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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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- Mark Ultra on Special Report: Help wanted in Fukushima: Low pay, high risks and gangsters via Reuters
- Grom Montenegro on Duke Energy’s shell game via Beyond Nuclear International
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Tag Archives: 高村昇
公金なのに「黒塗り」なぜ? 福島県委嘱の被ばく医療専門家の報酬、「個人に関する情報」盾に不開示via 東京新聞
福島県が東京電力福島第一原発事故の直後に専門家に委嘱した「放射線健康リスク管理アドバイザー」の報酬額が、市民団体による県への情報公開請求で非開示とされた。自治体が委嘱した専門家への報酬を、非公開の「個人に関する情報」とすることは適切なのか。市民団体側は「(専門家の)講演は社会的影響が非常に強かった。公金を使っており、公にすべきだ」と訴えている。(片山夏子) […] 野池さんらは11月16日の審査会で、福島県伊達市でアドバイザーを務めた原子力規制委員会前委員長の田中俊一氏の報酬額が、月10万円と公開されていることなどを例示し、県の判断に疑問を呈した。 市民団体メンバーの海渡雄一弁護士は「誰にいくら払ったかは、公的行為そのもので個人に関する情報だという解釈は間違っている」と指摘する。 市民団体メンバーの海渡雄一弁護士は「誰にいくら払ったかは、公的行為そのもので個人に関する情報だという解釈は間違っている」と指摘する。 一方、報酬額を非開示とした理由について、県原子力安全対策課の担当者は取材に「公共性の判断は議論があるところだが、県情報公開条例に基づき個人に関する情報に該当すると判断した」と説明した。 県は2011年3月19日、被ばく医療の専門家であるともに長崎大の山下俊一教授(当時)と高村昇教授、4月1日に広島大の神谷研二教授の3人に、放射線健康リスク管理アドバイザーを委嘱。3人は、被ばく対策の助言や県内各地で放射線の健康への影響について講演した。委嘱は事業が終わった20年度末まで続いていた。 山下氏の講演内容を巡って、環境NGOなどが「被ばくリスクを過小評価している」と批判し、解任を求めたこともあった。海渡弁護士は「原発事故直後のまだ人々が逃げ惑っている時期に委嘱され、講演内容は住民避難にも影響した。きちんとした検証が必要だ」と話した。 全文
福島県双葉町と長崎大が連携協定 町民の安全安心へサテライトオフィス開設 via 福島民報
福島県双葉町と長崎大は1日、町の復興と活性化に向けた包括連携協定を締結した。来年1月の開始を目指している準備宿泊に合わせ、町内に復興推進拠点として、長崎大のサテライトオフィスを設ける。臨床心理士、保健師らが健康相談や戸別訪問を通じて、町民の安全安心につなげる。 サテライトオフィスは、町内の町役場コミュニティセンター連絡所に窓口を設け、町役場仮設庁舎の完成後は庁舎内に入る。放射線の影響に関する情報を提供し、住民の不安解消につなげる施策を進める。 締結式は双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で行われ、伊沢史朗町長と河野茂学長が協定書に署名した。伊沢町長は「町民が安心して帰還する推進力になる」と述べた。河野学長は「町の復興に全面的に協力する体制ができた」と語った。伊藤哲雄町議会議長、長崎大名誉教授の山下俊一福島医大副学長らが立ち会った。 伝承館館長で県放射線健康リスク管理アドバイザーを務める長崎大原爆後障害医療研究所の高村昇教授がサテライトオフィスの活動内容などについて報道陣に説明した。 続きは福島県双葉町と長崎大が連携協定 町民の安全安心へサテライトオフィス開設
【原発PR看板】福島県のアーカイブ施設「伝承館」初代館長に長崎大の高村昇教授。広がる「なぜ?」と落胆。県は「人格で選んだ」。ここにも山下俊一氏の影かvia 民の声新聞
2020/04/03 小さな新聞記事に衝撃が走った。福島県が双葉郡双葉町中野地区に今夏、オープンさせる予定のアーカイブ施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」初代館長に、長崎大学の高村昇教授(51)が就任したというのだ。非常勤で、任期は4月1日から5年間。推薦した福島県は「人格で選んだ」、「考え方に偏り無い」と説明するが、高村教授は原発事故後、山下俊一氏とともに福島県内で〝安全安心講演〟をした人物。一貫して被曝リスクを否定し続けている上に、そもそもアーカイブの専門家でも無く、驚きと落胆が広がっている。 【「考え方に偏りが無い」】 「伝承館」の指定管理者である「公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構」(斎藤保理事長、以下機構)は、福島県からの推薦を受けて高村氏に館長就任を依頼したとしている。ではなぜ、震災・津波・原発事故を後世に伝えるアーカイブ施設の館長に高村氏がふさわしいのが。福島県はどんな理由で機構に推薦したのか。取材に応じた福島県生涯学習課の担当者は「3つあります。まず、人格的なものが1つあると思います」と理由を明かした。 「考え方に偏りが無い、人格的に温厚で高潔な方である。これが1つ目の理由です。もう1つは本県の復興、避難地域等の支援に関わってこられた方であるという事です。そして、伝承館の運営に必要な能力を持っている方であるという事。これらの3点が推薦理由です。検討過程で何人かの名前が候補に上がりましたが、最終的に高村先生が適任だろうという結論に至りました。高村先生には数カ月前に推薦の打診をし、『ご協力出来るのであれば』と快諾していただきました」 原発事故直後に山下俊一氏とともに「福島県放射線健康リスク管理アドバイザー」に就任。復興庁発行の冊子「放射線のホント~知るという復興支援があります。」の中でも被曝リスクを否定している高村氏の考え方に「偏りが無い」と県職員が評価しているとは驚く。結局、福島県が〝高村館長〟に望んでいるのは風評を払拭するような発信なのだ。 「伝承館には博物館的な要素も当然あるのですが、研修・研究事業にも力を入れて行きたいと考えています。高村先生の発信力ですとか、リスクコミュニケーションにおける経験や知識を活かしていただきたいと期待しています」 […] 「100 ミリシーベルトを下回る場合、現在の科学ではガンや疾患のリスクの上昇が証明されていない。一方、煙草を吸う人のガンになるリスクは、1000mSvの放射線を被曝するのと同程度のリスクと考えられている」 「鼻血が止まらなくなったとか、同じような質問をよく受けます。そのような急性の症状が出現する被曝線量は500から1000mSv以上と言われています。福島の人がそのような線量を被曝しているとは考えられないので、放射線の影響ではないと思う」(公益財団法人福島県国際交流協会発行の講演録より) 2013年6月の第11回委員会からは、福島県の「県民健康管理調査」検討委員も務めている。復興庁が2018年3月に発行した冊子「放射線のホント~知るという復興支援があります。」では、「作成にあたり、お話を聞いた先生」に名を連ねている。冊子は「原発事故の放射線で健康に影響が出たとは証明されていません」と断言している。 県議会で「伝承館」の問題を継続的に取り上げている宮本しづえ県議(日本共産党福島県議会議員団)は、高村氏の館長就任に驚きの声をあげた。 「高村さんは山下(俊一さん)と一体。考え方に偏りの無い人を選ぶのであれば、3月末で県立博物館長を退任した赤坂憲雄さんの方が適任だろう。アーカイブの専門家なんだから。機構が『伝承館』の指定管理者に選ばれた時点で、こうなる事はある程度分かっていた。そして、それは県の意思でもある。高村さんが館長に就任した事で『伝承館』の性格は決まったと言える」 【「PR看板、常設展示を」】 「高村氏は、一定の放射線量は『むしろベネフィット』と語っていますよね。過去の発言や経歴から考えると、伝承館を通して、学びに来る人達に『放射能は正しく恐れろ』と誘導するような、禍々しい〝放射線安全PR伝承館〟になるような悪い予感がします。伝承館や福島イノベーション・コースト構想には、原発再稼働と復興PRを進める経産省が絡んでいますからね」 原発PR標語「原子力 明るい未来のエネルギー」の考案者で、標語看板を原発事故の〝負の遺産〟として現場保存するよう望んでいた大沼勇治さん(44)=双葉町から茨城県古河市に避難中=は、高村氏の館長就任に落胆した。 「標語考案者として、原発事故でかけがえのない故郷の『明るい未来』も奪われた者として、偽りとなってしまった看板の現場保存を切に訴えてきた当事者として、館長に就任した高村氏に伝えたいことがあります」として、次のようなコメントを寄せた。 「撤去前、『復興祈念公園内に展示する』と伊澤史朗町長から告げられました。あれから4年余。結局、看板が『伝承館』で常設展示されない事を知りました。町長の言質と約束が反故にされたのです。 […] 全文