Tag Archives: 佐藤和良

原発事故有罪訴え街頭活動を開始 via Reuters

福島第1原発事故を巡り、双葉病院(福島県大熊町)の入院患者44人を死亡させたとして、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣3被告の判決を前に、被害者の支援団体が1日、「何としても有罪に」と訴える街頭活動を福島県郡山市でスタートさせた。 福島県の後は、東電の電力供給エリアのうち山梨、静岡両県を除く1都6県を回る。 この日、福島原発刑事訴訟支援団の佐藤和良団長はJR郡山駅前で「裁判では、津波対策が先送りされた経緯や責任の所在が明らかになってきた。 (略) 判決は19日に東京地裁で言い渡される。 全文は原発事故有罪訴え街頭活動を開始

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福島原発刑事訴訟支援団ニュース第6号 青空 via 福島原発訴訟支援団

目次 3被告人に禁錮5年の求刑! 3月最終弁論、厳正判決を求め署名を広げよう! 2008年2月に津波対策をとることは決まっていた 東電旧経営陣3被告人には、間違いなく非があったことを広めたい! 入会された方々から支援団へのメッセージ 「厳正な判決を求める署名」にご協力ください! 海渡雄一著 支援団・告訴団監修の新刊が出ました! 厳正判決を求める全国集会 3月の公判予定(13日で結審です!) 事務局からのお知らせとお願い 佐藤 和良(福島原発刑事訴訟支援団団長) 福島原発刑事訴訟支援団のみなさま 昨年は、たくさんの励ましとお力添えを頂き、誠にありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 2018年12月26日、とうとう、東電福島原発事故で強制起訴された勝俣恒久元会長・武藤栄元副社長・武黒一郎元副社長ら旧経営陣3被告人に対し、業務上過失致死傷罪の法定刑として最大の禁錮5年が求刑されました。 2011年3月11日の事故以来8年、福島県民そして全国から1万4千余の人々が告訴して、検察庁の2度の不起訴、市民による検察審査会の強制起訴と、粘り強く、あきらめず事故の真相と責任を追及してきた結果です。 論告求刑の冒頭、指定弁護士は、被告人質問での3被告人の謝罪について「とても虚しい気持ちで眺めていたのは、我々だけではないと思います」「自らの事故の責任を否定し、他者にその責任を転嫁しようとする供述ばかりで」「原子力発電所の運転・安全保全業務をその重要な責務とする原子力事業者の最高経営層に属するものの態度としては、到底考えられないもの」と強く批判しました。 そして、原子力発電所は、「極めて重大な潜在的危険性を内包し、一度事故が起きれば取り返しのつかない結果を引き起こし、永遠に故郷を奪い、多くの人々を生命の危険に曝し、おびただしい損害を与える」「万が一にも、このような重大事故を引き起こすことがあってはならない」とし、「被告人らに『できないことをやるべきだった』と言っているのではなく『できることがあったのに、それをしなかった』」「被告人らには、当然でき、なすべきことであったのに、何もしなかったのではないか、何もしないで、漫然と福島第一原子力発電所の運転を継続することにより、本件事故を引き起こし、多くの人々を死に至らしめ、負傷させ、そして、これに関係する人々にも塗炭の苦しみを強いることになったのではないか」と述べました。 また、検察審査会の判断は、「極めて常識的で正鵠を射たもの」とし、東京地検の「当初の不起訴の判断は全くの誤りであった」と指摘しました。 そして、「東京電力から押収された多くの資料、会議録、メールなどを時系列的におっていくと、被告人らが、巨大津波の襲来を予見できる様々な機会を持ちながら、これをないがしろにし、もっともらしい理由をつけて、防護措置をとることを引き伸ばし、怠っていたことが、浮かび上がってきました」として、被告人らの過失責任を問う「情報収集義務」について「一定の重要かつ具体的な情報に接し、あるいは接する機会があったことを契機として、東京電力の最高経営層に課せられる具体的義務があり、これを怠った」と、刑事責任の存在を指摘しました。 その「具体的情報の典型が、『O.P.+15.707m』という情報であり、『中越沖地震対応打ち合わせ』つまり『御前会議』の席上に提供された様々な客観的情報」で、「これらの情報を契機として、被告人らが他者に物事を委ねることなく、自らその権限と責任において、積極的に情報を取得し、これらの情報に基づいて的確かつ具体的な対策を提起し、これを実行に移してさえいれば、本件のような世界に例をみない悲惨な重大事故を防ぐことができた」と結論づけました。 被告人らの犯情は、結果の大きさ、被告人の地位・立場・権限の大きさ、注意義務懈怠の大きさの3つの要素がいずれも極めて大きく、業務上過失致死傷罪の中でも、極めて重い、としました。 その上で、45名死亡22名負傷の川治プリンスホテル事件が禁錮2年6月の実刑、32名死亡24名負傷のホテル・ニュージャパン事件が禁錮3年の実刑だったことを挙げ、被告人らは「なんらの反省の態度も示していません」「被告人らに有利に斟酌する事情は何ひとつないのです」と、業務上過失致死傷罪の禁固刑としては法定刑の上限の5年の実刑を求めました。 いよいよ、最終局面です。これまで36回の公判で、争点の地震津波の予見可能性と結果回避可能性を巡り、証人尋問、被告人質問、被害者遺族の意見陳述、論告求刑、被害者参加代理人の意見陳述が行われました。3月12・13日には、被告人の弁護人による最終弁論を経て結審です。夏頃までには判決が出ると予想されます。 福島第一原発事故は取り返しのつかない放射能汚染と地域社会の分断・崩壊をもたらしました。無念の死を遂げた被害者と遺族の思いにこたえ、真の被害者救済の道を開き、二度と悲劇を繰り返さないために、各地での報告会や地域・街頭で、厳正な判決を求める署名を拡大し、東京地裁に厳正な判決を求める世論を盛り上げましょう。     全文

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歌声に連なりたいvia 東京新聞

われらゆるがず/われらゆるがず/水辺に立てる木のごとく/われらゆるがず  先週、東京都内で発足した「福島原発刑事訴訟支援団」の集会を締めくくったのは参加者全員による合唱だった。黒人霊歌のメロディーを生かした曲は一九八〇年代、英国グリーナムコモン米軍基地での核ミサイル配備に反対した女たちの間で歌い継がれた抵抗の歌。舞台と客席の四百人がひとつになった。  福島原発事故は人びとに深刻な放射能汚染をもたらし、今も大量の被ばく労働者を生んでいる。これだけ多くの人を苦しめながら、だれひとり刑事罰を問われなくていいのか。被害者が求めているのは「市民の正義」だ。  東電元会長らに対する業務上過失致死傷罪での告訴を検察は不起訴にしたが、被害者たちの涙ぐましい運動が実り、市民から選ばれた検察審査会の議決によって、三月までに強制起訴されることになった。なぜ、あの事故は防げなかったのか。事故から五年。ようやく法廷で真相が問われることになる。  長い困難な裁判になるのだろうが、みんな裁判にかけている。団長の前いわき市議佐藤和良さんは「有罪に持ち込むため、スクラムを組もう」と訴えた。副団長の武藤類子さんも「最悪の事故を経験した大人として、未来に対して何ができるか」と問うた。私も、市民の正義を求める人びととともに「われらゆるがず」の歌声に連なりたい。 (佐藤直子) 【私説・論説室から】

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原発情報の扱いに懸念 秘密保護法案巡り福島で公聴会 via 日本経済新聞

(抜粋)  福島県浪江町の馬場有町長は「国の存立に重要な法案だが、範囲が非常に広く明確ではない。論議を尽くすことが大切だ」と指摘。原発事故直後 に放射性物質の拡散分布を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の情報が公表されなかった経緯に触れ「情報公開が一 番大切だ」と述べた。  佐藤和良福島県いわき市議は、福島県議会が同法案に関連して可決した、原発事故時の情報が秘匿されかねないと懸念する意見書に関し「県民の意思表明だ」とした。福島県弁護士会の槙裕康副会長も、原発事故時の情報開示に影響が出かねないと懸念を示した。 政府は、テロ防止のための警備計画を除く原発関連情報は漏洩を禁じる「特定秘密」の対象外としている。 全文は原発情報の扱いに懸念 秘密保護法案巡り福島で公聴会  関連記事:福島で「秘密法案」公聴会、あす衆院通過目指す via Yomiuri online

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