容認するという事に緩和しちゃったんですね。
ところがそういう被ばくをしたり、内部被ばくをした人の人体の健康っていうのは
すぐ現れるんじゃなくて、長期的に被ばくを続けて結果として癌になるとか、白血病になる。
そういう結果になるので、
予防原則というか、そういう事が起こらないようにあらかじめ対策を取る必要があるわけですよね。
もう、結果が出て病気を発症したら遅いわけですよね。そういう事を考えたら緩和するのは問題だという事で、日弁連は「原則1ミリシーベルトを守るべきだ」と。
そうじゃない場合には「避難させるとか、対策を取るべきだ」という事を言って、それを変えさせたんですけど、どうも福島県の対応もですね、厳しくやるとみんな避難してしまうので、県民がいなくなると。
だからなんとか帰還を急がせるために基準の緩和をやっていると、
あるいは健康調査なんかも県がやって、
あまり健康被害が出ていないようなデータをやって、
帰還を促すようなそういう意図的なデータの発表がやられているので、
それは非常に問題がありますね。
もっと客観的に、きちっと公正な検査が行われて、
子どもたちも含めて定期的な健康診断が必要ですよね。
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