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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 金子勝
金子勝、古賀茂明、小熊英二ほか小泉の「原発ゼロ」提言—私はこう考える via 現代ビジネス
かつては原発推進派だった小泉純一郎元首相が考えを改め、愛弟子・安倍首相に「脱原発」を決断するよう迫っている。原子力の専門家、識者、かつての仇敵が、小泉「原発ゼロ」提言の意味を語った。 言ってることは正しい 社会学者で慶應大学総合政策学部教授の小熊英二氏は、小泉純一郎元首相が「原発ゼロ」を提言していることについて、こう語る。 「この国には脱原発しかないということを、直感的に感じ取っているの ではないか。ご自分の政治的利害が動機での発言とは思いません。利権があるわけでもないし、影響力を誇示したがるタイプでもない。民意が反原発に傾き、脱 原発の流れが定着したと感じ、発言しているのだと思う。 小泉発言の効果として、世の中に『自分が脱原発だと言っていいんだ』 と思わせたことが挙げられます。国民レベルでも、マスメディアや議員のレベルでも、『小泉さんが言うんだったら自分も意見を言っていい』、つまりまさしく 『やればできる』と思わせた。これは大きな功績でしょう。 だから各自が自分で声を出すべきです。英雄待望論で『小泉さんが脱原発をやってくれる』と『お任せ』にするのは良くない」 (略) 元経産官僚の古賀茂明氏は「小泉氏が説く『脱原発論』には、政治的な打算はない」と分析する。古賀氏も、小泉氏の「原発ゼロ」提言を評価する一人だ。 「純粋に『原発ゼロ』という自らの信念を口にしたのではないでしょう か。昔の小泉さんには、強いリーダーとして政治的なメッセージを打ち出し、先頭に立って有無を言わさず国民を引っ張ってくれるというイメージがあった。た だ現在の小泉さんには、そのような力はないでしょう。 小泉さんは『狼煙』は上げました。しかしその方向へ進むことになるか どうかは、結局国民がどう行動するかです。狼煙が上げられた後に、小泉さんを押し上げるようなムードができるかどうか。国民が盛り上がって、原発反対デモ が再び盛り上がってくるような、政権が無視できない大きなうねりが生まれれば、それに乗って、小泉さんが次の行動に移る可能性はないとはいえない」 (略) 金子氏は「福島原発事故とオンカロを視て、反原発の考えになったというのは、話としてはおかしくない」と言いつつも、小泉氏の提言については懐疑的だ。 「小泉純一郎という人間は、世論を利用して権力を掌握するタイプの政治家であり、典型的なポピュリストです。原発に限らず、彼は無思想なのではないでしょうか。要するに、権力だけ、政局だけに興味がある人です。 総理を辞めて、体力が回復してきたので、目立つことをやりたくなったのかもしれない。息子の小泉進次郎氏が政務官になったことで、張り切っているようにも見える。様々な要因が重なって、『原発ゼロ』提言につながったのでしょう」 結局、10年前に「小泉劇場」で散々見せつけられた、政治的な勢力争いが、脱原発の旗のもとに再び展開されるだけでしかないというのだ。金子氏が続ける。 「安倍政権が現在のような政策をやっている限り、福島第一原発事故は 絶対に収束しません。汚染水対策で計画されている凍土遮水壁などは一時的な手段で、半永久的に防げるわけがない。海側だけの遮水壁になったのも、カネをケ チり、予算を十分に準備できなかったからです。この体たらくでは、いずれ収束計画は破綻してしまう。そうなれば、東京オリンピックなんて言っていられませ ん。 自民党がこのまま、原発推進で突っ走って失敗してしまえば、目も当て られない状況になってしまう。脱原発に切り替えることで野党の協力を得て『一生懸命やったけどダメでした』というかたちにしたい、と小泉さんは考えている のでしょう。もちろん、本当に国を挙げて脱原発の潮流が起こり、再稼働を阻止して具体的な方策を取るのであれば、歓迎すべきことではあるのですが」 (略) 日本では数少ないリーダーシップを発揮できる政治家として、小泉氏の言動は、海外からも注目を集めている。なかでも『ニューヨーク・タイムズ』紙は 「かつて原発推進派だった元首相が、原発全面禁止を望んだ」と題した社説を掲載(10月15日付)。その変節ぶりを大きく報じた。 同紙東京支局長のマーティン・ファクラー氏はこう語る。 「小泉氏が再び表舞台に立つきっかけとして、原発の問題を選んだことは興味深い。この問題が今の日本にとって極めて重要であると感じ、それについて沈黙を破らなければならないほど喫緊の問題だと感じているのだろう。 世論をみると、日本人の大半は原発再稼働に反対している。これは原子力に対するアレルギーというよりはむしろ、政府に対する不信、もっと言えば東電や電力業界を厳格に監視する能力に対する不信が原因だ」 国民に原発へのマイナス感情があるにもかかわらず、原発推進を打ち出す自民党が選挙で圧勝したことは、「理解しがたかった」とファクラー氏は語る。 (略) ただ、前出の小熊英二氏が「小泉氏にお任せにするのは良くない」と語るように、「原発ゼロ」提言を一方的に甘受するだけではいけないだろう。 前出の金子勝氏は言う。 … Continue reading
原発の活用は経済成長につながるか・金子勝 via 報道するラジオ
原発の活用は経済成長につながるか。安倍政権の成長戦略が、14日、閣議決定されます。「報ラジ」が注目するのは、戦略の中に「原発再稼働」の文言が入ったことです。確かに、「原発停止による火力燃料費の増大」を理由に、電気料金が引き上げられ、中小企業などは大きな影響を受けています。 再稼働により、企業は活動しやすくなり、経済成長につながるのでしょうか?慶応大学経済学部の金子勝教授とともに、 原発と経済成長の関係について考えます。 http://www.youtube.com/watch?v=fiFzM4BnBKw&feature=youtu.be 金子勝氏は14:09から。
坂本龍一から政治家のみなさんへ via skmtsocial
坂本龍一から政治家のみなさんへ 福島を忘れないでください。 原発のない日本を作ってください。 脱原発を目指す政治家は協力してください。 日本の未来である子供たちを守ってください。 呼びかけ賛同者(舩橋淳, 難波章浩, 小出裕章, サエキけんぞう, 田島一成, 宮内勝典, 水野誠一, Misao Redwolf , 奈良美智, 田坂広志, 本田ゆか, ASA-CHANG, 金子勝, 鶴田真由, 湯山玲子, 枝廣淳子, 原田大三郎)のメッセージは 坂本龍一から政治家のみなさんへ
原発再稼働を急ぐ理由 via エキサイトニュース
【原発ってどうして動かしたいの?】 原子力発電事業の不思議なところは、「どうして電力会社や政府は原発を再稼働させたいの?」ということだ。 これだけ大きな事故を起こしたのだ。「こりゃたまらん、稼動させたくないな」ってなるんじゃないの? 損害賠償や抱えきれない責任の大きさを考えるだけでも、政府や電力会社は「再稼働反対!」って言いたくなるべきではないか。 原子力設備を作っているプラントメーカーや建設業者が、動かしたいと考える構造は、以前紹介した座談会「原発の安全なたたみ方:資金・賠償・人材」で少し納得できた(記事:原発でボロ儲けできる理由)。 「原子力損害賠償法」という古い法が残っていて、まったくリスクを背負わなくていいという非常識な商売が可能なのだ。いびつな「おいしい」状況が温存されてしまっている。 では、電力会社そのものはどうなんだろう? 「原子力損害賠償法によって、東京電力だけに責任を課す構造になってしまっている」のだとすれば、電力会社は、もう、あんな怖ろしいコトを引き起こしたモノを再稼働させたくないって考えるのが、まっとうじゃないだろうか。 「恥も尊厳も忘れ、築き上げてきた文明も科学もかなぐり捨てて、自ら開けた恐怖の穴を、慌てて塞ぎたい」と考えるのではないだろうか。 なぜ、再稼働させたいのだろうか? 『原発は不良債権である』(金子勝/岩波ブックレット)を読んで、その仕組みの一端がわかった。 続きは 原発再稼働を急ぐ理由
【集会のお知らせ】さようなら原発1000万人アクション
5.26講演会★さようなら原発 ―脱原発・持続可能で平和な社会をめざして― \_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_ 「原発がなくても大丈夫!!」 ■日時:2012年5月26日(土)開場13:00 開会13:30 閉会16:30 ■会場:日本教育会館(地下鉄「九段下駅」「竹橋駅」5分 「神保町駅」2分~ 5分、JR「水道橋駅」15分) 地図はこちら http://www.fdj.com/semi/map-nkk.html ■参加費:500円 ■内容:開会・発言 鎌田慧(ルポライター・呼びかけ人) ・経済のこと、原発がない社会のこと 金子勝(慶応大学教授・原子力委員会 新大綱策定会議) 村上達也(東海村村長) ・福島の写真をプロジェクターで上映 大石芳野(写真家) ・シンポジウム、討議、質問 井野博満(東京大学名誉教授・安全保安院ストレステスト意見聴取会専門委員) 松原弘直(ISEP環境エネルギー政策研究所首席研究員) 司会:藤本泰成(平和フォーラム・原水禁事務局長) ・閉会 ◎主催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会 (内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、 辻井喬、鶴見俊輔) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 昨年5月から多くの皆様にご協力いただいてきた「さようなら原発 1000万人署名」もいよいよ提出の段階を迎えます。これに先立って、 「原発がなくても大丈夫!!」と言われる根拠を理論的に確認するた めの講演会を開催します。この講演会を「7.16さようなら原発10万人 集会」の成功につなげて、今後の運動に向けてのバネとしたいと考え ます。どなたでも参加できます。(先着順となりますので、満席の際 はご容赦ください)。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 連絡先:事務局 TEL:03-5289-8224 FAX03-5289-8223 sayonara.nukes▲gmail.com(▲を@に変えてください) Web:http://sayonara-nukes.org/ Twitter:@Action10mil … Continue reading