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原発事故後うつ病自殺 損賠訴訟 東電「因果関係が不明」−−第1回弁論 /福島 via 毎日新聞
原発事故で避難を強いられ、11年7月に自殺した五十崎(いそざき)喜一さん(当時67歳)の妻栄子さん(63)が「避難生活でうつ病を発症し自殺 した」として東京電力に約7600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、福島地裁であった。東電側は「避難生活と自殺の因果関係が認めら れない」と述べるにとどまった。五十崎さんは記者会見で「誠実に対応して、早く救済してほしい」と訴えた。 […] 東電側は、原発事故と喜一さんのうつ病発症との因果関係を不明とし、「因果関係に関する精神科医の意見書がない限り、反論できない」と主張した。 また、妻が避難生活の影響で自殺したとして、東電に損害賠償を求めている渡辺幹夫さん(62)の第3回 口頭弁論でも、東電側は「精神科医の意見書がない」との主張を繰り返した。第1回公判から約5カ月、審理は遅々として進んでいない。弁護側の広田次男弁護 士は「東電は消極的な対応に終始して、裁判を引き延ばしている」と法廷で苦言を呈した。 全文は 原発事故後うつ病自殺 損賠訴訟 東電「因果関係が不明」−−第1回弁論 /福島
夫の自殺は原発事故原因 浪江の女性 東電提訴へ via 福島民報
昨年7月下旬、福島県飯舘村のダム近くで浪江町の男性=当時(67)=が自殺していたことが6日、分かった。男性は東京電力福島第一原発事故による避難生活を苦に自殺したとみられる。男性の妻(63)は同日までに、自殺は原発事故が原因となったとして東電に数千万円の損害賠償を求め提訴する方針。 福島原発被害弁護団によると、男性は昨年6月ごろから避難先の二本松市のアパートで不眠などを訴えるようになり、昨年7月23日に外出したまま行方不明に。翌朝、飯舘村のダム近くで亡くなっているのを発見されたという。 男性の妻は陳述書の中で「原発事故さえなければ夫は元気に生活していた」と主張している。 同弁護団の支援で自殺者の遺族が東電を提訴したのは2例目。5月には避難中に自殺した川俣町山木屋の女性=当時(58)=の夫(61)ら遺族4人が東電に約7250万円の損害賠償を求め提訴している。 夫の自殺は原発事故原因 浪江の女性 東電提訴へ
避難区域また自殺か 小高の男性、自宅で首つり via 福島民報
10日午後10時15分ごろ、南相馬市小高区の避難指示解除準備区域にある民家で、農業男性(54)が遺体で見つかった。男性は首をつった状態で、南相馬署などは現場の状況や遺書が残されていたことなどから自殺した可能性が高いとみている。 捜査関係者らによると、男性は東京電力福島第一原発事故で同市鹿島区の仮設住宅に家族で避難していた。同日午前11時ごろ、自宅を片付けるために仮設住 宅を出発。夜遅くなっても避難先に戻らない男性を心配した妻が小高区の自宅の納屋で男性の遺体を発見し、119番通報した。 続きは 避難区域また自殺か 小高の男性、自宅で首つり
原発事故:自殺女性の夫が提訴「東電の責任、法廷で問う」via 毎日jp
「ただの自殺にしたくない」。東京電力福島第1原発事故で避難を強いられ、昨年7月に自殺した福島県川俣町の渡辺はま子さん(当時58歳)の夫幹夫 さん(62)ら遺族4人が18日、東電に約9120万円の賠償を求めて福島地裁に提訴した。花好きな愛妻の人生を奪った事故。「訴えなければ放置されたま まだったのではないか」。東電の対応が遺族に提訴を決断させた。幹夫さんは記者会見し「私みたいに悲しんで苦しんでいる家族も、泣き寝入りしないで闘うべきだと思い、提訴しました」と沈痛な表情で訴えた。弁護団は「公開の法廷で東電の社会的責任を問う」と意義を強調した。 続きは原発事故:自殺女性の夫が提訴「東電の責任、法廷で問う」
原発事故後、追い詰められ自殺 関連死扱い定まらずvia 河北新報
東日本大震災と福島第1原発事故は未曽有の被害に加え、受け止めきれない現実と将来への悲観を被災者にもたらした。助かっても不自由な避難生活などで精神的に追い詰められて命を自ら絶つ「2次犠牲」が後を絶たない。原発事故では自死の取り扱いが定まらず、実態も不明確だ。死の事実も意味も、宙に迷っている。(若林雅人) […] 内閣府は「原発事故の避難区域などから避難してきた者」を震災関連自殺の対象に含めている。関連自殺があった8都府県警に原発事故避難者の該当者数を尋ねたところ、東京は1人で、大阪、神奈川、埼玉の3府県はゼロだった。岩手、宮城、福島、茨城の4県警は回答していない。 自死という性質や個人情報保護が壁となり、原発事故関連の自殺の実態は定かでない。 避難生活のストレスや体調悪化などで亡くなる災害関連死(震災関連死)の中にも自殺は含まれている。 続きは原発事故後、追い詰められ自殺 関連死扱い定まらず
「震災自殺」6月に16人=宮城は2割弱、政府が初公表 via Yahoo Japan
内閣府は5日、東日本大震災に関連した6月の自殺者は16人だったと発表した。震災関連の自殺者数を政府が調査・公表するのは初めて。当面、毎月公表する。 調査は、自殺者に関する警察庁の情報に基づいて実施。(1)避難所、仮設住宅で遺体が発見された(2)避難所、仮設住宅に居住していた(3)被災地から避難していた(4)遺書や遺族への発言で震災との関連が判明した―などのいずれかに該当すれば震災が原因と定義している。このため、実際の震災関連自殺は公表人数より多い可能性がある。 6月の全国の自殺者数は2985人で、震災関連は全体の0.5%に相当。内訳は男性11人、女性5人で、年齢別では60歳代が6人で最も多かった。原因・動機(警察による複数選択)は多い順に、健康問題5件、家庭問題と経済・生活問題が各4件となった。 地域別では宮城県が8人で最も多く、県内の自殺者(45人)の2割弱。岩手県は3人、福島県2人で、茨城、埼玉両県と東京都がそれぞれ1人だった。 「震災自殺」6月に16人=宮城は2割弱、政府が初公表
東日本大震災:「震災自殺」実態把握へ 内閣府 via Mainichi jp
警察庁統計による自殺者数が東日本大震災発生翌月の4月から3カ月連続で前年を上回った。これを受け内閣府は「震災関連自殺」の実態把握に乗り出 すことを決めた。警察庁から遺書や被災状況などの資料提供を受けて分析を進める方針で、被災3県の人数だけでなく、避難先で自殺したケースも集計し、公表 する。 統計によると、1~3月までの自殺者は前年同月比で10.3~17.5%下回っていたが、4月は4.2%増(2693人)、5月は19.7%増 (3329人)、6月は速報値で7.8%増(2996人)--と増加に転じた。内閣府は震災が影響した可能性があるとみて、同府経済社会総合研究所で最も 増加率が高かった5月の統計の分析を試みた。しかし、具体的な被災状況までは把握できず、因果関係を明確にできなかった。 このため、内閣府は6月以降の事例について(1)自宅や職場が地震や津波で甚大な被害を受けた(2)避難所か仮設住宅に住んでいたことがある (3)被災地から避難してきた(4)避難所や仮設住宅などで亡くなっていた(5)動機が震災の影響とする証言や遺書などがある--の5項目について警察庁 に情報提供を求め、1項目でも該当すれば震災関連自殺と認定することを決めた。 内閣府参与で調査を担当するNPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」の清水康之代表は「被災者の自殺の背景にはさまざまな喪失体験があり、複雑だ。しかし共通する要因が分かれば、防ぐ手だてを考えることができる」と話す。 ライフリンクは自殺に関する相談先の検索サイト「いのちと暮らしの相談ナビ」(http://lifelink‐db.org/)を開設している。【鈴木梢】 毎日新聞 2011年7月12日 15時00分 ◇関連記事: ・ 平成23年の月別の自殺者数について(H23_tsukibetsujisatsusya-1) – 警察庁(7月6日) ・震災後の自殺対策 予算措置へ via NHK News Web ・震災4ヶ月、癒えぬ悲しみに涙 「今の方がつらい」via 東京新聞 ◇当サイト既出関連記事: ・東日本大震災:お墓にひなんします 南相馬の93歳自殺 via Maichini jp ・福島・相馬の酪農家自殺=乳牛処分し廃業、「原発なければ」via 時事ドットコム ・『避難苦? 飯舘村102歳男性が自殺』via Yahoo News (毎日新聞) ・『福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」』via asahi.com
東日本大震災:お墓にひなんします 南相馬の93歳自殺 via Mainichi jp
自殺した女性が残した遺書=神保圭作撮影 「私はお墓にひなんします ごめんなさい」。福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性が6月下旬、こう書き残し、自宅で自ら命を 絶った。東京電力福島第1原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観したすえのことだった。遺書には「老人は(避 難の)あしでまといになる」ともあった。 女性は同市原町区の静かな水田地帯で代々続く田畑を守り、震災時は長男(72)と妻(71)、孫2人の5人で暮らしていた。長男によると、以前から足が弱って手押し車を押していたが、家事は何でもこなし、日記もつけていた。 第1原発の2度の爆発後、近隣住民は次々と避難を始めた。一家も3月17日、原発から約22キロの自宅を離れ、相馬市の次女の嫁ぎ先へ身を寄せ た。翌日、さらに遠くへ逃げるよう南相馬市が大型バスを用意し、長男夫婦と孫は群馬県片品村の民宿へ。長距離の移動や避難生活を考え、長男は「ばあちゃん は無理だ」と思った。女性だけが次女の嫁ぎ先に残ることになった。 続きは東日本大震災:お墓にひなんします 南相馬の93歳自殺 その他関連記事:東日本大震災:福島県内 自殺者2割増 4〜6月
福島・相馬の酪農家自殺=乳牛処分し廃業、「原発なければ」 via 時事ドットコム
福島第1原発事故で原乳の出荷が一時制限された福島県相馬市で、酪農家の男性(55)が自殺していたことが14日、分かった。JAそうまの関係者が明らかにした。男性は酪農の先行きに不安を漏らしていたという。 JAそうま関係者によると、11日に同市玉野にある男性の自宅を訪ねたJAそうま職員が、隣接する堆肥舎で男性が首をつっているのを発見した。10日午後に死亡したとみられる。遺体近くの壁にチョークで「原発がなければ。こういう形になり、すいませんでした」と書かれていた。 男性は30頭ほどの乳牛を飼育していたが、出荷制限後は牛乳を搾っては廃棄する作業を続けていた。相馬市は4月21日に出荷制限が解除されたものの、男性は最終的に乳牛を全て処分、当時は廃業状態だった。(2011/06/14-11:29) 福島・相馬の酪農家自殺=乳牛処分し廃業、「原発なければ」
『避難苦? 飯舘村102歳男性が自殺』 via Yahoo! ニュース(毎日新聞)
東京電力福島第1原発事故で避難することになった福島県飯舘村の102歳の男性が自宅で自殺していたことが13日、地元関係者の話で分かった。 関係者によると、死亡したのは12日。長男夫婦と3人で住んでおり、避難の話し合いをしていたさなかだった。自宅を離れることを苦にしたとみられるという。 同村は原発事故の影響で放射線の数値が高く、政府が「計画的避難区域」に指定する方針の地域。【金寿英】 『避難苦? 飯舘村102歳男性が自殺』