Tag Archives: 東京電力

東電の13年度経常利益1014億円、工事先送りなどで3年ぶり黒字via ロイター

東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)は30日、2014年3月期の連結経常損益が1014億円の黒字になったと発表した。原発が全基停止する中で、円安により燃料費は過去最高になったが、修繕工事の繰り延べによるコスト計上の先送りなどにより、3年ぶりの経常黒字を確保した。 広瀬直己社長は記者会見で、14年3月期の経常黒字化について、「3年連続の赤字は避けたいと言ってきた。1年間、徹底的な経営合理化に取り組んだ」と強調した。14年3月期は修繕費を前年比で851億円削減したほか、2012年9月に実施した電気料金の値上げ(家庭向けで平均8.46%)の年間での効果が2340億円に上った。 […] 東電の数土文夫会長は3月末の会見で、柏崎刈羽原発の再稼働がなければ年末までに電気料金の再値上げを判断する意向を示した。 全文を読む。

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トリチウム濃度が上昇=地下水バイパス井戸上流-福島第1 via 時事ドットコム

東京電力は30日、福島第1原発で汚染前の地下水を海に放出する「地下水バイパス計画」のくみ上げ用井戸の上流で、放射性物質のトリチウム濃度が4月中旬から上昇傾向にあると発表した。 (略) 東電によると、上昇が見られるのは8月に300トンの高濃度汚染水が漏えいしたタンク近くの観測用井戸で採取した地下水。12カ所のくみ上げ用井戸より山 側にあり、距離は最短で約100メートル。4月16日時点で1リットル当たり4500ベクレルだったトリチウム濃度が28日に同7700ベクレルまで上 がった。 全文はトリチウム濃度が上昇=地下水バイパス井戸上流-福島第1

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(耕論)廃炉の現実 山名元さん、佐藤暁さん、竜田一人さん via 朝日新聞

(抜粋) ■世界の声聞く気はあるか 元原子炉メーカー技術者・佐藤暁さん 福島第一原発の廃炉は、対症療法をつぎはぎして進めてきたと言わざるをえません。原子炉の冷却システムは仮設のホースに頼り、汚染水の浄化も初期にはセシウムだけしか除去できない装置だった。今後も廃炉工程表のスケジュールは遅れ、コストは想定を上回ると思います。 この状況は、震災前から見られた原子力業界の体質を反映しているのではないか。核燃料サイクル路線は1960年代からうたわれているのに、使用済み核燃料再処理工場(青森県)も高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)もいまだにきちんと稼働できていない。計画が遅れるほど原子炉メーカーの仕事が増えるおかしな世界。福島第一原発にも同じようなものを感じます。 福島第一原発で進めようとしている冠水方式は、米スリーマイル島(TMI)原発でも採用されたオーソドックスな手法です。しかし原子炉で溶けた燃料にたどり着くまでの距離はTMIより長く、量も多い。格納容器の鋼板は薄く溶接だらけで、腐食も心配です。原子炉建屋5階の高さまで水を蓄え続けるには強度が乏しく、この選択肢は早く捨てたほうがいい。冠水に成功したとしても、溶けた燃料を取り出す前に多くの炉内構造物を取り除かねばなりません。 格納容器の外面と、それを覆うコンクリートの壁の間には隙間があります。私はここを通り道にした「空冷方式」を提案したい。地下に放射線を防ぐ遠隔操作室をつくり、溶けた燃料を取り出して粉砕する。それを海外の使用済み燃料と同じように「乾式キャスク」という容器に入れて現地に保管するのです。 国は溶けた燃料の取り出し方を国内外から公募していると言いますが、やり方に問題があります。東電はさまざまな情報を公開しているとはいえ、この目的のために、福島第一原発に 関する必要な情報を海外向けにまとめて紹介しているわけではない。膨大で断片的な日本語の情報を読み解いてまで関心を寄せる応募者は、相当限られるでしょ う。世界に呼びかけているという国内向けのポーズではないかと疑われています。もっとわかりやすく情報をまとめ、積極的に扉を開けば、より多くの技術提案 が出てくるはずです (略) ■再稼働し「職人」絶やすな 漫画家・竜田一人さん 東京電力福島第一原発、通称「いちえふ(1F)」での作業の実態を描いた漫画「いちえふ」を昨秋から雑誌で連載中です。2012年6~12月に自ら1Fの現場で働いた体験を、ありのままに描いています。 もともと福島県には何の縁もありません。「3・11」の後、被災地のために何かできないかと仕事を探していたところ、1Fで作業員を募集しているのを知り、好奇心とちょっぴりの義侠(ぎきょう)心から行こうと決めました。 放射線の不安ですか? 自分なりに情報を集め、身体への影響も現状なら心配ないと納得して行ったので、特になかったですね。現場には随所に線量の 掲示板があるし、高線量の場所にいくと線量計がピーピー鳴る。それらをもとにきちんと把握して作業すれば、むやみに恐れる必要はないと感じました。 防護服での作業はきついし、放射線以外にも様々な危険がある過酷な職場ですが、技術者や作業員のおっさんはみな、カッコよかった。溶接や配管の熟練の技。重機を遠隔操作しての見事ながれき処理。プロの仕事って感じで、あこがれました。 ただ、40年かかると言われる廃炉完了まで、こうした「原発職人」を確保し続けられるかと考えると、不安です。最大の障壁は被曝(ひばく)線量の制限でしょう。 1Fで働く人の多くは、年間20ミリシーベルトの放射線を浴びると、もう現場には行けない。私が半年で1Fを出ざるをえなくなったのも、そのためです。 1年ごとにリセットされるので、年度が替わるとまた働けますが、実働時間はかなり限られる。職人たちの技術を生かしきれないうえ、後継者を育成する時間も足りません。1Fの中だけで技術者や作業員の技量を維持するのは、無理なんです。 いま日本の原発は全部止まっていますが、私は原発作業の技量と人員を確保するために、当面、安全な原発の再稼働は必要だと感じています。 全文は(耕論)廃炉の現実 山名元さん、佐藤暁さん、竜田一人さん

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福島第一の日常、元作業員が漫画に 異例の初版15万部 via 朝日新聞

東京電力福島第一原発の作業員の日常を描いた漫画「いちえふ」が話題だ。昨秋から漫画誌「モーニング」(講談社)で連載が始まり、23日に発売された単行本第1巻は、無名の漫画家としては異例の初版15万部を出荷。声高な主張はなく、作業員の目から見た「福島の現実」を、克明に、淡々と記している。 作者は竜田一人(たつたかずと)さん(49)。大学卒業後、職を転々としながら漫画家としても活動してきた。転職を考えていたころ、東日本大震災が起きた。高給職場を求めつつ、日本に住む者としてできることはないかとの思いもあり、2012年6月から半年間、地元で「いちえふ」と呼ばれる福島第一原発で働くことになった。 作品の特徴は微に入り細にわたる描写だ。敷地内に入り作業を終えて出るまでの、マスクや防護服といった装備、放射線量のチェック手順などは、まるでマニュアルのよう。作業前の「ご安全に!」といったかけ声や、被曝(ひばく)線量のチェック装置から4回目の警告音が鳴ると作業終了という、経験者こそが知る細部も描かれている。 「敷地内の風景など、漫画家としては興味深かったけど、当時は働くことでせいいっぱいでした」という竜田さんが描き始めたきっかけは、年間被曝限度量に達していったん都内の自宅にひきあげ、世間一般に流れる報道に触れたことだった。 「自分が現場で見たものと報道されているものとにギャップを感じた。虐げられて悲惨な状況という風に語られがちですが、ほかの仕事場と変わらな い。敷地内で普通に食事もするし、馬鹿話もします。ただ、防護服での作業は生理的につらかった。暑いし、鼻がかゆくてもかけない。トイレも面倒なので、な るべく水分を取らないようにしていました」 続きは福島第一の日常、元作業員が漫画に 異例の初版15万部

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作業ミスか 放射線量監視装置が3日間停止 (福島県)via 日テレnews 24

福島第一原発の使用済み核燃料を保管する建屋の放射線量を監視する装置が、3日間、停止したままだったことが分かった。 さらに、放射性物質を取り除くALPSが停止するなど、トラブルが続いている。 トラブルがあったのは、使用済み核燃料などを保管する共用プール建屋で、きのう午後、作業員が、放射線量を監視する測定装置を確認したところ、3日間、停止したままだったことが分かった。 この建屋は、4号機から取り出した燃料の送り先で、5,923体の燃料が保管されていて、国は毎日1回の測定を義務付けていた。 放射線量に異常はなかったが、東京電力は、作業員が誤って装置を停止させた可能性もあるとみて原因を調べている。 一方、汚染水から、ほとんどの放射性物質を取り除くALPSでもトラブル。 3つの系統のうちのひとつで、フィルターの交換が終わり、きのうの午後ごろ運転を再開したが、再開から2時間で停止した。 続きは作業ミスか 放射線量監視装置が3日間停止 (福島県)

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避難住民が福島第一原発を視察 via NHK News Web

東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難を強いられている住民たちが18日、事故後、初めて原子力発電所の構内で廃炉作業の現場を視察しました。 視察を行ったのは、福島第一原発の廃炉の進め方について広く意見を聞くために福島県が組織した、 「廃炉県民会議」のメンバーです。メンバーから、実際に現場を見たうえで議論を進めたいという意見があがり、視察が行われることになったもので、原発事故 後、避難指示が出された地域に自宅がある住民7人と、県内の飲食店組合や観光協会の関係者など8人の合わせて15人が参加しました。 福島第一原発の構内にバスで入った一行は、水素爆発で建屋が壊れカバーで覆われた1号機や、使用済みプールからの核燃料の取り出し作業が進められている4号機の様子を車内から見ました。 また、汚染水から放射性物質を取り除く設備や、汚染水対策の要とされる「地下水バイパス」計画で水をくみ上げる井戸などを見て回り、施設の稼働状況などについて説明を受けていました。 続きは避難住民が福島第一原発を視察

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「再稼働支持しない」 NRC元委員長、新潟知事と対談 via 朝日新聞

東京電力柏崎刈羽原発のある新潟県の泉田裕彦知事が、東日本大震災発生時に米原子力規制委員会(NRC)の委員長だったグレゴリー・ヤツコ氏と対談し、原発事故や地震の複合災害が起きた際の住民避難について「国の制度全般を見直さない限り、自治体が有効な避難計画を作るのは不可能だ」と明言した。柏崎刈羽原発を再稼働させるには有効な避難計画を前提とするとも受け取れる発言で、ヤツコも「問題点の対応をしないと再稼働を支持できない」と述べた。ヤツコ氏は、東日本大震災が発生して3年がたつのにあわせて東京大学で開かれたシンポジウムに出席するため、原発事故に関する「民間事故調」の母体となった財団法人日本再建イニシアティブの招きで来日。対談は3月12日夜、東京都内で行われた。主なやりとりは以下の通り。 ■ヤツコ「80キロの避難勧告はよい判断だった」  泉田 福島第一原発の事故の際、日本政府が半径20キロ圏に避難指示、20~30キロ圏に屋内退避指示を出したときに、米国は80キロ圏に避難勧告を出した。過剰だったか、適切だったか、今はどう考えるか。  ヤツコ あとから考えてみると、とても良い判断だったと思う。おおかた、私たちが当時予測していた通りに事故は進展した。いま思えば、若干小さくしたほうがより正確だったかもしれないが、事故で我々が見えていたことに基づけば、私としては正しい声明を出せたと思う。 (略) ■泉田「機能しない避難計画は作れる」 泉田 新潟県に、福島県から約5千人が避難してきている。 ヤツコ 新潟県には原発は何基あるのか? 泉田 柏崎刈羽原発に7基ある。 ――世界最大級だ。 ヤツコ そう、最大級だ。柏崎刈羽の地元の避難計画はできているのか? 泉田 作ろうと思えば、機能しない計画は作れる。指針はできている。が、実効性が伴わない。半径5キロ圏内に2万2千人、30キロ圏内に46万7千人が住む。米国基準では立地不適格に該当するエリアだ。 2007年の中越沖地震では、変圧器から漏れた油で原発敷地内で火災が起きた。当時、東京電力はこの消火に失敗した。地震で地面が1メートル50センチくらい沈没し、消火栓に水を運ぶ水道管が破壊され、消火活動ができなくなった。消防隊が避難してしまった。 新潟県庁と柏崎刈羽原発の ホットラインが地震のときに機能しなかった。原発側でホットラインのある部屋のドアが地震でゆがんで開かず、職員が入れないのが原因だった。地震でも対応 できるホットラインのある部屋をつくるよう東電に要求し、できたのが免震重要棟だ。同じ東電の施設なのに新潟にだけあるのはおかしいよねということで、福島第一原発に免震重要棟をつくったのが東日本大震災の8カ月前だった。新潟が「免震重要棟をつくってくれ」と言わなければ、福島第一に免震重要棟はなかった。今、東京に人が住めていたかどうか疑わしいと思っている。 全文は「再稼働支持しない」 NRC元委員長、新潟知事と対談

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東電VS社員:原発ADRが泥沼化 via 毎日新聞

◇和解拒否が1カ月で6件 提訴は2件 福島第1原発事故の賠償を巡り、東京電力が先月26日までの1カ月間で新たに6件、国の原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)が提示した和解案を拒否していることが分かった。すべて東電社員と家族の申し立て事案で、訴訟に発展したケースも先月だけで2件あり、他の社員も提訴を検討している。社員と会社が対立する異常な事態は、ますます深刻化している。【高島博之】 関係者によると、東電による和解拒否で原発ADRの手続きが終結した件数は3月26日現在21件。すべて社員や社員の家族への賠償を命じる和解案を、東電が受け入れなかったためだ。同種事案は原発ADRが設立された2011年8月から今年2月25日までの約2年半で15件だったが、東電は1カ月で6件の和解案を拒否したことになる。 3月4日には45歳の男性社員が福島地裁に、同10日には23歳の男性社員が東京地裁に、それぞれ訴訟を起こした。 (略) 男性によると、社員差別とも言える会社の対応に、職場を去る若手が相次いでいる。同期入社の友人は「人を人として見てくれない会社で働けない」と言い残して退社した。「会社を訴えてまで賠償を求めるべきか」。男性は悩んだが「声を上げられない他の社員のためにも、責任を認めさせたい」として提訴を決意した。代理人の中川素充弁護士は「東電や国は、背後に声を上げられない多くの社員がいることを考えるべきだ」と話す。 他の複数の弁護士によると、他にも少なくとも2人が訴訟準備を進めている。労使の対立とも言える構図だが、東京電力労働組合の動きは見えない。東電労組は取材に対し「賠償は個人の問題なので組合として会社と交渉する予定はない」としている。 全文は東電VS社員:原発ADRが泥沼化

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汚染水小型タンク、側面に穴 福島第1、漏洩最大1トン via msn.産経ニュース

 東京電力は13日、福島第1原発のタンク群の脇に設置された小型のプラスチック製タンクで、側面の穴から水が漏れているのを見回り中の協力企業作業員が見つけたと発表した。 タンクに残った水を東電が分析したところ、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1400ベクレル検出されたが、高濃度汚染 水ではなかったという。タンクの容量は約1立方メートルのため、東電は漏洩(ろうえい)量を最大1トンと見込んでいる。 漏れた水は周辺の土に染みこんだとみられ、近くに排水溝がないことから東電は「海への流出はない」としている。 続きは汚染水小型タンク、側面に穴 福島第1、漏洩最大1トン

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漁連への回答書の「対策」とは「単なる意志表示で具体的には何も対策は無い」(おしどりマコ)via Noborder Quake & Nuke

4月11日の東京電力記者会見において、驚愕の回答が出たので速報として記す。 3行まとめ 1.地下水バイパスは福島漁連の了承を得られれば、実行することになっていた。 2.漁連が3月25日に出した要望書に対する東京電力の回答書が4月4日に公表され、それを受けて4日に理事会を開き、漁連は計画を了承した。 3・その回答書の中身「(海に排水する地下水が)運用目標未満になるよう対策」とは具体的に何か、と質問すると「単なる意志表示であって、具体的には何も無い」とのことであった。 福島県漁業共同組合連合会からの地下水バイパス水に関する要望書に対する東京電力の回答 http://www.tepco.co.jp/news/2014/images/140404a.pdf 続きは 漁連への回答書の「対策」とは「単なる意志表示で具体的には何も対策は無い」(おしどりマコ)

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