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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 多核種除去設備
汚染水「処理後の海洋放出に理解を」 規制委委員長 via 日本経済新聞
原 子力規制委員会の田中俊一委員長は2日、日本外国特派員協会で記者会見した。東京電力福島第1原子力発電所で放射性物質を含む汚染水がたまっている問題で は、放射性物質を基準値以下にした後に「海に放水することは避けられない」との見解を改めて示した。「精いっぱいの努力をしているので理解いただきたい」 と話した。 汚染水を海洋放出する場合は約60種類の放射性物質を取り除くことができる「多核種除去設備(ALPS)」で事前に処理することを説明。装置で除去できないトリチウムについては「希釈なりをして放出することになると思う」と話した。 また「世界中の原子力施設から、そういったものは通常の場合でも出ている」と説明。「歴史的には核実験などで大気中の放射能レベルが今より数万倍高かった時期もある」とも指摘した。 原発内のタンクから汚染水が漏れ出した問題に関しては「一番大事なことは国際社会に適切な情報を伝えること」と指摘。 続きは 汚染水「処理後の海洋放出に理解を」 規制委委員長 関連記事: 「汚染水を薄めて海に放出」原子力学会が提案 via テレ朝news
Posted in *日本語
Tagged ALPS, エネルギー政策, 健康, 公正・共生, 労働における公正・平等, 多核種除去設備, 東日本大震災・福島原発, 田中俊一, 被ばく
3 Comments
汚染水の恐怖 via そろそろ本気をだすかな 写真家・石川梵のブログ
2013年3月11日、2年目を迎えた福島第一原発周辺を空撮した。復旧が進まない20キロ圏内、特に海岸周辺は、未だに瓦礫や、乗り上げた船が散乱し、震災直後と見まがうばかりだ。 (その模様は、3月15日発売のフライデーで発表) そんななか、気になったのが、福島第一の敷地いっぱいに広がる汚染水タンク。 これは未発表の写真だ。作業員とタンクの大きさを比較してほしい。 続き、写真は 汚染水の恐怖
福島第1原発 遠い廃炉 貯水タンク群、拡張の一途 via 河北新報
福島第1原発の施設規模が原発事故後、拡大し続けている。廃炉作業で大型の関連施設が次々に新設された。原発をなくす作業のために、かえって施設が肥大化する裏腹な経過をたどっている。 新設施設は(1)貯水タンク(2)地下貯水槽(3)多核種除去設備(4)貯蔵プールに代わって使用済み燃料を保管する乾式キャスクの仮保管設備-など。 タンクは放射能汚染水をためる。大きさは主に直径12メートル、高さ11メートル、容量1000トン。数は940基に上り、配列されたタンク群は構内を覆い尽くす勢いだ。 汚染水は1日400トン排出され、2日半でタンク1基が満杯になる。そのタンクに代わる貯蔵設備が地下貯水槽だ。最大で縦60メートル、横53メートル、深さ6メートルの7基が設けられた。だが、4月に水漏れトラブルが相次ぎ、東京電力は使用を中止。巨大施設が無用の長物になった。 東電は使用中止を受け、貯水槽の水をタンクに移す対策に乗り出した。600基以上のタンクが増設される見通しで、タンク群は拡張を続ける。 多核種除去設備は汚染水から放射性物質を取り除く。縦横60メートル、高さ20メートルで無数のタンクと配管が白い巨大テントに覆われている。乾式キャスクの仮保管設備には設置場所として縦95メートル、横80メートルのスペースを確保した。 原発敷地は350ヘクタールで、事故前は大半が森林だった。事故後は関連施設の用地を確保する必要に迫られ、敷地全体の6分の1を超す60ヘクタールの森林を伐採した。 事故を起こした原発を廃炉にするために関連施設が増える事態はチェルノブイリ原発でも見られ、原子炉を閉じ込める巨大なコンクリート製の「石棺」が建設された。石棺の老朽化が進み、さらに鉄製の巨大ドームで覆っている。 続きは 福島第1原発 遠い廃炉 貯水タンク群、拡張の一途
増える汚染水、遠い廃炉 セシウム吸着塔ずらり 福島第一原発ルポ via 朝日新聞
放射線が廃炉作業を阻み、放射能汚染水だけが増え続けていた。20日、朝日新聞記者が原子力規制庁の検査官に同行し、まもなく事故から2年がたつ東京電力福島第一原発の内部をみた。廃炉作業が完了するのは2050年ごろ。気の遠くなる作業は始まったばかりだ。 […] 原子力規制庁福島第一原子力規制事務所の小坂淳彦所長は被曝(ひばく)には細心の注意を払っているという。「放射能が局所的に高いホットスポットもいまだに把握しつくされてはいない」と話す。 一方、1~3号機の事故で溶けた燃料を冷やした水と建屋に流入した地下水が混ざり、汚染水は増え続けている。汚染は除去しきれず、敷地内にタンクで保管 している。2011年7月は約1万トンだった汚染水は、今年2月には23万トンに増えた。今も1日数百トンずつ増えている。建屋の地下にも10万トン程度 のたまり水がある。 11年8月から稼働している放射性セシウムの吸着装置サリーの内部にも報道機関として初めて入った。円筒形のセシウム吸着塔が薄暗い建屋に並べられてい る。最近は汚染水のセシウム濃度も下がっているという。近づこうとしたら「放射線量が高いので近づかないように」と検査官に制止された。 原子炉建屋やサリーのある海岸から、高台に上がりかつて「野鳥の森」と呼ばれた広場に向かった。森林を切り開いた広場に、3階建てビルと同じくらいの高さのタンクが並べられていた。タンクは現時点で500近くある。 ほとんどの放射性物質を除去できる装置アルプスは昨年中に稼働予定だったが、廃棄物を入れる容器の耐久性に問題が指摘され、計画が遅れている。漁業関係 者らの反発もあり、汚染を取り除いたとしても処理水の海洋放出は当面難しい。今後さらにタンクを増設の予定で、汚染水の扱いは自転車操業が続く。東電は 15年までに敷地南側に70万トン分までタンクを増やす計画だ。 […] 1~3号機原子炉建屋は現在も放射線量が非常に高く、作業員が容易に近づけない。事故で溶けて原子炉から漏れ出た燃料は格納容器や配管などに散らばっていると見られるが、どこにあるかわかっていない。 燃料を取り出すためには、格納容器を水で満たす必要がある。しかし、事故で格納容器が破損、溶けた燃料を冷やして出た放射能汚染水が漏れ続けている。水が漏れている場所もわかっていない。 水漏れの場所を特定しようと、昨年12月に特別に開発したロボットを2号機の圧力抑制室のある場所に入れたが、中でバランスを崩して立ち往生し、失敗した。 廃炉のためには、技術開発が欠かせない。しかし、「特殊な技術で汎用(はんよう)性が少ない」「投資しても回収できない」などとして、メーカーやゼネコンでは技術開発の機運があまり盛り上がっていない。 全文は 増える汚染水、遠い廃炉 セシウム吸着塔ずらり 福島第一原発ルポ (無料登録が必要です) 関連記事 福島第一原発、消えぬ汚染 4号機建屋内部を同行取材 via 朝日新聞 つぶれた屋根、津波被害そのまま 福島原発上空ルポ via 朝日新聞