Tag Archives: 美術

原発事故の過去・現在・未来 写真展 via 朝日新聞

[…] 小原さんは大阪府内在住のフォトジャーナリストで33歳。2011年の東京電力福島第一原発事故直後には、構内で収束作業にあたっていた若者を大手メディアに先駆けて撮影。その後も、原発事故の影響を可視化しようと追いかけている。   2015年2月からは、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の取材を始めた。写真展には、2年間かけて撮影した約60点を展示している。収束作業のために造られたスラブチッチ市に滞在しながら廃炉作業員として働く夫婦の日常を記録したほか、母親のおなかの中で被曝(ひ・ばく)し、甲状腺の病気を患っている女性マリアの気持ちを見つめた。マリアの撮影には、立ち入り禁止区域に放置されていたフィルムを入手して使った。マリアの悩みや苦しみなど目に見えにくいものを表現するのに適していると感じたからだという。   […] 入場料800円など。月、木曜は休館。今月8、15、22日に全3回のワークショップもある(4500円)。また期間中の毎週水、土曜は原発事故に関する映画も上映している(入場料1千円)。 全文

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原発被害 共感の輪 福島の牧場描く藤沢の山内さん、ロシアで個展via 東京新聞

◆8日から「命の重さ、弱者の痛みを」  立てなくなった牛や馬、叫ぶ牧場主-。東京電力福島第一原発事故で汚染された福島県内の牧場を描いてきた藤沢市の画家、山内若菜さん(40)が8日から、ロシア・ハバロフスクの極東美術館で個展を開く。「同じ原発事故を経験したロシアの人に見てもらい、弱者への共感を広げたい」と話している。 (加藤豊大)  六月下旬、山内さんは自宅近くのアトリエで、縦二・三メートル、横三・五メートルの「牧場・相棒との別れ」の仕上げにかかっていた。モチーフは福島県飯舘村にある牧場。原発事故後、原因不明の体調不良でかわいがっていた馬が死に、最後の別れを告げる牧場主を描いた。  山内さんが、福島県内の牧場を描き始めたのは二〇一三年の冬。友人とボランティアで訪れた浪江町で、「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳さんと出会った。希望の牧場は福島第一原発から十四キロ。飼っていた肉牛三百頭余りは被ばくし売ることができなくなった。それでも吉沢さんは「殺すわけにはいかない」と全頭の飼育を続けた。  その後、同じく放射能に汚染された飯舘村の牧場で牛馬を守り続ける細川徳栄さんと知り合った。話を聞き、酒を交わすうちに二人と仲良くなり、年に二、三回ほど牧場へ行き、弱っていく牛や馬の世話を手伝うようになった。  広大な二つの牧場には死んだ牛や馬の白い骨が散乱。家族同然に愛情を込めていた馬が痩せ細り死んでいくのを前に、細川さんは声を殺して泣いた。吉沢さんは時に、失われていく命に対する責任をとらない国や電力会社への怒りを爆発させた。 […] 「失われた一頭一頭の命は重い。牧場主の痛みへの共感を国を超えて広げたい」という山内さん。自身のブログ(インターネットで「若菜絵ブログ」と検索)で展示風景や来場者の感想などを紹介する予定だ。 全文

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東北電「不審物と思われる」 美術作品の一時撤去を要請 via 朝日新聞

東北電力が仙台市青葉区の電力ビル内で運営するホールで、美術家で宮城教育大准教授の村上タカシさんが、福島県内の土壌や土囊(どのう)袋を組み合わせた作品を展示しようとしたところ、ホール側から「不審物と思われる」として一時、撤去を求められたことがわかった。 […] 村上さんら日本とカナダのアーティスト8組が「中立の立場でエネルギーの未来を考える機会にしたい」と、「POWER TO THE PEOPLE」展を企画。被災地の電力会社施設での発信に意味があるとして、東北電力の広報・地域交流施設「グリーンプラザ」のホールを、7~19日の予定で借りていた。  村上さんの作品は、黒の新品の土囊袋と太陽光パネルを並べ、少量の土や放射線測定器を置いたもの。土は福島県内で除染が終わったものだという。村上さんは「除染作業で出た土囊袋があちこちに置かれている福島の現状を切り取った」と説明している。  同展を企画した武谷(たけや)大介さんや、グリーンプラザの南幅(みなみはば)達也所長によると、搬入を終えた6日夕、プラザ側が「ホール前を通る不特定多数の方が不審物と思ってしまう」ことを理由に、撤去を要請した。武谷さんらが「表現の自由に反する」と拒んだところ、翌7日朝から、ホール入り口や通りに面した窓にシャッターが下ろされた。  武谷さんは作品に囲いをつけることなどを提案したが、プラザ側は別室に移した上で扉を閉め、室外に表示を出さないことを要求。協議を続けた結果、別室の扉にカーテンを下ろして外から見えないようにし、作者や作品名の表示は出すことなどで折り合った。  南幅所長は取材に対し、「市民に潤いと憩いを与えるというプラザ運営の趣旨にそぐわない」と説明。原発事故との関連については否定した。「村上さんがどんな作品を出すのかについて、主催者と打ち合わせが足りなかった」と言う。  武谷さんは「3日間展示を見てもらえなかったことには不信感を持つが、結果的には東北電力の理解に感謝している。市民がエネルギーについて考える場を今後も提供してほしい」。村上さんは「美術とは本来、心地よいものや人が不快に思うものなど多様性があるはずだ。東北電力の過剰反応だ」と話した。(石橋英昭) もっと読む。

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荒川医オーラル・ヒストリー 2013年3月30日 via 日本美術オーラルヒストリーアーカイブ

荒川医オーラル・ヒストリー 2013年3月30日 ブルックリン、荒川医自宅にて インタヴュアー:富井玲子、池上裕子 書き起こし:向井晃子 公開日:2013年11月15日 更新日:2013年12月3日 荒川医(あらかわ・えい 1977年~) 美術家 福島県いわき市出身。1998年に渡米、2000年にニューヨークのスクール・オブ・ヴィジュアル・アーツに入学、ファイン・アート学科にて現代美術を学 び、パフォーマンス・アートを中心に活動を展開する。聞き手に大学時代から親交のある富井玲子氏を迎え、渡米前のピースボートでの経験、渡米後にクラブイ ベントをオーガナイズした経験、在学中から数々のパフォーマンスを内外で企画しニューヨークのアーティストとして活躍を始めた経緯、最近の作品などについ て語っていただいた。作品に日本美術史の文脈を持ち込むアイデアや、パフォーマンスとオブジェ制作の両方で生計を立てていくことについても独自の意見を述 べている。 […] 荒川:そうですね…… 最近ね、アムステルダムで、わりと簡単な気持ちでパフォーマンスをやったんですね(注:Japan Syndrome-Amsterdam versionのイベントの一部、《Yum Yum Vibe & Lost Love》、Studium Generale Rietveld Academie, Amsterdam, 2013)。それは、福島県産の切り干し大根をスープに入れてね、そのスープを観客に渡してね。 富井:(笑)。 荒川:まあ、食べるかどうか決めてくれ、みたいなかんじだったんですけど、アクティヴィストの連中が結構いて、すごく反対されたっていうか、 僕のステージ・プレゼンスみたいなのがすごく批判を受けたんですね。僕のプレゼンスがすごくフレンドリーで、福島の食べものを食べてもいいっていうのを ノーマライズするっていうのが問題だ、みたいなかんじでね。 富井:そのアクティヴィストの人っていうのは、アムステルダムの人、日本人じゃなくって? 荒川:日本人もいたんですけど、アメリカをベースにしてる日本人と、ロンドンベースのアーティストで。すごく批判を受けたんですけど、それはよかったのか悪かったのか、ちょっと分からないですね。 池上:パフォーマンスの出来として? 荒川:そうそう。 富井:だって普通、君自身のプレゼンスはそれほど強調されないパフォーマンスが多いわけですよね。このあいだのアート・フォーラムの記事でも 書かれてるし、全体的には私もそうなんじゃないかなと思うけど(注:Cathrine Wood, “Out of … Continue reading

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Rainbow NO Nukes

ボクらのセカイには、 原子力発電所もホモフォビアも、 いらない。 Art Exhibition “Rainbow NO Nukes”、2013年夏開催。 2013.7.6.(Sat)-7.15(Mon) 10:00〜18:00 ■ 初日 14:00〜 ■ 最終日 〜17:00 ■ 木曜定休 ランプ坂ギャラリー ギャラリーランプ3 〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-20 詳細情報はこちら。

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