トルコが計画中の原子力発電所4基の建設に対し、三菱重工業と仏原子力大手アレバの企業連合が受注する方向で最終調整に入ったことが4日、明らかになった。事業費は220億ドル(約2兆円)以上とされ、官民で受注を働きかけてきた。実現すれば、福島第一原発事故の後、官民による初の「原発輸出」となる。
経済産業省や三菱重工の担当者がトルコ入りし、大詰めの交渉を進めている。トルコは初の原発を地中海側のアックユに建設する計画で、ロシア企業が受注済み。2カ所目を黒海沿岸のシノップに原発4基を建てる計画で、2020年代前半の運転開始をめざす。
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