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ベルギーのテレビ局・RTBFの報道によりますと、グリーンピースは声明の中でベルギーにある原発の安全措置を強化するよう求めたということです。
この声明ではまた、「ベルギーには現在、7基の原発があるが、これらの原発の事故への対策基準はきわめて低く、現代的な基準にかなっていない」とされています。
グリーンピースの責任者の1人、アルバ・グローリョ氏は、「2年前の福島第1原発事故の後、ドイツのマックス・プランク研究所は、原子力の危険性に 関する新たな報告を出しており、それによるとこのような事故が起きる可能性は、過去の予測の2倍委譲[ママ]となっている」と語りました。
ベルギー政府は、福島原発事故の発生後、同国内の原発の稼動停止予定の期日を発表しました。
ベルギーにある原発のうち2基は、2015年に稼動を停止し、また残りの原発は2025年までに稼動を停止することになっています。