「8年のデータ施策に」 福島県民健康調査検討委星前座長 知事と懇談 via 福島民報

東京電力福島第一原発事故に伴う健康影響を調べる県民健康調査検討委員会の星北斗前座長(県医師会副会長)は二十六日、県庁で内堀雅雄知事と懇談した。八年間の調査で得られたデータを県民の健康づくり施策に生かすよう提案した。

星氏は「甲状腺がんと放射線被ばくの関連は認められない」とする甲状腺検査二巡目への評価や、調査を通じて把握した県民の健康指標の推移に触れた上で「いろいろなことが少しずつ分かってきた一方、県民の中には子育てに関する漠然とした不安がある」と調査の現状を説明した。

また、「甲状腺検査だけが注目を浴びる状況は好ましくない」との見解を示し、今後の県民健康調査が担うべき役割として「調査で得られた知見を県民に還元する役割を果たしていく必要がある」と述べた。

続きは「8年のデータ施策に」 福島県民健康調査検討委星前座長 知事と懇談

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