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チェルノブイリ原発事故によるフランス国内での被曝責任者ぺルラン教授、免訴―「国の責任放棄」「原発ロビーの圧力」高まる甲状腺がん被害者の怒り/ルモンド紙(9月7日)via フランスねこのNews Watching

パリ控訴院(日本の高等裁判所に相当)は9月7日、1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故の直後、フランスを通過した放射能雲による 被曝の危険性についての警告を怠ったとして「悪性の詐欺罪」に問われていた当時の保健省 放射線防護中央局(SCPRI)の局長ピエール・ペルラン教授(87歳、注1 http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/41-cc0e.html)について、甲状腺がんを発症した患者の訴えを退け「免訴」の判決を行った。 被告側は、教授を詐欺罪に問うにはあらかじめ国民と教授の間に契約関係が設立している必要があったと主張していた。これでペルラン教授に関する審理は実施されないこととなり、本件は事実上棚上げとなる。 ペルラン教授は、「チェルノブイリの放射能雲はフランスの国境で止まる」「チェルノブイリ原発事故による放射性降下物による健康被害は無い」などと 述べて、フランス国民に体する葉もの野菜や牛乳などの汚染食品の摂取を控えるための呼びかけを行わず、予めヨウ素剤の配布も行っていなかった。フランスで は、当時の被曝により大量の甲状腺およびその他のがん患者が発生した。 続きはチェルノブイリ原発事故によるフランス国内での被曝責任者ぺルラン教授、免訴―「国の責任放棄」「原発ロビーの圧力」高まる甲状腺がん被害者の怒り/ルモンド紙(9月7日) ◇ルモンド紙出典記事(有料です) (Hervé Morin, « Nouage de Tchernobyl : non-lieu pour le Pr Pellerin », 2011.09.08) http://www.lemonde.fr/cgi-bin/ACHATS/acheter.cgi?offre=ARCHIVES&type_item=ART_ARCH_30J&objet_id=1167232 (« Nouage de Tchernobyl : non-lieu général », 2011.09.08) http://www.lemonde.fr/web/recherche_breve/1,13-0,37-1167198,0.html (Le Monde.fr & AFP « Tchernobyl: … Continue reading

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