【福島原発、3度目の夏】熱中症、被ばくの危険 安全管理担当者たち、炎天下作業の不安、口々に via 47 News

東京電力福島第1原発は、未曽有の大事故から3度目の真夏を迎える。熱中症、被ばくの恐れ、思うように確保できない作業時間―。共同通信の取材に応じたゼネコンなどの安全管理担当者たちは、炎天下での作業の危険性、健康管理への不安を口にした。

(略)

▽地元が支える現場

水素爆発した3号機の原子炉建屋ではがれき撤去作業が続く。鹿島の 加藤友幸さん(61)は「遠隔操作の重機を使っているが、整備は作業員が直接しなければならない。場所によって放射線量が高く、15分しかいられないこともある」と話す。

線量の比較的低い場所では顔全体を覆う全面マスクではなく口と鼻だけを覆うマスクでの作業が可能となった。しかし作業員の被ばくを考えて日立GEニュークリア・エナジーの 吉田千秋さん(56)は慎重だ。
「作業した手で額の汗をぬぐったら汚染されてしまう。我慢してもらって全面マスクにしている」という。

作業員には、地元の福島県大熊町や双葉町などの住民が多い。エネシスの内山さんも大熊町出身だ。避難生活を送る妻とは週末だけ会える。現場に出る動機を「被害者意識から抜け出して、自分でなんとかしなければ」と話した。

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