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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 老朽化
若狭の原発を考える会 まず老朽炉止め、安全な社会 via 毎日新聞
福井県南部は多くの原子力発電所が立地し、原発銀座と呼ばれてきた。その原発のリスクを知ってもらおうと活動している「若狭の原発を考える会」の中心メンバーで、日本原子力研究所(現在の日本原子力研究開発機構)研究員の経歴をもつ京都工芸繊維大名誉教授、木原壮林さん(77)は「危険すぎる若狭の老朽原発をまず止めて、原発のない社会にしよう」と訴える。【まとめ・湯谷茂樹】 ■被害は長期に 福島第1原発事故は、原子力発電所が重大事故を起こせば、人の命と尊厳を奪い、職場を奪い、農地を奪い、海を奪い、生活の基盤を根底から奪い去ることを、大きな犠牲の上に私たちに教えました。原発事故の被害は長期におよびます。多くの方が、いまも避難先で苦しい生活を送っておられます。 放射性物質が風で運ばれ、被害は広域におよぶことも実証されました。福島第1原発から50キロ離れた福島県飯舘村も全村避難になり、200キロ以上離れた関東でも高放射線地域が見つかっています。 若狭の原発は、京都駅から約60キロ、大阪駅からは約90キロの距離にあります。重大事故を起こせば、約260万人が住む京都府、約140万人が住み琵琶湖を有する滋賀県を始め、関西の多くが汚染されかねません。 事故を起さなくても、運転すれば使用済み核燃料を残します。その行き場はなく、未来に負の遺産を押し付けることになります。 (略) ■40年超リスク大 運転開始から40年を超えた原発を老朽原発と呼んでいます。老朽化すると、重大事故の確率が急増します。高温、高圧下で大量の中性子に曝(さら)され交換することのできない合金製の圧力容器(原子炉本体)などがもろくなる脆化(ぜいか)が急速に進み、配管は腐食などによって減肉するからです。 建設時には適当とされていたが、地震の影響など現在の基準では不適当と考えられる部分が多数ありますが、構造物や圧力容器など交換不可能なものも少なくありません。 さらに建設当時を知る技術者はほとんど退職し、非常時の対応に困難を生じます。 (略) 脱原発は圧倒的な民意です。原発の40年超え運転を阻止すれば、2033年には若狭から、49年には全国から、運転中の原発が無くなります。原発のない社会はすぐそこです。原発ゼロに向けて、前進しましよう! 若狭の原発を考える会◇ 福島第1原発事故後に停止していた大飯原発が再稼働した翌年の2013年、木原壮林さんらが結成した。現地に宿泊拠点を借り、原発の危険性などを訴えるチラシを一軒一軒配布しながら、対話する活動を続けている。配布したチラシの累計は約70万枚、面談した人は約2000人にのぼるという。木原さんは9月6日に大阪市であった「老朽原発うごかすな!集会」の実行委員にもなっている。 連絡先は木原さん(090・1965・7102、メールkiharas−chem@zeus.eonet.ne.jp) 全文は若狭の原発を考える会 まず老朽炉止め、安全な社会
老朽原発で初の提訴 高浜1、2号機差し止めをvia 中日新聞
稼働40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の運転をさらに20年延長させるのは危険性が高いとして、東海地方や福井県など14都府県の住民76人が14日、国を相手取り、原子力規制委員会による運転延長認可の差し止めを求める訴訟を名古屋地裁に起こした。老朽原発の安全性を争点にした提訴は全国で初めて。 原子炉等規制法は福島第一原発事故を受けて改正され、運転期間を原則40年に制限。ただ規制委が認可すれば、20年延長できると規定している。 関電は運転延長を目指しており、規制委は今年2月、稼働40年を超す原発で初めて「新規制基準に基づく運転延長の審査に事実上合格した」と判断。運転期間が満了する7月7日までに認可を出すかが焦点になっている。 訴状によると、1、2号機の原子炉圧力容器は核燃料から放出された中性子を長年受け続けてもろくなっており、急激な温度変化で壊れる恐れがあると指摘。地震や津波対策の不備も指摘した上で、新基準や規制委の審査には問題があり、甚大な事故を起こす危険があると主張している。 […] もっと読む。
チェルノブイリ原発 屋根の一部崩落 via NHKニュース
史上最悪の原子力発電所事故が起きた旧ソビエト、ウクライナのチェルノブイリ原発で、事故を起こした4号機の近くにある屋根の一部が雪の重みで崩れ落ち、作業員およそ80人が避難しました。 ウクライナ政府によりますと、12日午後、チェルノブイリ原発で事故を起こした4号機に近いタービン室で、屋根の一部、およそ600平方メートルが崩れ落ちました。 この屋根は1986年の事故のあと設置されたということで、上に積もっていた雪の重みで崩れ落ちたとみられています。 現場には人がいなかったため、けが人などはなく、ウクライナ政府は放射性物質は拡散せず放射線量も変化はないと発表しました。 […] 4号機は、事故のあとコンクリートと金属を使った「石棺」と呼ばれる建造物が造られて放射性物質を封じ込めていますが、老朽化して崩壊する懸念が出てきたため、新たな建造物が建てられています。 今回、近くの屋根が崩れ落ちたのは、事故から27年たってチェルノブイリ原発の施設が老朽化していることを改めて示したといえます。 全文は チェルノブイリ原発 屋根の一部崩落