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福島汚染水流出:県漁連「信頼関係崩れた」via 毎日新聞

東京電力が福島第1原発の排水路から汚染水が外洋流出しているのを把握しながら約10カ月間公表しなかった問題で、福島県漁連(野崎哲会長)は25 日の組合長会議で東電に「情報隠しであり、信頼関係は崩れた」との見解を伝えた。県漁連はこの日、汚染地下水を浄化後に海洋放出する「サブドレン(井戸) 計画」承認に向け意見集約する予定だったが、問題発覚を受け、納得できる説明があるまで計画を容認しない方針も示した。 組合長会議は同県いわき市で開かれ、相馬双葉漁協やいわき市漁協の幹部らが出席。東電から事実関係の説明を受けた。東電福島復興本社の新妻常正・ 副代表らは、昨年4月以降に第1原発の港湾外につながっている原子炉建屋西側の排水路で放射性物質濃度の上昇が確認されていたことを説明。漁協幹部からは 「なぜ公表しなかったのか」との批判が集中した。新妻副代表は「(公表より)原因究明を優先してしまった。漁業者には報告しなければならなかったと反省し ている」と陳謝した。 いわき市漁協の矢吹正一組合長は「(震災から)4年も顔を合わせてきた東電幹部から裏切られた」と不快感を隠さなかった。相馬双葉漁協の佐藤弘行 組合長も「汚染水問題の解決には信頼関係が最重要だとの考えでやってきた。その前提が崩れてしまったことで、漁業者はサブドレン計画に納得しないだろう」 と述べた。 福島県の内堀雅雄知事も25日、「海への流出で県民に不安を与え、情報の速やかな公表もされなかったのは極めて遺憾」と東電の対応を批判。県は27日に原発の周辺市町村や有識者を交えた協議会で現地調査する方針を決めた。 続きは福島汚染水流出:県漁連「信頼関係崩れた」 当サイト既出関連記事: 福島第1・2号機:建屋屋上の汚染水、外洋へ流出 via 毎日新聞  

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福島第1の地下水バイパス 福島県漁連、正式容認 via 河北新報

東京電力福島第1原発の地下水バイパス計画で、国と東電は4日、福島県漁連が計画容認の条件として出していた5項目の要望書に文書で回答した。県漁連は同 日、組合長会議と理事会を開き、回答内容を了承。バイパス計画の容認を正式に決めた。バイパスによる地下水の海への初放出は5月上旬になる見通しだ。 (略) 県漁連の要望は(1)地下水排出運用基準の順守(2)モニタリングの徹底(3)第三者による安全性監視と公表-など。国、東電は全面的に取り組むと回答した。県漁連の野崎会長によると、回答内容が守られない場合は放出を停止することも確認した。 国や東電によると、最初に放出する地下水は第三者機関で放射性物質の詳細分析を行うため、約1カ月の準備が必要。コウナゴの試験操業の終了時期も加味し、放出は5月上旬以降になる。国と東電は今後、全漁連に了解を求めるとともに関係自治体などに説明する。 野崎会長は「福島の漁業再興には第1原発の廃炉を安定的に進めることが重要。苦渋の決断、渋々の承認だ」と述べた。 経産省の糟谷審議官は「運用方法を厳守するよう東電を指導する」、東電の新妻常務は「決断に感謝し、責任を痛感している」と述べた。 全文は福島第1の地下水バイパス 福島県漁連、正式容認 当サイト既出関連記事:Japan Fishermen Allow Tepco Water Bypass Plan at Fukushima Plant via Businessweek.com

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