開に向け、中国電力は予定地に活断層が無いかを調べるため、沖合およそ200メートルでボーリング調査を行う方針で、今月8日から準備作業に着手しました。
しかし、作業を行う海上には、建設に反対している町の離島・祝島の住民が漁船で集まり、抗議を続けています。
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祝島の住民のひとりは「仕事が許す限り、中国電力が作業をやめるまで、毎日でも漁船で集まろうと思っている」と話し、抗議を続ける考えです。
全文は 原発調査 住民抗議で作業進まず