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福島県南相馬で配布「ベテランママの会」の冊子、放射線は怖くないと宣伝via たんぽぽ舎・れ

○福島県南相馬市は、2014年12月28日に特定避難勧奨地点から全て解除された。それに先 立って南相馬市では、よくわかる放射線教室「ベテランママの会」という名称の冊子が配 られた。 早野龍五(東大大学院理学系研究科特例教授)著。放射線は゛それほど恐れなくてもいい ゛神話づくりの広報紙である。  ●原発事故によって始めて放射線を浴びたわけでない、もともと放射線は存在している 。  ●人間や動植物、食べ物の中に原発事故以前から放射性物質は含まれている。  ●大気中に放射性物質は舞っていない、子供の外遊びは安全マスクの必要はない。  ●内部被曝はほとんど食材由来、南相馬市の市街地の空間線量は西日本と変わらない。  ●井戸水のように充分澄んだ水は放射性物質と泥が結合、沈殿、安全性は高い。  ●病院の検査で放射線・放射性物質は使われる等。日常生活のどこにでもある、慎重に なりすぎなくていいという趣旨の内容である。 ○放射性物質の影響は、小さな生物から異変を及ぼしていく。琉球大学の大滝丈二准教授 (分子生理学)研究チームらは、原発事故直後福島県、茨城県、東京で2011年5月と9月に 集めたチョウの一種「ヤマトシジミ」成虫から生まれた卵をふ化させて育て、孫の世代ま で調べた結果 福島県内のチョウで子の世代で死ぬ確立が高い、放射線量が高い地域ほどオスの羽のサイ ズが小さい、羽の配合パターン、斑点の数に異常があった等、事故が周辺の自然に影響を あたえ遺伝的な異常が出ているのは間違いない。調査結果を研究チームがまとめ、英科学 誌電子版に発表した(2012.8.11毎日新聞)。最近では、殺処分を拒否して育ててきた牛 に異常な斑点がでてきたことが報告されている。 ○政府は、原子力発電所爆発事故により原発安全神話が崩壊したことから、放射線はそれ ほど怖くないと、今度は放射線安全神話の刷り込みを浸透させようとしている。2014.8.1 1、朝日新聞など全国紙と福島民報・福島民友に「放射線についての正しい知識を」政府 広報で、復興庁、内閣官房、外務省、環境省名で大きく掲載した。著者は、中川恵一(東 大医学部付属病院放射線科准教授)、レティ・キース・チェム(国際原子力機関IAEA保健 部長)。  ●福島で被曝によるガンは増えないと考えられる。  ●100msv/年以下では甲状腺ガンは増えない。  ●運動不足などによる生活習慣の悪化がガンリスクを高める。  ●セシウムの放射線は体を突き抜けるので内部被曝は低い。  ●放射線の影響に関する誤解はメディア報道の仕方に問題。  ●IAEA・ ICRP(国際放射線防護委員会)の国際基本安全基準「一般市民1msv/年、原発 事故発生地域の人20msv/年」は、科学的根拠に基づき健康の影響はない。原発事故が起こ ると安全基準値が急に20倍に上がる、これがIAEA・ ICRP・国際機関の科学的根拠である 、お粗末の極まりである。 ○南相馬市の152世帯の住民の多くは「線量がまだ高い」解除に反対、「すぐには帰還し … Continue reading

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福島)医師と3年学んだ放射線、母親ら冊子に via 朝日新聞

東京電力福島第一原発事故後、放射線について知ろうと南相馬市の母親らが医師と続けてきた勉強会の内容が冊子になった。基礎的な知識や身近な疑問を、わかりやすい言葉で説明している。英語版も完成した。 冊子をつくったのは「ベテランママの会」のメンバー5人。事故後の混乱と放射線への不安のなかで、「子どもたちのために」と、子育てが一段落した高校の同級生らが集まった。 震災後、南相馬市立総合病院で診療を続けてきた東京大学医科学研究所の坪倉正治医師(血液内科)を招き、2011年12月に子どもや保護者のための勉強会をスタート。他の医師も加わり、月に1、2回、放射線について話をしてきた。 子どもたちは「ペットにさわっていいですか」「雪をなめていいですか」と身近な質問をぶつけた。副会長の渡辺育美さん(54)は「(坪倉医師の説明は)わかりやすい言い方で、すっと頭に入ってきた。同じ目線でじかに話ができるのがよかった」と振り返る。 しかし、質問はいまもあまり変化がないという。坪倉医師は「放射線のことを言い出せない状況になっていて、事故から3年たってやっと情報にたどりついたというお母さんもいる。自分を否定されたり、自信を失ったりせずに選択をしていく助けになれば」と話す。 冊子は外部被曝(ひばく)と内部被曝の違い、ベクレルとシーベルトの違いなど基本的な知識のほか「放射線は他の人にうつりますか?」「水道水は大丈夫ですか?」といった疑問に答えている。 (略) 同会によると、日本語版は初版2万冊が学校や企業などに配布された。英語版もインターナショナルスクールや国際交流団体などから発注があるという。問い合わせは同会(beteranmama0808@gmail.com)。 全文は福島)医師と3年学んだ放射線、母親ら冊子に

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