【ワシントン=中島達雄】オバマ米大統領は25日(日本時間26日未明)、地球温暖化対策をまとめた「気候行動計画」を発表した。
政権2期目の目玉政策となる。既存の火力発電所も対象とする二酸化炭素(CO2)排出規制のほか、原子力発電の利用維持、小型モジュラー炉と呼ばれる新型原子炉の開発の推進などが盛り込まれた。国内対策と並び、温室効果ガス排出量が多い中国やインドとの連携も掲げた。気候変動対策の主導を目指す。
ホワイトハウスによると、行動計画は、発電の際に温室効果ガスを出さない原子力を、風力や太陽光などと並ぶ「クリーンエネルギー」と位置付ける。[…]
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