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Tag Archives: 甲状腺がん
福島 子どもの甲状腺がん「被ばくと関連なし」検討委が了承 via NHK News Web
福島県が、原発事故当時18歳以下だった子どもたちを対象に行っている甲状腺検査で、2巡目の検査の結果、甲状腺がんやその疑いとされた71人について「被ばくとの関連は認められない」とする専門家部会の見解が県の検討委員会で大筋で了承されました。 […] 報告では見解の根拠として、UNSCEAR=国連原子放射線影響科学委員会が年齢別や市町村別に推計した被ばく線量と、がんの発見率との関係が認められないことや、チェルノブイリ原発事故のあと低い年齢層に多く見られた甲状腺がんと異なり、年齢が高いほど発見率が高くなっていることなどを挙げています。 委員からは「詳細な推計をもとにしていて妥当だ」という意見が出た一方、「影響は長期間見ていく必要があり、結論が早急でふに落ちない点もある」といった意見も出ましたが、報告は大筋で了承され、今後、県に報告することになりました。[…] 県の検討委員会は、116人が甲状腺がんやその疑いと診断された1巡目の結果について、被ばく線量が総じて少ないことなどを理由に「放射線の影響とは考えにくい」とし、検査を大規模に実施したことでがんが多く見つかっている可能性が高いという見解を3年前に示しています。 一部の委員からは検査を続けることに疑問の声も上がりましたが、県の検討委員会の星北斗座長は「この報告をもって検査をやめるということにはならない。今後の在り方については3巡目以降の詳細なデータが明らかになった時点で改めて検討したい」と述べました。 全文 ◇誰のための委員会?(民の声新聞) ◇甲状腺がん報告書を一部修正へ (OurPlanetTV)
【県民健康調査】誰のための委員会?何のための議論?「事故との因果関係否定」に反対続出も、星座長は早期決着に固執。会見も打ち切り、県民は「任期や時間より徹底した議論を」via 民の声新聞
【尽くされぬ議論、遁走する座長】 17時を過ぎると、星北斗座長(福島県医師会副会長)はしびれを切らしてリュックを両腕で抱え始めた。撮影されている事などお構いなし。一刻も早く家に帰りたくてランドセルを抱える小学生のような振る舞いに、記者席からは失笑とため息が漏れた。 まるで駄々っ子のような人物が「座長」として君臨する県民健康調査検討委員会。座長としての采配の根底にあるのは、「県民ファースト」ではなく自身の都合や感情なのだろう。果たしてこれで、原発事故で被曝を強いられている福島県民の健康問題を議論する事など出来るのだろうか。 まだ記者会見は続いている。記者は質問しようと挙手をしている。座長の想いを忖度した福島県職員が強引に記者会見を閉じた。新幹線で郡山に戻るのだろうか。まるで会場から逃げるように、星座長は一目散に福島駅に向かった。呆気にとられる記者や傍聴者を尻目に、県職員は後片付けを始めた。これが、原発事故後の県民の健康について話し合う委員会の現実だった。 委員会には様々な団体から意見表明や要望書が寄せられている。成井香苗委員(臨床心理士、NPO法人ハートフルハート未来を育む会理事長)が「委員会として返事をしなくて良いのか」と質したが、「皆様(各委員)に回覧するという事で、必要に応じてこの場(委員会)で発言していただくという取り扱いを前々からさせていただいております。前にも同じご回答を申し上げましたが、頂きましたものにつきましては、皆様にご回覧申し上げて、ここでの発言に反映していただくという事をもって委員会として受け止めるという事です」と一蹴した。各団体が切実な想いで要望書を提出しても、メールに添付されて回覧するだけ。春日文子委員(国立環境研究所特任フェロー)も「県民に丁寧に説明していく、真摯に向き合っていくメカニズムを考えていただきたい」と発言したが、星座長は「はい、ありがとうございます」と答えたにとどまった。 […] 【「腑に落ちない」「申し分ない」と紛糾】 委員会が開かれたホテルの入り口には、危機感を抱いた県民たちが「私たちの声を聞いてください」、「疑問だらけの結論でいいの?」、「甲状腺検査は誰のため?」、「甲状腺ガン 原因あいまいなまま結論だすな」などと書かれたプラカードを掲げていた。この日の会合には重要な議題が出されていたからだ。 6月3日に開かれた「甲状腺検査評価部会」。ここで話し合われた「甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ」は、2014~2015年度に実施された検査で「悪性ないし悪性疑い」と判定された71人について、「現時点において、甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と結論づけた。 原発事故当時の年齢、二次検査時の年齢が高いほど発見率が上がった点がチェルノブイリ原発事故と異なる事、発見率を単純に4地域(避難区域等13市町村、浜通り、中通り、会津地方)で比較すると差があるように見えるが、検査実施年度や先行検査からの検査間隔など多くの要因が影響している事、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)が推計した甲状腺吸収線量を使った解析では、放射線量の増加に応じて発見率が上昇する一貫した関係が認められなかった事─が根拠とされている。 星座長はこれも、あっさり認める腹積もりだったのだろう。しかし、真っ先に異を唱えたのが成井委員だった。 […] 【「結論は変えず表現改める」】 星座長は「委員会として文面は受け取る。文面については一部誤解を招かないように修文する。修文内容については春日委員の発言その他を参考にしながら私に一任いただくという事でよろしゅうございますか」と議論を打ち切った。春日委員が「修正後の文案を一度、委員に(示して欲しい)」と遠慮がちに発言すると、星座長は「信用されてませんね。信用されてない事が良く分かりましたので、皆さんに回覧します」と返した。 しかし「一任」されたのは、あくまで修正案の作成だけだ。閉会後の会見で、星座長は「全会一致になるか分かりません。皆さんからのご意見をいただいたうえで御報告させていただきます」と述べた。 成井委員は「私は一任したとは考えていません。みんなの意見が提出されたものを踏まえて、もう一度推敲されるのだろうと思っています。もし多数決で決めるのだとしたら各委員の賛否を示すのか…」と発言。富田委員も「座長に取りまとめを一任するのは当然だと思っておりますが、最高裁の判決と同じように少数意見を付記する事になるだろうと思います。結論が出ないままずるずる行くのはまずいですから、多数決でも何でも決めなければならない。ただし、少数意見は尊重してもらわなければならない。私は『少数意見』だと思いますが」と述べた。清水委員は「自分の意見を述べただけであって、座長がきちんと取り入れてくれたと思います。それは評価部会でしっかりと討論して、結論を出すのだと思います」と応えるにとどまった。 星座長は会見で「基本的な結論の方向は曲げなずに、誤解を招かないような表現に改める」と話し、原発事故との因果関係を否定する方向性には変わりないとの姿勢を改めて示した。「急いでいるわけでは無いが、私の任期が今月31日に切れる。任期中に委員会に報告されたものについては、任期内に整理して皆様にお知らせするのが私の務めだと思うからそうする」とも述べ、今月末までに決着させるとの考えを繰り返した。 ある委員は取材に対し、「星座長の取りまとめる文案なんて方向性が決まっているようなもの。提示された文案に対する議論はどこでやるのか。メールでのやり取りで一致出来れば良いけれども、紛糾したら改めて委員会を開催しなきゃ駄目ですよ」と話した。福島県民が望んでいるのは拙速な議論での因果関係否定か。それとも時間を惜しまぬ議論か。答えは明白だろう。 全文と画像
甲状腺がん報告書を一部修正へ〜 「被曝と関係認められない」見直し via OurPlanet-TV
東京電力福島第1原発事故以降、福島県民の健康診断のあり方を議論している専門家の会議「県民健康調査」検討委員会で8日、甲状腺検査に関する報告書を取りまとめる予定だったが、委員から異論が相次ぎ、7月末までに修正されることとなった。同委員会の部会が「現時点では甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」とする「まとめ案」を提出していたが、複数の委員が「認められない」と断定する表現は時期尚早と反発。修正を求めた。 異論が続出したのは、2014~15年度に実施した2巡目の甲状腺検査に関する「部会まとめ案」。同案では、2巡目で見つかった71例の甲状腺がんについて、通常の地域がん登録から推計される有病率に比べて「数十倍多い」と指摘。1巡目の報告書で採用していた4区分で解析したところ、線量の高いとみられる避難区域、中通り、浜通り、会津の順に甲状腺がんが多かったとしている。 しかし最終的に、この4区分の詳細な検討は行わず、国連科学委員会(UNSCEAR)の推計甲状腺吸収線量を利用し、「線量の増加に応じて発見率が上昇するといった一貫した関係は認められない」と結論づけていた。また解析結果については、線量ごとの解析人数や解析方法を示していない上、結果のグラフに大幅な誤りが見つかるなど、様々な問題が指摘されていた。 甲状腺検査本格検査(検査 2 回目)結果に対する部会まとめ(案)http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/336455.pdf 福島県内の委員ら猛反発これに対し、臨床心理士の成井香苗氏が強く反発。部会で研究デザインを突如、変更したのは理解できないと指摘。福島県内を回って心理職をしている立場として地域4区分は妥当な区分だと実感しているとして、線量が不確かなのは、UNSCEARの推計も変わらないと反論。「なぜ4地区で解析できないのか」と迫った。 成井氏は過去の資料を配布しながら、最初の頃、どれだけ放射線を浴びたかはわかっていないが、5月の時点でもとても高いと説明。星北斗座長が、許可を得ずに配布しては困ると注意を受けると、「ここは譲れない」と切りかえす場面もあった。 また福島大学の富田哲教授も「結論がどうしてこういうことになるのか腑に落ちない。」と「甲状腺癌が数十倍高かった。13市町村、中通り、浜通り、会津の順で高かったとの内容から、ある程度、原発との関係が出そうなもいいのに、一切、言及がない。なぜ「被曝との関係がない」と断定できるのか。」と疑問を呈した。そして、「ある程度、可能性がある以上、それを残すような記述をするのが科学的な態度ではないか、法的な観点で読むとどうしても強引だ」と注文をつけた。 広島・長崎の専門家は絶賛 […] [逆に報告書を妥当とする意見もあった。長崎大学の高村昇教授は、新たなデータが出てきたために、デザイン変更するのはやむ得ないと主張。また広島大学の稲葉俊哉委員は「細かなところまで気を配ってあり、素晴らしい報告書」と絶賛した。稲葉委員はさらに、「グラフの横軸が20〜30ミリと分けているが、放射線腫瘍学からすると非常に少ない。研究者が非常に注意して分析した結果、それほど高くないことがわかってきた。この低い中で分けるのはある意味無理やり。もともと線量が低いということを加えるべきではないか」と付け加えた。 […] このほか、来春から始まる5巡目の検査に向けて作成している「検査のお知らせ」をめぐっても意見が対立。秋頃までに改めて議論することとなった。 […] 甲状腺がん悪性・悪性疑いは218人〜事故当時4歳も会議では検査結果も公表。今年3月までに甲状腺がんの悪性ないし悪性疑いがあると診断された人は、2018年12月末から5人増え218人となった。また、甲状腺摘出手術を受け、がんと確定した人も5人増え、173人になったと報告した。また検討委員会に公表された人数としてはにははじめて、4巡目で、事故当時4歳の子どもが甲状腺がんと診断された。 全文と動画
ゼロから知ろう 被ばく問題 シリーズ1(ホントにこわい放射能)7月16日、30日(火)1時半 怪説 ゴエモン
第1回の7月16日(火)は、まさに基礎である 放射能の正体について。 第2回の7月30日(火)は、放射能の起源を知ることから なぜ核に手をつけてはいけないかを話していただきます。 基礎講座なので、話を聞いていて分からないところがあれば、 話の途中でも遠慮なく質問してください。 分からないままにしておくと、一生分からなくなります。 「聞くはいっときの恥、知らざるは一生の恥」です。 ゴエモンさんにも、少なくともスライドが代わる前に 質問しやすいよう、一呼吸置いていただくよう、お願いします。 基礎講座は参加費500円、いつもの半額・ワンコイン学習会です。 参加される方は anti-hibaku@ab.auone-net.jp までお申し込みください。 基礎講座のチラシ裏に6.3「甲状腺検査評価部会」の問題点を指摘しています。 […] チラシはこちら
甲状腺がん患者が福島県へ要望書〜県民の意見の反映求めvia OurPlanet-TV
福島県内の小児・若年甲状腺がん患者や家族がつくる当事者団体「甲状腺がん支援グループあじさいの会(以下、あじさいの会)」のメンバーらが18日、福島県庁を訪れ、甲状腺検査などについて要望書を提出した。東京電力福島第一原発事故当時中学生だった甲状腺がん患者も県との意見交換に参加。患者や県民の意見を反映する仕組みを整備すべきだなどと訴えた。甲状腺検査でがんと診断された患者本人が県と直接、意見交換するのは初めて。 福島原発事故に伴い急増している小児・若年甲状腺がん患者に関する要望書https://www.ajisainokai.net/post/20190618 県庁を訪問したのは、内科医で、「あじさいの会」代表の牛山元美さん、同事務局長の千葉親子さんのほか、甲状腺がん患者本人と患者家族の計4人。県民健康調査課の菅野達也課長ら県の担当者に要望書を手渡し、およそ1時間にわたって意見交換した。 県民健康健康調査で甲状腺がんが見つかり、手術を受けた女性は、今月3日に甲状腺評価部会が公表した甲状腺検査2巡目に関する報告書(案)について、「被曝との影響がないと結論づけるのは時期尚早だ」と指摘。初期被曝のデータはわかっていないことが多いとした上で、個人線量をきちんと把握してほしいと要望した。 また、5巡目以降の甲状腺検査の「お知らせ」や「同意書」が検査のデメリットを強調していることを厳しく批判。「私自身のがんは小さかったが、気管に近く、検査で早期に見つけなければ、肺転移する可能性もあった。実際、1年間で1センチも腫瘍が増大した」と自身の経験を述べ、「被曝による甲状腺がんは、がんの進展が早い可能性があるということも考慮にいれるべき。私だけでなく、ほかの患者も、早くがんが見つかって良かったと思っている」と検査縮小に異議を唱えた。 そして、3巡目から、同意書に「次回以降の検査のお知らせをは不要」とするチェック欄が設けられていることを問題視。県民の検査の機会を奪うことは見直すべきだと主張した。 […] 県によると、患者本人が県との意見交換に参加するのは初めてだという。職員のひとりは終了後、貴重な意見を聞かせてもらったと感想を述べていた。「あじさいの会」と県との意見交換は、3月に次いで今回が2回目。前回は世話人と患者家族が参加したが、今回は、患者本人の参加が実現した。同会では、患者の意見が取り入れられるよう、今後も、継続的に面会を求めていきたいとしている。 関連動画甲状腺がん「放射線関連なし」 〜一度も議論せず報告書公表http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2402 全文
甲状腺がん子ども基金149人に給付〜福島での再発転移12人 via OurPlanet-TV
投稿者: ourplanet 投稿日時: 月, 06/17/2019 – 02:48 甲状腺がんの子どもに経済支援を行っているNPO法人3・11甲状腺がん子ども基金」は、14日に開催された通常総会で、2016年の事業開始から今年3月までに、東京電力福島第一原発事故当時18歳以下だった149人に療養費を給付したと報告した。 付を行ったのは、原発事故時年齢2〜18歳、手術時は8歳から25歳の子どもたちで、福島県97人、次いで東京都が9人、埼玉県と神奈川県各7人、宮城県6と続く。男女比は福島県内は男性45人、女性42人。福島県外が男性11人、女性41人だった。 […] 福島県の再発・転移は12%同基金は、再手術患者などに対し、昨年度から追加の給付を行っている。その結果、福島県14人で、福島県外は5人が再手術を受けていることが分かった。 福島県内で再手術を受けた患者14人のうち、12人が再発・転移によるものだった。甲状腺がんと診断されて給付を受けた97人のうちの実に12%に当たる。一方、福島県外は、再手術を受けた患者が5人で、うち再発例が1人とわずか2%だった。福島県内の再発数は、福島県外と比べると格段に多い。 これについて、3.11甲状腺子ども基金は、「県外は、臨床症状が出るほど進んだ段階で見つかった例が多いとはいえる」とする一方、「申請ベースであることに加え、がんの種類や術式の違いもあり、県内と県外の単純比較は困難」であるとの見方をしている。 RI治療は福島県5例のみ甲状腺がんは、がん細胞の残存が疑われたり、肺転移した場合、高濃度の放射性ヨウ素を服用して甲状腺細胞を破壊するRI治療(アイソトープ治療)を井行う。この治療を受けている患者は、福島県がわずか5例、福島県外は19人にのぼった。福島県内では、検査による「過剰診断」が指摘されているため、アクティブサーベランス(非手術経過観察)の導入を始め、臨床の現場では、治療を最小限に抑える傾向にある。全摘手術をするケースは極めて少なく、ホルモン補助療法やRI治療も積極的に取り入れていない。 福島県内で、小児・若年甲状腺がん患者を多数手術している福島県立医大の鈴木眞一教授は、子どもたちは将来があるため、一生薬を飲まざるを得ない治療はなるべく避けているとしたうえで、「医大での再発はそれほど多くない。10%はなく数%。対象者が異なるから違うのだろう」と回答。また自身の再手術症例の中には、再発ではなく両側性のものもあるとしている。鈴木教授は5月に開催された「日本内分泌学会」で昨年12月までに、180例の小児・若年の甲状腺がん患者と手術したと発表している。 同基金では、事故から8年が経過し、遠方の病院に通院している患者もいるとして、今年4月から通院にかかる交通費の支給も開始した。 全文
福島の小児甲状腺がん、被曝との関連否定 県の専門部会 via 朝日新聞
2011年の東京電力福島第一原発事故時に、18歳以下だった福島県民を対象にした14~15年度分の甲状腺検査について、福島県の評価部会は3日、「現時点で、発見されたがんと被曝(ひばく)の関連は認められない」とする見解を取りまとめた。 今回検討した検査は、11~13年度に続く2巡目。約27万人が受診し、このうち71人で、がんまたはがんの疑いが発見された。 (略) 出席者からは、被曝線量の推計が個人別ではなく、地域で区分していることなどが指摘されたが、鈴木元(げん)部会長は現時点でできうる範囲のものと説明。「今回の結果をもって、(今後も)事故の影響が出ないとは言えない」とも述べた。(奥村輝) 全文は福島の小児甲状腺がん、被曝との関連否定 県の専門部会
甲状腺検査で1人がん診断 丸森町が3回目の結果公表via 河北新報
宮城県丸森町は22日までに、東京電力福島第1原発事故当時18歳以下だった町民らを対象とした3回目の甲状腺検査の結果を公表した。1人が甲状腺がんと診断された。町の検査では4人目。 2018年6月から今年3月まで、対象者の55%に当たる1270人が受診した。要精密検査が6人、経過観察は106人だった。がんの発症が放射線の影響かどうかは判断していない。 検査は町民の不安解消を目的に、町が独自に実施。12年3月に1回目を開始した。事故当時18歳以下の町民のほか、事故直後の転入者や出生者も対象に含め、3年ごとに行っていた。4回目以降は今後検討するという。 原文
市民講座 ベラルーシ甲状腺専門医講演会 via いまさらきけないプロジェクト
〜症例数25万件の現場医師たちが診てきたチェルノブイリ原発事故の影響〜 内 容 講演 グリゴローヴィッチ医師 「なぜブレスト州が甲状腺検診を成功できたのか」 シヴィタ医師 「移動検診の現在の動向」 ルシク医師 「ベラルーシにおける最新の治療と診断」 通訳:山田英雄さん (ロシア語医療通訳・NPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク医療顧問) 解説:木村真三さん (獨協医科大学准教授・放射線衛生学者) 報告 飛田晋秀さん (三春町在住 写真家) 3.11から7年 – 福島のいま – (写真と解説) と き 5月19日(日)午後1時30分~4時30分(開場午後1時) 入場無料・申し込み先着順(会場が大きいので、申し込みなしでも大丈夫です) と こ ろ ミューカルがくと館 / 1階大ホール(定員150人) 内 容 講演 グリゴローヴィッチ医師 「なぜブレスト州が甲状腺検診を成功できたのか」 シヴィタ医師 「移動検診の現在の動向」 ルシク医師 「ベラルーシにおける最新の治療と診断」 通訳:山田英雄さん (ロシア語医療通訳・NPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク医療顧問) 解説:木村真三さん (獨協医科大学准教授・放射線衛生学者) 報告 飛田晋秀さん (三春町在住 写真家) 3.11から7年 – 福島のいま – (写真と解説) 今から33年前の1986年4月26日、ベラルーシとの国境付近にあるチェルノブイリ原子力発電所(ウクライナ)で原子力開発史上最悪の事故が発生しました。大量の放射能の雲は、ウクライナやベラルーシの地面を強く汚染させることになりました。汚染地域は、海から遠く離れているため慢性的なヨウ素不足の地であったことが災いし、汚染された牧草から牛を介してミルクに移行した放射性ヨウ素を取り込んだ子供たちには小児甲状腺がんが多発しました。今回は、もっとも被害の大きかったベラルーシから専門医を招き、現地の甲状腺がんの過去・現在をお話し致します。 講師プロフィールはコチラ 共催 いまさらきけないプロジェクト NPО法人 チェルノブイリ医療支援ネットワーク (連絡先) 電話 090-7663-1566 (吉川一男) 全文