福島第一原発の処理水について、海に放出しないよう求める人たちが、福島県庁前に集まって、内堀知事に事前了解をしないよう訴えました。21日、県庁前には、女性を中心におよそ100人が集まり、横断幕を掲げたり、それぞれの思いを訴えたりしました。
福島第一原発の処理水をめぐっては、政府と東京電力が、来年の春にも海に放出する方針を示していて、これに先駆けて、東電は福島県などに工事の事前了解を求めています。
参加者「内堀知事は美しい海を守ってください」
集会に参加した人たちは内堀知事に対し、「県民や国民の声に耳を傾けてください」などと訴えました。