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被曝労働〜事故後の福島第一原発で働くということ。の巻 (その2)via 雨宮処凜がゆく マガジン9

「働き始めた当初は、全面マスク着用のフル装備でした。綿の手袋の上にゴム手袋して、靴の上にはビニール製の靴カバー。空間線量が高くて車の中も汚染してるってことで、その装備をするわけです」  警戒区域に入る車は限られており、「イチエフ往復」用の車は決まっている。中には、高級な観光バスもあったという。「誰でも乗っていい」とはなっていたが、その高級バスが東電社員専用バスであることは誰もが知っていた。  「乗ったら大変なことになる」とごぼうさん。ちなみに、Jヴィレッジの大浴場も「誰でも使っていい」ことになってはいたが、実質東電社員しか使えない。やはり「使ったら大変なことになる」そうだ。  さて、そんな警戒区域内の通勤車だが、気になるのはやはり被曝の問題である。  「イチエフ行く途中の一部は線量がすごく高い」と言われていた。被曝を防ぐため、窓は閉めるように言われていたものの、現実は違うこともあったようだ。  「夏とか、装備してる上に日差しあたって暑いんで窓開けたり、暑くなくても窓開けて煙草吸ったりしてる人とかいたみたいです。あと、(当時の野田首相による)『収束宣言』がされたり、警戒区域を小さくして人を戻すってことが進んでいくことを見越して、『一般人に不安を与えないように』って理由からだと思うんですが、装備の簡素化が進められていきました。全面マスクから普通のマスクになって、服も、形だけの防護服。もしかしたら今は普通の作業着でタイベックの防護服は着てないかもしれませんね」 全文はこちら。

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