江戸川のウナギから基準超の放射性セシウム via 日テレNews24

東京湾に流れ込む江戸川で捕れたウナギから、国の基準を超える放射性物質が検出された。これを受け、千葉県は7日、関係する漁協に出荷の自粛を要請した。

江戸川の河口から約4キロの地点で捕れたウナギが7日朝、千葉県御宿町の海洋生物環境研究所に持ち込まれ、放射性物質の検査を行うため機械にかけられた。 検査の結果、江戸川で捕ったウナギからは、1キログラムあたり100ベクレルの国の基準を超える、140ベクレルの放射性セシウムが検出された。これを受 けて千葉県では、関係漁協に対し、江戸川で捕れたウナギについて出荷自粛要請を行った。

福島第一原発事故から2年3か月。東京湾に流れ込む江戸川の魚から、国の基準を超える放射性セシウムが検出され、出荷の自粛要請が出されたのは初めて。

今回、基準を超える放射性セシウムが検出されたことについて、今年3月にウナギを検査した、近畿大学の山崎秀夫教授は「放射性セシウムを含む水が中流域に存在している。食物連鎖が繰り返されることで、ウナギの中のセシウム濃度が高くなる」としている。

年間に約8トン水揚げされる江戸川のウナギは、都内の料亭などで振る舞われている高級魚。今回、出荷自粛になったことについて、江戸川で50年以上ウナギ 漁を行う漁師の小島一則さんは、「(Q.これからの時期、ウナギがメーン?)メーンです。ウナギが1番稼げるんですけど。心配ですし、収入がなくなります から、もし規制されるとなると…」と話す。

続きは江戸川のウナギから基準超の放射性セシウム

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