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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 菅野みずえ
今、あらためて振り返る 原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと 菅野みずえさん お話会in 郡山via FOE Japan 2019年7月2日
>チラシ(PDF) ※この講演会は、「東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト」の一環として実施します。 東京電力福島第一原発事故発災後、放射性ヨウ素による甲状腺被ばくは、なぜ測られなかったのかーー。当時の「福島県緊急被ばく医療活動マニュアル」に従えば、避難時の検査で13,000cpm(甲状腺等価線量最大100mSv相当)以上の人たちは、甲状腺被ばく検査を受け、安定ヨウ素剤の服用など必要な措置を受けるはずでした。しかし、避難時の混乱の中で、スクリーニングレベルは10万cpmに引き上げられたばかりか、甲状腺検査は行われず、記録もほとんど残されませんでした。後に甲状腺がんを発症した方も、当時の記録がなく、自らの被ばく量を医療機関などに説明することができませんでした。 福島県県民健康調査において、事故当時18歳以下の人たちのうち200人以上が甲状腺がんまたは疑いと診断されています。県甲状腺検査評価部会は、甲状腺がんが多く発生していることについては認めていますが、UNSCEAR(国連科学委員会)の甲状腺被ばく推定値を用いて、被ばくとの因果関係はないという結論を出そうとしています。これは自治体ごとの推計値であり、個人ベースのものではありません。分析に用いた具体的数値は公表されておらず、外部の専門家が検証できる状況になっていません。なぜか県民健康調査での基本調査における個人の行動をもとにした外部被ばく推計値との関係についても分析されていません。 このタイミングで郡山にて以下の講演会を開催します。福島方面の方、ぜひご参加ください。——————————————–いま、あらためて振り返る 原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと~菅野みずえさん講演会 in 郡山(7/2)http://www.foejapan.org/energy/fukushima/190702.html——————————————– 菅野みずえさんは、浪江町津島地区に居住していました。2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く原発事故により3月15日、避難を強いられました。避難の途中、郡山市で体表面汚染検査(スクリーニング)を受けました。無我夢中で意味もわからずに受けた検査ですが、その後、いろいろなことがわかってきました。 いま、あらためて原発事故避難のこと、福島県の当時のマニュアルで定められていたスクリーニング手続きの意味、「ないこと」にされてしまった被ばくのことを振り返ることは、現在の福島第一原発事故の状況や、各地で原発が再稼動されている状況を考えると、とても重要です。 菅野みずえさんを迎えてのお話し会を開催します。また、初期被ばくが隠されてしまった経緯やスクリーニングの意味、現在の甲状腺がんをめぐる状況についてもお話しします。ぜひご参加ください。 日 時:2019年7月2日(月)18:30~20:30会 場:市民交流プラザ 第一会議室 (郡山駅西口ビックアイ7 F )参加費 無料プログラム 原発事故避難を振り返る(菅野みずえ/浪江町津島から兵庫県に避難) 隠された初期被ばくとスクリーニングの意味(満田夏花/FoE Japan) 甲状腺がんをめぐる状況(武藤類子/福島県三春町在住)主 催:菅野みずえさんのお話しをきく会、 国際環境NGO FoE Japan問合せ:国際環境NGO FoE Japan TEL: 03-6909-5983 E-mail: info@foejaapn.org 詳細はこちら。
いま、あらためて振り返る 原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと[講演会 ] via FoE Japan
原発事故が万が一生じてしまったとき、住民が避難する際、「スクリーニング(避難時汚染検査)」が行われることになっています。高濃度の放射性物質が浮遊する中を避難した人たちが、体に放射性物質を付着したまま避難することを防ぐため、また、住民が内部被ばくしてしまっている場合は早期に発見し、医療的措置につなげるためーーの2つの目的があります。福島原発事故当時のマニュアルでは、スクリーニングで一定(13000cpm)以上の値を示した場合、いったん除染し、再検査をし、もし再度同じ値を計測した場合は、内部被ばくを疑って処置を行うことになっていました。 ところが、福島第一原発事故の際、この基準が10万cpmに引き上げられたばかりか、マニュアルで定められていた除染後の再検査や記録を住民に渡すという手続きがスキップされていたのです。これをスクープしたのが、東京新聞が今年1月から3月にかけて連載した「背信の果て」です。 このたび、この問題に焦点を当てた講演会を企画しました。避難当事者の菅野みずえさん、また渾身の取材で「背信の果て」を書いた榊原崇仁さんにお話しいただきます。 「隠された初期被ばく」に焦点をあてつつも、菅野さんには、原発事故発生当時のこと、避難の際のあれこれについて、より広くお話しいただきます。ぜひお越しください。 ※なお、諸般の事情から、映像中継や映像のインターネットでの公開はお断りしております。 日 時 2019年5月27日(月)18:30~20:30 会 場 文京区区民会議室5C> 地図 (東京メトロ・後楽園駅徒歩1分 都営線・春日駅徒歩1分 文京シビックセンター5F ) 参加費 700円 申込 下記申込みフォームからお申し込みください。 > 申込みフォーム(一般) > 申込みフォーム(FoE Japan会員) 主 催 国際環境NGO FoE Japan 問合せ 国際環境NGO FoE Japan TEL: 03-6909-5983 / FAX: 03-6909-5986 /E-mail: info@foejapan.org 原文