Daily Archives: 2020/05/21

東京五輪、21年開催が無理なら中止 IOC会長が言及 via 朝日新聞

 […] バッハ会長は、安倍晋三首相から、21年開催が「最後のオプション」と伝えられていたと明かし、「大会組織委員会が永久に3千人や5千人も雇用を続けることはできないから、理解できる。毎年、世界中のスポーツ日程を変更することはできないし、アスリートを不確実な状況にとどめてはおけない」と語った。  開催条件としてワクチン開発が必要という一部の指摘については「世界保健機関(WHO)の助言に従う。誰も1年2カ月後のことは分からない」とこれまで通り明言を避けた。無観客での実施については現段階では「臆測」としたが「無観客は望むべき姿ではない。でも、もし決断を迫られる時期が来たら、アスリートやWHO、日本側と相談する時間を与えて欲しい」と話した。現在、選手の隔離などの対策を検討しているという。 延期に伴う追加経費は総額3千億円程度と見積もられている。IOCは14日にオンラインで理事会を開き、東京大会の運営費に最大で6億5千万ドル(約699億円)を支出する構えを見せたが、運営費には放送事業なども含まれる見通しで、実際に組織委に渡る金額は不明だ。(ロンドン=遠田寛生) 全文

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ふくしまの10年 マスター、もう少し聞かせて ③高線量の不安 漠然と via 東京新聞

福島市のワインを出す居酒屋「せら庵」に通うようになって2カ月ほどたったころ、マスターの江代(えしろ)正一さん(71)から、2011年3月の東京電力福島第一原発事故後、第一原発から約62キロ北西に位置する福島市内でも放射線量が高い日が何日も続いたらしいと聞いた。 環境省の担当者に、事故直後の福島市内の正確な空間放射線量のデータを残している組織はないか助言を求めた。 「福島県ならあるはずだ」と聞き、調べると県がきちんと記録していた。市中心部の県の施設で測定された値は、東京電力福島第一原発2号機から大量の汚染蒸気が外部に漏れ始めた3月15日の午後4時ごろから上昇し、午後7時30分には毎時24.04マイクロシーベルトに達した。16日午後4時ごろまで20マイクロシーベルト前後を計測し、20日未明まで断続的に10マイクロシーベルトを超えた。事故前は0.04マイクロシーベルトだったから非常に高い。 厨房(ちゅうぼう)でその数字を眺めていたマスターがぼそっと言った。 「あの時、役所は屋内にいろって言ってた。でも、健康診断のエックス線検査より、(被ばく線量は)たいしたことないとも言ってたな。こういう数字だったんだね」 常連の一人である美野洋子さん(68)は「難しいことは分かんないけど、防護服なんかないから、ビニールかっぱを買ってかぶったのよ。放射能が付かないって聞いたから」と当時を振り返った。 […] 全文

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