原発の使用済み燃料を再処理したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を積んだ仏からの専用輸送船が27日朝、福井県の若狭湾に到着した。関西電力高浜原発3号機(同県高浜町)向けのプルサーマル発電用で、東京電力福島第一原発の事故後、MOX燃料の国内搬入は初めて。午前7時、船は同原発の敷地内の岸壁に接岸した。
関電は7月8日の原発の新規制基準施行後ただちに、MOX燃料を使ったプルサーマル発電の再開を前提に高浜3、4号機の再稼働を国に申請する方針。
この日搬入されるMOX燃料は、関電の原発から出た使用済み燃料を仏工場で加工した燃料集合体。
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2011年に運ぶ予定だったが、東日本大震災の影響で延期されていた。
全文、続きはMOX燃料、福井・若狭湾に到着 震災後初搬入