大飯原発:3号機 1日夜起動 via 毎日jp

福井県おおい町の関西電力大飯原発3号機は7月1日夜、原子炉起動の操作を始める。5月に国内の原発50基がすべて停止して以来、運転再開するのは初めて。順調に進めば2日早朝、核分裂反応が連続する臨界に達し、4日に送電を再開、8日にフル稼働となる見通しだ。

 3号機は、福島第1原発事故を受けて昨年3月以来、定期検査のため停止していた。再稼働の操作など重要局面の工程では、牧野聖修・副経済産業相が中央制御室などで立ち会う。

 4号機は、並行して2次系周りの洗浄作業などが進行中。順調なら7月17日に原子炉起動、20日に送電開始、24日にフル稼働となる見通しだ。

 3、4号機の再稼働作業を巡っては、経産省原子力安全・保安院、関電、三菱重工・電機、福井県の担当者が参加する特別な監視体制チームが「大飯オフサイトセンター」に設置され、保安院などと結んで24時間態勢で監視を続けている。

 同センターでは30日、全国各地から集まった約400人が「再稼働反対」などと声を上げながらデモ行進した。一時、デモ参加者と機動隊員らがもみ合いになったが、けが人はなかった。【松野和生】

大飯原発:3号機 1日夜起動

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