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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 学問の自由
フランス「原子力ムラ」の圧力 福島事故調査に神経とがらせ「検閲」…研究者を解雇 via 東京新聞
東京電力福島第一原発事故後の日本の民意について調査したフランスの社会学者が昨年、所属する仏研究機関から解雇された。クリスティーヌ・ファセールさん。事故から10年の節目が近づく今月、研究者仲間らが「学問の自由が脅かされている」として仏紙ルモンドに抗議声明を発表。本人や関係者の証言からは、福島事故の社会的影響が原発大国フランスにどう伝わるかに敏感になり、研究内容に介入しようとする仏原子力界の姿勢が浮かび上がってくる。(パリ・谷悠己) ◆日本で避難者らに調査 この機関は、仏政府の管轄下で商工業分野での放射線の影響を調べている「放射線防護・原子力安全研究所」(IRSN)。リスクコミュニケーション研究を専門とするファセールさんは2012年に雇われ、福島事故後に日本政府や自治体が国民へどう情報を伝えたかを調べる「信頼プロジェクト」を立ち上げた。 10回の来日で原発周辺から避難した人ら120人以上にインタビューを実施した。「最初は私たちに警戒していた行政関係者も、打ち解けてくると気さくに話してくれた。日本には良い思い出しかない」と振り返る。 […] ◆「原発関係者は信頼失った」の削除要求 共同研究者の1人で東京工業大の調しらべ麻佐志教授によると、報告書案を精読したIRSN側は「事故後、原子力関係の専門家は日本国民の信頼を失った」とする記述の削除を求めた。調教授は「日本では定着している概念なのに、『本当なのか』と疑った。不当な検閲だと感じた」と話す。 […] もう1人の共同研究者でパリ政治学院の長谷川玲子研究員によると、同学院が提出した中間報告書についてIRSN側が「承服できない点がある。修正しないとプロジェクト資金の振り込みはできない」と主張。長谷川さんの上司に電話をかけ修正を迫った。上司が要求をはねのけてくれたが、長谷川さんは「修正を求める理由は科学的ではなく『IRSNの出したいメッセージに合わないから』というだけだと感じた」。 ◆「見聞きもしていないのに」 象徴的だったのは仏国内でのある座談会における出来事。長谷川さんが原発周辺から避難した人たちへのインタビューから「故郷に戻らない決断をした人たちへの支援が重要だ」と提言すると、同席したIRSN幹部から「愛着ある土地だからこそ放射線とともに生きようとする人が多いはずだ」と反論された。「自分で見聞きしていないのに…」。長谷川さんが苦笑する。 こうした衝突が続く中で昨年6月、プロジェクトの代表者だったファセールさんは解雇された。IRSNの広報担当者は本紙の取材に「解雇理由はファセール氏自身の不適切な行動によるものだ」と主張する。 ◆監視、情報操作…自由制限に危機感 だが、処分無効を求めて係争中で多くを語れないファセールさんを支えようと、ルモンドに抗議声明を寄稿した仏国内外の研究者16人は「研究内容が問題視されたための解雇だ」と指摘。「原子力分野の研究活動は(1986年の)チェルノブイリ原発事故後から独立性が模索されてきたが、監視や情報操作の時代に逆戻りしたようだ」と批判した。 その1人で、ファセールさんの解雇後にIRSNへ助言する外部委員会の委員を辞任した仏カーン大のダビド・ボワレ研究員は「初めから答えありきの研究しか許されず、自由が制限されている」と指摘する。 ファセールさんと共同研究者の2人はいずれも福島事故前は原子力分野での研究機会はなく、「他分野では発表前に報告内容を検閲されたことは一度もない」と声をそろえる。 前出の調教授は「日本では『原子力ムラ』のこうした評判をよく聞いていたが、表現の自由をうたうフランスでも同じようなことが起きるとは、ショックだった」と話した。 全文
差別生む原発許さない 定年退職の小出裕章・京大助教(中日新聞) via こどもたちの未来へ
中日新聞・特報 2015/3/27 朝刊 京都大原子炉実験所の小出裕章助教(65)が、今月末で定年退職する。強大な「原子力ムラ」と対決してきた四十年余。その歩みは負け続きだったと 回想する。大学で教授のポストに就くことはなかったが、自らの思いには誠実に生きてきた。それは生後半年で亡くなった愛息に教えられたことでもあったとい う。福島第一原発事故の終わりが見えない中、大学を去った後も、自分にしかできない仕事を模索していきたいと語った。 今月十七日、大阪府南部の熊取(くまとり)町にある京大原子炉実験所。小出助教の研究室の書棚を埋めていた大量の本や資料などは、数えるほどに なっていた。「廊下や倉庫の書棚にあった分を含め、捨てました。どれも実験所の仕事にまつわるもの。定年と同時にその仕事はなくなります。これからの私に とっては意味のないもの」 節目を迎える感慨についても「何もないです。定年は単なる社会的制度。雇用関係が切れるだけ」。あっさりした言葉は、簡単に語り尽くせない半生の裏返しのように聞こえた。 一九四九年八月、東京都台東区の下町で生まれた。進学校の開成中学・高校時代は一日も休まない「良い子」。盛んに宣伝された「原子力の平和利用」という言葉に感化され、担い手になることを夢見た。 都市化が進む東京を嫌って東北大へ。大学のある宮城県では女川原発の建設計画が浮上していた。原発立地を都会ではなく、あまりに危険であるが故に過疎地に押しつける差別の構図を知る。大学三年の七〇年、反原発の立場に転じた。 「原発に反対するのは私自身のため。だまされた自分にオトシマエをつけるためです」。本人はこの姿勢を「徹底した個人主義」と名付けるが、独善と は一線を画すという。「地球上の命は全て掛け替えのない存在と考えるのが、私の個人主義。誰かの命を犠牲にし、差別を生む原子力は許せない」 […] 反原発運動も一時の勢いを失ったように見える。「今は福島が忘れ去られる過程にある」。どうしたらいいのか、という問いには「分かりません」とだけ答えた。 小出助教は「負け続きだった」と振り返る。ただ、助教というポストについて「実験所で最下層の地位」と認めながらも「私には大変恵まれた立場。居心地がよかった」と話す。 実験所での仕事は、所内で出る放射性排水などの処理だった。「自分の仕事をきちっとやる限り、上司は一切注文を付けず、自由にさせてくれた。私は 最下層の職員なので、命令する人もおらず、自分がやるべきこと、やりたいことに集中できた。個性を重んじる京大の校風があったからこそで、反原発を訴え続 けても最後の最後まで弾圧されることはなかった」 定年退職後、新たな定職には就かないという。生まれ育った東京にも戻らない。「信州で暮らします。暑いところが苦手ですし。妻と相談して、何年も前から決めていました」 がらんとした研究室で、小出助教は達観したように「仙人になります」とも語った。しかし俗世と距離を置くことは、そう簡単にできそうにない。「福島原発事故は、敷地の中でも外でも進行中です。完全に目をつぶることはできません」 実験所を離れれば、放射線関連の機器も使えなくなる。さらに自らの老いも実感している。しかし、淡々とこの先を見据える。 「定年なんて、本当に大したことじゃない。年を考えると、仕事はだんだん減らさざるを得ないですが、私でなければできない仕事があるのなら、引き受けようと思っています。ただ、半年先という範囲で。半年以上先は、生きているかどうか分かりませんので」 全文は 差別生む原発許さない 定年退職の小出裕章・京大助教(中日新聞)
今年度(2013年3月末)で辞職します via 阪南大学流通学部島研究室
下地准教授(経済学部)の逮捕 経済学部の下地真樹准教授はかねてより、原発事故に伴って発生した瓦礫を広域で処理するという政府や大阪府・市の政策に異を唱え、幅広く活動していました。そのような活動の一環として、10月17日に大阪駅付近で行われた小規模な集会に彼は招かれて短いスピーチをし、その後、参加者全員が大阪駅構内のコンコースを通って移動しました。このなんという事もない日常的な行為が「威力業務妨害」と「不退去」の罪に該当するとして、ほぼ2ヶ月後の12月9日早朝に下地さんは自宅で逮捕されました(この件で逮捕されたのは集会参加者のうち3名だけです)。逮捕後に自宅はもちろん、大学の研究室も数時間にわたって家宅捜索を受け、自宅からは100点を超す「証拠品」が押収されました。 しかし、公安警察と検察は下地さんを重罪人のように逮捕はしたものの、結局起訴するだけの証拠を揃えることができず、勾留期限のギリギリである12月20日に不起訴を決めて釈放しました。 「下地先生を支援する会」の立ち上げ […]学内で「下地先生を支援する会」を立ち上げることに決め、12月14日に賛同者が集いました。「支援する会」には最終的に27人が賛同を寄せ、そのうち名前を出すことに応じていただけたのは17人でした。 大学当局は事前に知っていた […] 大阪府警公安3課と松原警察署から数名が12月6日に来学して次のことを告げていたというのです。1)12月8日に下地さんを鉄道営業法違反等の容疑で逮捕し、その後記者会見を行う、2)10日月曜日には研究室を捜索する、の2点です。翌日には逮捕が9日に変更されると電話連絡があり、実際に逮捕されたのは9日であったのは上述したとおりです。 つまり、学長、副学長他何人かの大学幹部は、事前に知りながら下地さんに知らせず、何の罪も犯していない下地さんを見殺しにして、精神的な打撃を倍加したのです。また逮捕理由が正当かどうかを法律専門家と相談する十分な時間があったにもかかわらず、その努力を怠たりました。 まるで何も起こらなかった? 逮捕された後の1週間ほど、大学のウェブサイトには「下地准教授が逮捕されたが、詳しいことは調査中で、冷静に対処してほしい」旨の学長の言葉が掲載されましたが、その後は今に至るまで一切何の態度表明もありません。[…] 多くの憲法研究者が指摘するように、下地さんの逮捕は表現の自由に対する明白な冒涜であり、それは皮肉にも彼の不起訴によって改めて証明されました。たとえ法律の専門家でなくともこれは容易に理解できることですが、大学人であればなおさら誰でも直感的にわかるはずです。そういう性質の問題について学長や副学長らが沈黙を続けることは、もはや単なる怠慢ではなく、公安警察とほとんど等しい罪深い行為だと言わざるを得ません。 このような欺瞞や「起こったことをないことにする」策謀が大学で通用するのでしょうか。もしそんなことがまかり通るなら、それはもう大学と呼ぶに値しないのではないでしょうか。それとも、そういうふうに考えるのは頭がオカシイ人間で、今は創立50周年に向けてお祝いムードを盛り上げていればよいのでしょうか。年末のギリギリに下地さんが釈放されたとの報に接したあとで、私は自分に対してそんなことを繰り返し問いかけた結果、辞職を決意するに至りました。30年以上この大学で働いた私にとってとても残念なことですし、卒業生諸君には申し訳ないとの思いもありますが、私の決断を理解していただければありがたいと思います。 (2013年2月5日) 全文は今年度(2013年3月末)で辞職します ◇「下地先生を支援する会の皆さま」(「会」を閉じることに当たっての島氏の説明) ◇上記の英文 ◇「学生のみなさんへ」 (下地真樹氏より)