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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: ロシア/ウクライナ/チェルノブイリ
ロシアにて、海の上の原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」が完成 via BIGLOBE ニュース
(抜粋) 2010年に資金不足で開発が止まってしまい、2012年に新たな契約により開発を再開したロシアの海上原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」。2016年の稼働開始を目指していましたが、2018年になりやっと完成しました。 アカデミック・ロモノソフが原子炉2基で生み出す電力は最大70メガワット、住民20万人の街の電力をまかなえます。移動ができる原子力発電所ということで、近くに停まれる港がなく、燃料が運べない極東や極北の地域での作業などに活用されます。 そんな巨大な発電所は、4月28日、2台の船により曳航(他の船に引かれて航行)され、サンクト・ペテルブルグに無事進水しました。現在はバルト海を進み、ロシア・ムルマンスクへ燃料を求めて向かっています。そして2019年には、ロシアの北極圏にある港湾都市ペヴェクに到着する予定となっています。 ペヴェクには築44年になるビリビノ原子力発電所と、さらには築70年になるチャウンスカヤ汽力発電があるのですが、アカデミック・ロモノソフはこれらの発電所をサポートすることになっています。 一方、安全性に反対の声も国際環境NGOグリーンピースはこのアカデミック・ロモノソフのことを「氷上のチェルノブイリ」や「原子力タイタニック号」と呼び、大惨事が起こったときのことを危惧しています。同団体で原子力に詳しいジャン・ハヴァカンプ氏いわく、最大の懸念材料のひとつは「船体の底が平らなこと」と言います。そのおかげで、浅瀬に乗り上げず海岸線に近付くことができる反面、自ら推進力を生むことができず、嵐に弱いのだそうです。 グリーンピースは、船を停止させようという嘆願書を提出するためのキャンペーンを開始。これをペヴェクに送るつもりでいます。そこで船を建造したROSATOMはムルマンスクへの寄港を中止し、真っ直ぐペヴェクへ船を向かわせることにしました。これなら、万が一の事故が起こっても人口が少ない北極圏で起こることになり、被害が抑えられると考えたのです。 全文はロシアにて、海の上の原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」が完成 当サイト既出関連記事: Russia’s ‘nuclear titanic’ sets off for Norway coast via The Local
チェルノブイリ原発事故 平和記念公園で脱原発座り込み 県原水禁など /広島 via 毎日新聞
1986年に起きた旧ソ連・ウクライナのチェルノブイリ原発事故から32年の26日、脱原発を訴える座り込みが平和記念公園(中区)であった。 県原水禁と県平和運動センターのメンバー約80人が参加。「核と人類は共存できない」と書かれた横断幕を手に、正午過ぎから30分間、原爆慰霊碑前で座り込んだ。 (略) 「すべての再稼働・新増設に反対する」とのアピール文を採択した。【高山梓】 全文はチェルノブイリ原発事故 平和記念公園で脱原発座り込み 県原水禁など /広島
チェルノブイリ原発事故から32年、ツアー人気で訪問者増 ウクライナ via AFP
【4月26日 AFP】カメラは? チェックOK。サングラスもOK。ガイガーカウンター(放射線測定器)もOK──史上最悪の原発事故を起こしたウクライナのチェルノブイリ(Chernobyl)原子力発電所。半径30キロ圏内の立ち入り禁止区域ではここ数年、観光客が急増している。ここを訪れるには、放射線量が基準値を超えていないかどうか測定する機器が必要だ。 スリルを求めて訪れる人々の目的は、1986年4月26日、4号炉の爆発で欧州の広範囲に放射能を拡散したチェルノブイリ原発を見ることだ。昨年の観光客数は約5万人で、2016年から35%増加した。観光客の70%は外国人が占める。 立ち入り禁止区域入り口の土産物店では、黒と黄色の放射能警告標識を印刷したTシャツやマグネット、さらには旧ソ連時代のガスマスクまでが売られている。宿泊は通常のホテルの他、原発近くにある2軒のホステルにも可能だ。 (略) 同社[旅行会社「ゴートゥーチェルノブイリ(Go2chernobyl)」]のビクトル・カルチェンコ(Viktor Kharchenko)氏によると、事故から30年経った2016年に4号炉が巨大な金属製ドームで覆われて以来、訪問者数が増加したという。このドームによって4号炉からの放射能漏れは大幅に削減された。(c)AFP/Ania TSOUKANOVA 全文はチェルノブイリ原発事故から32年、ツアー人気で訪問者増 ウクライナ
チェルノブイリと福島 事故は異なるが、結果は似ている via Sputnik日本
1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原子力発電所事故は、何百万人もの人々の運命に何らかの影響を与えた。ベラルーシ、ウクライナ、ロシアで約840万人が放射線に曝された。深刻な汚染地域から40万人以上が移住した。放射能レベルは低いものの、公式に汚染が認められた土地に約500万人が住んでいる。うちロシアでは、約160万人。これらすべての人々が、すでに30年間以上も保健当局による医学検査を受けている。 (略) まずそれは、事故直後に生まれた過度の不安だ。そして今も大勢の人が不安を感じている。その多くは、何が起こったのか、また、それにどのように対応すべきなかを知らなかったことに関係している。原発事故の直後、またその後数か月間は信頼できる十分な情報が不足していたため、人々は危険を評価し、去るか残るか、子供を外に行かせるかどうか、また食べられる食物は何か、などを決定することができなかった。 (略) チェルノブイリ原発事故のもう一つの結果は、権力機関、医療従業者、科学者、国際原子力機関(IAEA)や世界保健機関(WHO)を含む国際機関に対する人々の不信感だ。スリーマイル・アイランド、チェルノブイリ、福島での事故がこれを示している。当局が、社会のパニックを避けるために事故に関する完全な情報を伝えなかったのには疑う余地はない。だが時に彼ら自身も完全な情報を把握しておらず、迅速かつ適切に状況を判断することができなかった。 (略) チェルノブイリ事故後、大勢の人々が避難、移住し、コミュニティの破壊 (destruction of community)と呼ばれる大きなストレスを経験した。迅速な避難、社会的結びつきの崩壊、生活様式の変化、不確実性、新しい場所での雇用に関する心配などは、チェルノブイリ事故後も、そして福島第1原発事故後も人々の間にみられた。何年もの月日が経過した今、このストレスはなくなった。しかし!子供や未来の世代の健康に関する不安は今も変わらず残っている。 (略) 「当時私は12歳で、私たちの夏キャンプに汚染地域から移住者たちの子供のグループがやってきました。幼かった私たちは汚染地域の意味がわかりませんでしたが、放射能は怖いという認識はありました。はじめ私たちはこの子供たちを敬遠し、彼らとの交流を避けました。彼らがどうして『チェルノブイリのハリネズミ』と呼ばれるようになったのかはよく覚えていません。たぶん、この言葉には同情と、放射能がウイルスのように『うつる』のが怖いという2つの感情が含まれていたでしょう」。 全文はチェルノブイリと福島 事故は異なるが、結果は似ている
写真家・中筋純が撮り続ける「原発事故」の真実! 時間が止まった街が廃墟化する過程…現在の福島は日本の未来の姿だ! via TOCANA
日本屈指の廃墟写真家・中筋純は、原発事故の地チェルノブイリ、そして、福島の帰還困難区域やその周辺に定期的に通いながらドキュメントを続けている。 (略) 2013年、東京オリンピック開催が決定したとき、中筋は「フクシマを消しにかかるな」と直感したという。だからこそ、福島原発事故の傷跡を写真として記録し続けることへの使命感に燃えるのだ。 2018年3月7日~3月18日、あざみ野の「スペースナナ」にて、中筋純写真展『流転 福島&チェルノブイリ』が開催された。展示会場にお邪魔して、話を聞いた。 (略) ――チェルノブイリは事故から30年以上経って、中筋さんが撮られた、立ち入り禁止区域で自給自足で生活する老婆たち(サモショール)もかなり高齢と聞きました。 「彼らは慣れ親しんだ土地が一番いいというんです。チェルノブイリはいまも30キロ圏内立ち入り禁止、それでも彼らはそれを無視して勝手に戻って暮らしています。ただ最近は高齢化に伴い限界集落化が進み、最近では圏外の福祉施設への入居を希望される方も多いと聞きます」 (略) ――いまの原発の状況はどうでしょうか? 「デブリ(溶け出した核燃料)の状況が特殊技術でわかるようになってきたのは良かったけど、政府や東電がデブリを早く取り出そうとしているのか謎ですね。今は臨界していない安定状態だから、使用済み核燃料を取り除いた後はデブリの放射線量が減衰するまでこのまま封じ込めてしまえばいい。原子炉の形態、事故の形も違うからチェルノブイリと比較するのもおかしいですが、チェルノブイリの新石棺広報官の話から得た印象では、廃炉行程の計画が数十年単位の大雑把なもので彼らはもう燃料を取り出さず、ずっと封じ込めていくしかないと考えているんじゃないかと。福島第一原発もそうするしかないと思います」 (略) ――改めて、福島原発事故が日本に与えた影響とは何でしょうか? 「いろんなことがあるけど、深刻なのは日本が分断されてしまったことでしょう。原発事故を通して、国は本当のことを教えてくれないとわかって、政治や社会の運動に関わろうという人たちが出てきました。でも、その反動でますます国に依存しちゃう人たちもいます。さらに全てに無関心な平和な人たち、それも結構大多数。そんな三極構造が露わになってしまったんです。その結果、マイノリティーなものに対する寛容度がなくなってきたように思います」 (略) ※掲載した写真は、中筋純写真集『かさぶた 福島 The Silent Views』より。今年7月、ドイツ・フランクフルトで行われるグループ展『After Fukushima』に出品を予定している。 【関連書籍】 『かさぶた 福島 The Silent Views』(東邦出版) 定価:本体2000円+税 絶賛発売中! 【概要】 人類の “英知” とまでいわれた原発は私たちの目の前であっけなく崩れ落ち、福島の大地は深い傷を負った。自らの傷を癒すかさぶたのごとく草木は大地を覆い尽くし、季節は流れていく。人間不在の街で、逞しくも躍動する自然の力強さ。福島第一原発周辺街の5年間を、約120枚の写真とともに振り返る。 全文は写真家・中筋純が撮り続ける「原発事故」の真実! 時間が止まった街が廃墟化する過程…現在の福島は日本の未来の姿だ!
【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)via TOCANA
(抜粋) ■政府による“原発のセールスのための復興”の偽善 ――よろしくお願いします。議員として、福島の放射線問題を熱心に追求するその理由を教えてください。 阿部憲一氏(以下、阿部) 私は、福島原発事故の直後から、放射能汚染や被爆の問題を調べてきました。2011年の夏ごろから年末にかけて、私を含めて福島の数多くの市民が軟便や喉の異変などの被爆症状を訴えていたのです。私は事故直後、普段はできない口内炎に珍しくなりました。だいたい放射性テルルが放射性ヨウ素に変化するタイミングですね。 福島に1週間もいればわかることですが、このような状況が現実に起きているにもかかわらず、地元のテレビ・新聞はほとんど放射能問題を取り上げません。たまに早野龍五氏や(物理学者)、坪倉正治氏(東京大学医科学研究所研究員)、開沼博(社会学者)らによる“安全・安心誘導”的な話題を扱う程度です。ですから、多くの住民は現状に慣らされ、「ここに住んでも大した問題にはならない」と考えているんです。そして、いざ放射能問題を取り上げると、「復興妨害」「風評被害を助長」と厳しい言葉を浴びせられる。 福島の復興は経済産業省の主導で行われていますが、「高度汚染地域に住民を戻して、地域を発展させる」というのが政府の意向です。あの震災と原発事故の影響で、日本は原発50機もの輸出が困難になりました。そこで、それまでは「原発は安全」として売り込みしていたのを、高濃度の汚染地帯に住民を戻して、自分たちの手で除染をさせ、「あんな過酷な事故があっても、ほらこの通り、住民が戻って普通に暮らしていますよ」というセールスに切り替えようとしているのです。国や県はJヴィレッジ(※)を復興のシンボルにして、その近くにわざわざ新駅までつくり、飯館村(福島県相馬郡)を“モデルルーム”のように位置づけています。これは原発事故の後、IAEAやOECDなどの学者たちによるシンポジウムで意思の統一が図られています。つまり、すべてはアベノミクスの成長戦略の柱に位置づけている原発のセールスのための復興なのです。そして、その手足となって動いているのが地元の一部の町長やNPOだということです。 私は、うちの町が避難者のことを無視して政府の手足のように動いていることに我慢がならず、2015年11月の町議会選挙で何とか滑り込むことができ、それ以来、放射能汚染・被曝・避難の問題に取り組んでいます。 (略) 阿部 耳が溶けるという話は聞きませんが、動植物の奇形は増えていますね。癌に関しては、実はこれまでと比較して顕著な違いは見られないのですが、心筋梗塞の患者は県のデータで2010年から2011年にかけて10%以上も増加しており、これはやはり被爆の影響ではないでしょうか。 ■放射能汚染のヤバさをひた隠す日本 ――メディアの報道と現地の状況でもっとも乖離している点は何ですか? 阿部 まず、福島原発3号機か4号機の燃料棒が吹き込んだことは事実で、住民の目撃者も多数おります。楢葉町(福島県双葉郡)では、井出川の河口付近で高濃度の放射性物質が見つかっているんです。東電の依頼で、原子力ムラの一味である「日本原子力研究開発機構(JAEA)」がそれを分析した結果がこちらです。物質3は表面のβ線が35.6mSv/h(ミリシーベルト)もあります。同様のものは2016 年にも見つかっています。「報道ステーション」(テレビ朝日)は燃料棒が吹き飛んだ事実を報道していましたが、それ以外のほとんどのメディアは報道しませんでした。 そしてもう一つ、実は放射線量は『平均化』して報道されています。空間線量率(対象とする空間の単位時間当たりの放射線量)の数値が瞬間的に上がっても、原子力規制庁は各「環境放射線モニタリングポスト」から衛星で1分または30秒ごとに送られる数値を10分単位の平均値にして公開しているということです。しかし、各地域に置かれたモニタリングポストの放射線量グラフを見ると、一気に放射線量が上がる瞬間があります。特に福島の東半分では、毎日のようにモニタリングポストの数値が跳ね上がっています。2012年に1mSv/h超えはしょっちゅうでした。原子力規制庁の監視情報課は、その原因について「高濃度のダストへの反応で、吹き溜まりが舞い上がっている」と私には語っており、福島原発からそのまま飛来している可能性も否定していません。 つまり、住民はずっと吸引被爆の危機にいるのです。国は、その“恐ろしい瞬間”を取り上げず、数値はみんな平均化して、「大したことはない」と思わせているようです。「全国サムネイル」という、全国のモニタリングポストが観測した空間線量率の10分ごとの変化を折れ線グラフにして公開していたサイトがあったのですが、2015年5月に閉鎖されてしまいました。 (略) 阿部 日本の状況を「チェルノブイリ法」(チェルノブイリ原発事故から5年後にウクライナで制定された)に当てはめて考えてみると、現在の南東北~関東のかなりの部分が「第1ゾーン」(特別規制地域、立入禁止区域)程度の放射能汚染地域ですよ。 しかし、環境省は住民が1日のうち16時間を遮蔽効果のある屋内に居るものとし、さらにその16時間分の放射線量について木造建築の場合でさえ6割も差し引きますが、ウクライナではこのような差し引きはありません。そのうえ(環境省は)「内部被曝は無視できる」とまで語っています。 また、日本では数値が低くなる地上1mの高さで測定していますが、ヨーロッパでは汚染された地面に線量計を近づけ、地表1cmの高さで測定することになっています。ですから、環境省式の年間追加被曝線量1mSvは、ウクライナやベラルーシなら5mSv相当ほどになりますよ。あちらでは、原発事故から2週間後の1986年5月10日時点を基準値にして第1から第4までゾーン分けをしており、1mSv以上が測定された地域の人々には移住のために経済補償がなされるのに、日本では7年が過ぎてもまだ年間 100 mSvまでは“住める”と言っていることになります。 福島原発事故の放射線放出量は、最初の150 時間だけでも31の放射性核種・同位体で約1138京ベクレル。その中には、キセノンの次に多く出たはずのクリプトン-85(85Kr)も、ウランもトリチウムも含めていませんので、CTBTO(包括的核拡散禁止条約機構)のデータを元にした各国の研究機関の見積もりからしても、実際には少なくともチェルノブイリの放出総量の2倍には達しているのではないでしょうか。 (略) 阿部憲一 福島県広野町議会議員。福島県いわき市在住。反原発、放射線被爆問題を訴え続ける。現在、日本放射線リスク委員会(仮)設立準備中。 https://www.facebook.com/abe.ken.0608/ 全文は【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)
講演 原発も原爆も同じ 長崎の被爆者・井原さん、来月チェルノブイリ被害国で via 毎日新聞
長崎で被爆者団体の会長を務める井原東洋一(とよかず)さん(82)が、チェルノブイリ原発事故から4月26日で32年となるのに合わせ、立地国ウクライナや大量の放射性物質が降下した隣国ベラルーシを訪ねて講演する。井原さんは「放射線による影響の深刻さは、原発も核兵器も同じ」と、原子力による被害者の結束を訴えるつもりだ。 ウクライナでは首都キエフや、被災者の強制移住先として設けられた町スラブチチに足を運ぶ。ベラルーシでは首都ミンスクを訪問。犠牲者の追悼行事や避難者らとの意見交換会に参加するほか、長崎原爆に遭った体験やこれまで続けてきた核兵器廃絶運動を語る。 被災者を支援するウクライナの民間非営利団体(NPO)などの招待を受け、4月下旬に現地入り。5月初旬に帰国する予定という。 2016年8月9日の「長崎原爆の日」。平和祈念式典で井原さんは、被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げて「全世界の核被害者と強く連帯する」と決意を示した。東京電力福島第1原発事故の避難者らとも交流を重ね、現地の実態を伝える写真展を長崎で開いてきた。 続きは講演 原発も原爆も同じ 長崎の被爆者・井原さん、来月チェルノブイリ被害国で
ロシア測定局で高濃度放射性物質検出、9月末に「極めて高い」数値 via AFP News
【11月21日 AFP】ロシアの気象機関は20日、9月末に同国の一部地域で「極めて高い」濃度の放射性同位元素ルテニウム106が検出されたことを認めた。これに先立ち欧州では今月、この汚染に関する報告書が発表されていた。 ロシア水文気象環境監視局(Rosgidromet)によると、9月25日~10月1日の期間に「同国アルガヤシュ(Argayash)とノボゴルニ(Novogorny)の監視測定局で収集された放射性エアロゾルの調査データに放射性同位体ルテニウム106が含まれていることが判明した」という。 同局によると、最高濃度はアルガヤシュの監視測定局で記録された。ロシア・ウラル(Ural)地方南部チェリャビンスク(Chelyabinsk)州にあるこの村は、自然界のバックグラウンド放射線量を986倍上回るルテニウム106の「極めて高い汚染」状態にあったという。 汚染物質の明確な発生源については特定されていないが、アルガヤシュの測定局はマヤク(Mayak)の核施設から約30キロの距離にある。同施設では1957年に史上最悪の原子力事故の一つが発生した。マヤクは現在、使用済み核燃料の再処理施設となっている。 フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は今月9日、同国内で9月27日~10月13日にルテニウム106が検出されたとする報告書を発表。汚染の発生源はボルガ川(Volga River)とウラル山脈(Ural Mountains)の間のどこかで発生した事故の可能性が高いとした。一方で、欧州で測定された濃度は公衆衛生への脅威にはならないとしている。 ルテニウム106は、原子炉内で生じる核分裂生成物で、自然界では発生しない。 続きはロシア測定局で高濃度放射性物質検出、9月末に「極めて高い」数値 当サイト既出関連記事: 微量放射性物質 欧州で検出 ロシアかカザフで事故か via 毎日新聞
微量放射性物質 欧州で検出 ロシアかカザフで事故か via 毎日新聞
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は10日までに、過去数週間に欧州の大気中で微量の放射性物質ルテニウム106が検出され、ロシアかカザフスタンの核関連施設で9月下旬に起きた何らかの事故が原因とする声明を発表した。 (略) 9日付の声明によると、欧州で検出されたルテニウムは人の健康や環境に影響を与えるものでなく、原因も原子炉事故のような深刻なものでない。核燃料の取り扱いなどで生じた事故との見方を示している。(共同) 全文は微量放射性物質 欧州で検出 ロシアかカザフで事故か
アウシュビッツ、チェルノブイリから福島の旧警戒区域まで……『ダークツーリズム入門』で巡る81カ所の「負の遺産」via 日刊サイゾー
“ダークツーリズム”とは、何か。 それは、戦争や災害をはじめとする悲劇が起きた現場を巡る旅のこと。代表的なものでいえば、アウシュビッツやチェルノブイリなどがある。『ダークツーリズム入門 日本と世界の「負の遺産」を巡礼する旅』(イースト・プレス)には、後世に残したいダークツーリズムスポットが、世界と日本で81カ所が網羅されている。入門書として、これまで“意識して”ダークツーリズムを体験したことがない人に向け、比較的アクセスしやすい場所が多く取り上げられている。 だが、このダークツーリズムは、まだまだ日本には浸透していない、新しい旅の形。本書に登場するダークツーリズムの第一人者である、観光学者の井出明氏は、東日本大震災から約8カ月後、「観光による被災地の復興」をテーマにした記事を発表した。その中で、「悲劇の記憶を見せることで復興に寄与する可能性がある」と伝えたものの、当時、ほとんど理解を得られなかった。「みんなで地域を盛り上げようとしているのに、なぜそんなことを言うんだ」「被災地の復興を阻む行為じゃないか」と。震災後には、被災した建物を残すべきか否かについても、大きな議論が巻き起こった。「つらい記憶がよみがえる」「後世の人々に恐ろしさを伝えたい」と、意見は真っ二つに割れた。 (略) 本書では、20名近くの執筆者に加え、旅好きで知られる作家の角田光代氏、バックパッカー界の重鎮である旅行作家の下川裕治氏も、自身の体験を語っている。一体、どんな場所へ行き、どんな衝撃を受けたのか。悲劇を繰り返さないように、後世に伝えるためにも訪れておきたいスポットや体験談が、この1冊に詰まっている。 全文はアウシュビッツ、チェルノブイリから福島の旧警戒区域まで……『ダークツーリズム入門』で巡る81カ所の「負の遺産」