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(原発利権を追う)「事実だけを申し上げました」via 朝日新聞

■関電の裏面史、内藤千百里・元副社長の独白:13 《1987年、関西電力本社の取締役会で代表取締役名誉会長の芦原義重と副社長の内藤千百里は経営を私物化しているとして取締役を解任された。会長の小林庄一郎の緊急動議だった。芦原は相談役名誉会長、内藤は関電産業(現関電不動産)社長になった》 (略) 腹が立ち、本を書こうと思った。それを聞きつけた東京電力会長の平岩(外四)さんに東京へ呼ばれた。うなぎ屋の個室で二人っきり。「西からそんな問題を起こされたら困る。内藤さん、本を書かないで下さい」と手をついて頼まれた。芦原さんに迷惑をかけられない。「わかりました」と返事をした。 《内藤は沈黙を守った。だが、元首相への献金や政官界との宴会は続けた》 芦原さんは解任後も自分のパイプを小林に譲らなかった。最後まで権力を放したくないという人ではない。ただ負けずに生きていたいなという生命力。本能だったんでしょうね。 私も芦原さんの秘書役は続けた。連絡があれば元首相とセットしてカネを持って一緒に東京へ行った。芦原さんの刺激になると考え、小沢のいっちゃん(小沢一郎)との会合もつくりました。東京行きは芦原さんの体力が衰えて自然にフェードアウトですな。 全文とビデオは(原発利権を追う)「事実だけを申し上げました」 当サイト既出関連記事: (原発利権を追う)三木さんは「足りない」と言った via 朝日新聞 (原発利権を追う)知事選は建設会社、便利な裏金だった via 朝日新聞 (原発利権を追う 東電総務部:上)パーティー券、極秘裏仕事 via 朝日新聞

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(原発利権を追う)三木さんは「足りない」と言った via 朝日新聞

■関電の裏面史、内藤千百里・元副社長の独白 盆暮れに現金を渡した総理大臣は、角さん、三木、福田、大平、鈴木、中曽根、竹さんまで。選挙のあるなしは関係なく、1回1千万円で年2回。 《関西電力元副社長の内藤千百里(ちもり)は、元会長の芦原(あしはら)義重が現職首相に現金を渡す場面に立ち会ってきた。明確に記憶しているのは田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登。1974年に電力業界が政治献金の廃止を宣言した後も続いたという》 関電の中でやめようという話は出なかったね。具体的な目的で渡す汚いカネではないという意識だった。天下国家のためのカネ。一に電力の安泰、二に国家の繁栄。 三木さんは事務所で私のひざを触りながら「足りない」と言ってきたことがあった。芦原さんが現金を渡すとニコニコして「お元気で何より」。福田さ んは東京の自宅が多かった。何十羽のごっつい大きな鳥が飛んでくる家だ。天下国家の話をして帰り際にあうんの呼吸で置いて帰る。福田さんは玄関まで見送り 「ありがとうー」と言っていた。 大平さんも自宅。現金をもらうと「いやあ、お疲れさん」。鈴木さんは照明の暗い家だった。中曽根さんは事務所。「ありがとうございます」とさっと受け取った。竹さんも事務所やね。ベテラン秘書が一手に仕切っていた。 続きとビデオは(原発利権を追う)三木さんは「足りない」と言った 関連記事: 関電、歴代首相7人に年2千万円献金 元副社長が証言 金を渡すと角さんは「頂いたよ」

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