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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: デービッド・ブレナー
国連科学委議長に聞く(前編)=低線量被ばく論議はさらに半世紀続く via The Wall Street Journal
5月末、国連科学委員会(UNSCEAR)は、ウイーンの本部で記者会見を開き、福島の原発事故による健康への影響について、「健康にいかなる差し迫った 影響も及ぼさなかった」と発表した。今年秋に発表する報告書のドラフトに基づいたものだが、今後も、住民や大半の原発作業員への健康面での影響が認められ る可能性は低いという。 研究は、世界18カ国の科学者80人余りによって、日本政府や国内外の科学機関、国際原子力機関(IAEA)や世界保健機関(WHO)などの国際 組織から集めたデータを基に行われたが、周辺住民らの被ばく線量は総じて(非常に)低く、今後、健康に影響が出るリスクも低いというのが、UNSCEAR の見解だ。 だが、放射性ヨウ素131など、データの不足や、低線量被ばくが健康に与える影響自体が今も解明されていないといった問題もある。6月7日付の本 コラムでは、低線量被ばくに詳しいコロンビア大学医学大学院のデービッド・ブレナー教授(同大学放射線医学研究センター所長)に上記研究に関する見解を 語ってもらったが、今回は、報告書の議長役を務めるヴォルフガング・バイス博士(ドイツ連邦放射線防護庁・放射線防護健康局責任者)に話を聞いた。前・後 編にわたって、リポートする。 ――低線量被ばくは中・長期的影響が問題なのに、UNSCEARのプレスリリースのタイトルにもあった「No Immediate Health Risk(健康にただちに影響はなかった)」という表現は誤解を招きやすいという指摘もある。 まず、放射線防護には「deterministic effect(確定的影響)」と「stochastic effect(確率的影響)」がある。確定的影響とは、高線量被ばくにより、短期間で健康に及ぶ深刻な影響のことだ。(ベータ核種が肌に付くことによる) ベータ線熱傷、つまり、やけどなどが一例である。だが、専門家でないと、確定的影響などと言っても分からないと思ったので、「ただちに影響がない」という 表現にした。 「ただちに」という言葉が表す期間、つまり、確定的影響が生じるまでの期間は、通常、数週間である。たとえば、ベータ線熱傷にかかった場合、手術 で、高線量の影響が及んだ組織を取り除かねばならない。致死的な線量を浴びれば、数週間から数カ月で死ぬ。「tissue(組織)」に影響が出ることか ら、ここ数年、確定的影響と言う代わりに「組織的影響」と表現する専門家も出てきた。 次が低めの線量による被ばくであり、放射線で、一定の種類のがんになるリスクが高まる。たとえば、ヨウ素131などを吸い込んだり、ヨウ素131が入った牛乳を飲んだりすると、そのヨウ素が甲状腺に集まり、一定のレベルに達すると甲状腺がんになることがある。 (確率的影響の)影響が生じる期間は、年単位、あるいは何十年単位だ。チェルノブイリ事故では、4~5年たったころから甲状腺がんが発症し、 (27年後の)今でも進行中だ。他の種類のがんの場合、発症までに20~40年かかることもある。だからこそ、生涯を通じて健康調査を続けねばならない。 広島や長崎の被爆者の場合もそうだ。6万人の被爆者が存命しているが、現在も、がんの発症が見られる。そのため、被爆していない同様の集団と比べることで、被爆者のモニタリングを続けている。 (略) とはいえ、住民の健康状態はフォローし続けねばならない。だから、この調査を実施しているわけだが、これは防護タイプの対策ではなく、(低線量被ば くリスクの程度を)再確認するための対策である。住民は、10~20年後に影響が出るのかなど懸念を持っており、知りたがっているからだ。われわれは、影 響が実証可能とは思わないが。だから、この調査は、科学的視点によるものではなく、社会的視点から実施する必要があるものなのだ。 ――先日、話を聞いた低線量被ばくの専門家いわく、リスクを検知できないことと、リスクがないこととはまったく違うというが。 この問題は50年前から議論されており、今後半世紀にわたって議論され続けるだろう。というのも、3つの学派が存在するからだ。まず、低線量被ば くは健康に有益だとする説。次が、フランス学士院に代表される、低線量被ばくのリスクはいっさいないとする一派だ。3つめが、リスクは、「しきい値なし直 線仮説」(注参照)で考えられているレベルよりもはるかに高いとする説である。 現在、防護の点から、リスクの過小評価や過大評価を避けるべく、リスクは(線量に応じて)直線的だという「しきい値なし仮説」を取ることが最も賢明だとみなされているが、3つめの学派は、この仮説が間違っていると主張する。 実際、細胞や組織を使った生物学的実験では恩恵もリスクも見られるが、今のところ人間への影響は証明されていない。これがポイントだ。放射線から 防護しなければならないのは細胞や組織でなく人間だが、被ばく線量が100ミリシーベルトを大きく下回った場合の人間へのリスクは、いまだ実証されていな い。 注:Linear … Continue reading
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