茨城県東海村の加速器実験施設「J―PARC」内で起きた放射性物質の漏えい事故で、施設を共同運営する日本原子力研究開発機構と高エネルギー加 速器研究機構は18日、事故後、2回目に動かした換気扇は約65時間半にわたり回し続けていたとする追加報告書を原子力規制庁に提出した。
機構側は、「線量が下がっていたので問題ないと思った」と釈明した。
追加報告書によると、事故のあった5月23日は、事故直後の1回目に続いて、午後5時半から再び換気扇を動かし、26日午前11時頃まで回し続け た。その間、24日午後6時頃には、事故直後に換気扇を回したことが外部に放射性物質が漏れた原因だとわかったが、止めることはなかった。
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