「黒い雨」救済拡大、具体策を 岸田氏の地元・広島で被爆者が訴え via 毎日新聞

自民党新総裁に選出された岸田文雄氏の地元・広島では、原爆の「黒い雨」を浴びた人たちが被爆者認定を求めた訴訟で原告側全面勝訴とした広島高裁判決が7月に確定し、原告以外への救済拡大が課題となっている。判決を受け菅義偉首相が救済拡大方針を示したものの具体化には至っておらず、被爆地から誕生した新総裁がどう実現するかに注目が集まる。  「放っておかれた年月が長すぎるの。せめて早く助けてください」。切実な願いを明かしたのは、広島市佐伯区の小川泰子さん(80)。訴訟には加われなかったが、被爆者健康手帳の申請に向けて準備を進めている。肝硬変や胃潰瘍で体調は悪く、新型コロナウイルスによる自粛生活で精神的にも落ち込む毎日だ。「『死んだ方がいい』とさえ思っていた時に、救済の方針が示された。(岸田氏は)広島の人じゃけえ、ええ方に転ぶかな。いつまで生きとれるかわからんのです」と、一刻も早い救済を願った。  「岸田さんはこれまで、黒い雨のためには、全然動いてくれんかった。今後が心配」。原告の本毛稔さん(81)=同区=も不安を口にした。原告の母体となった「広島県『黒い雨』原爆被害者の会連絡協議会」に加わり運動を続けてきたが、会によると、岸田氏への直接の陳情が実現したことはないという。[…]

小山美砂

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