飯舘村 伊藤延由
飯舘村で進められる「長泥地区環境再生事業」は明らかに「長泥最終処分場化」pj(プロジェクト)にほかならない。
「なぜ再生利用」をするのか? 環境省自ら除染で出た土壌が多すぎて最終処分場確保の障害になるからと言っています。
このpjは飯舘村の長泥行政区のローカルの問題と見ないで頂きたい。
事故が起これば放射能環境を元に戻す事が出来ない証です。
このpjは暴挙です
①事故前の土壌汚染は 10~20 ㏃/kg と言われています
② 原発構内はたった今も 100 ㏃/kg 以上 は危険物として管理されています。
③ 汚染土壌を利用した造成地が掘り返さ れたり、災害で土壌流失等おこらないか
④5,000 ㏃/kg の土壌が事故前に戻るには 240 年。この間の管理責任は誰が負うのか。 pj(プロジェクト)は飯舘村内から出た 5,000 ㏃/kg 以下の土壌の再生資材化と称し 飯舘村長泥地区での再利用実験汚染土て、農地除染は行わず盛土しその上に非汚染土壌をかぶせ農地として利用すると言うものです。
非汚染の土壌を30cm 覆土する事で放射線は 97.5%カット出来るといいますが、放射線をこの先 200 年以上出し続ける土壌が資源ですか?。
事故前の土壌汚染は鉱物など自然由来とグローバルホールアウトと言われる1950~1960 年代に行われた大気圏内核実験による人工放射能によるもので、大気圏内核実験の残渣は 60 年以上を経て漸くこの値になりました。
今回の PJ で使用するのは 5,000 ㏃/kg ですが、原発特措法では 8,000 ㏃/kg まで再生利用出来るとしました。
この PJ は飯舘村だからこそできる?
何故ならば飯舘村の 84%は未除染で 10,000~50,000 ㏃/kg?の土壌だから、そこに 5,000㏃/kg の土壌を移動しても低減?するというのです。
全て誤魔化しです。
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元飯舘村復興アドバイザーの田中俊一氏はこのpjに反対するものは飯舘村の復興を妨害するものだと言ったそうですが、私は飯舘村の復興を妨害する者になり続けます。
そして、測定し続け放射能公害の実態を後世に繋げていかなければならないと取り組んでいます。
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