「核発電の根本問題」山本義隆 via UPLAN

【経産省前テントひろば】 3.11東電福島第一原発事故から14年が経ちました。多くの国民が原発はもう懲り懲りだと考えました。 しかしながら、経産省は事故直後から東電をつぶさずに原発を続ける施策を画策し、原発を再稼動し続け、気候変動を口実にGX推進を策定しました。さらに、石破現政権は、これまでの「原子力依存度を可能な限り低減する」の文言をはずし原子力発電(核発電)を最大限活用する施策を盛り込んだ第7次エネルギー基本計画を閣議決定しました。 この状況の中で、山本義隆さんの「核燃料サイクルという迷宮〜核ナショナリズムがもたらしたもの」(みすず書房)が注目を集めています。同書は、核発電の根本問題を論ずるとともに、日本の科学技術・原子力開発の歴史を振り返り、核のゴミ・核燃料サイクルという虚構・核武装の問題を明らかにしています。 そこで、同書に沿ってお話を聞き意見交換をしたいと考え、院内講演会を計画しました。 世論は、地震・津波の怖さ、核のゴミ問題未解決、実効性の無い避難計画、老朽原発の危険などなど原子力発電(核発電)の多くの重要な問題点を認識しています。 「核発電の根本問題」を論じ、核発電をやめる運動を進めましょう。多くの方々のご参加をお願いします。 山本義隆さん紹介 東京大学理学部物理学科卒業、同博士課程中退 科学史家・教育者、駿台予備学校勤務 元東大全共闘代表、10・8山 ヘ﨑博昭プロジェクト発起人 著書:「福島の原発事故をめぐって」(みすず書房)「原子・原子核・原子力」(岩波書店)「私の1960年代」(金曜日)「リニア中央新幹線をめぐって」(みすず書房)「核燃料サイクルという迷宮〜核ナショナリズムがもたらしたもの〜」(みすず書房) その他

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