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チェルノブイリ原発事故による立ち入り禁止区域の穀物と水を100%使用したウォッカ「Atomik」が登場、一般販売も予定 via Gigazine

1986年に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故による立入禁止区域に設定されていた地区で栽培された穀物と水を100%使用したウォッカ「Atomik」が誕生しました。 ATOMIK -grain spirit-https://www.atomikvodka.com/ Radioactive-free vodka produced from crops in Chernobyl | News | University of Portsmouthhttps://www.port.ac.uk/news-events-and-blogs/news/radioactive-free-vodka-produced-from-crops-in-chernobyl Radioactive Grain from Chernobyl Has Been Distilled into Vodka | Live Sciencehttps://www.livescience.com/atomic-chernobyl-vodka-radioactive-rye.html Atomikを生み出したのは、チェルノブイリの立ち入り禁止区域における穀物の放射能に関する研究を行っていたイギリスとウクライナの研究チームです。この研究チームは、放射能を持つストロンチウム90をウクライナ政府の安全基準よりわずかに上回った立ち入り禁止区域産の穀物を、チェルノブイリ原子力発電所跡地の南10kmに位置する帯水層からの蒸留水で蒸留して、Atomikを作ったとのこと。以下がAtomikの実物です。 (略) しかし、研究チームを率いるポートマス大学のジム・スミス教授は「放射能よりも、事故によって経済発展が妨げられたことが問題だ」と語っています。スミス教授によると、立ち入り禁止区域の多くは作物を安全に栽培できるほどに回復しているものの、経済は回復していません。 (略) Atomikはあくまで試験用に研究室で生成されたものなので、記事作成時点で実在するのは世界に1本のみ。スミス教授は2019年末までにAtomik500本を生産し、チェルノブイリの観光客に販売する予定で、その利益の75%はチェルノブイリ原子力発電所事故によって影響を受けた地域に還元される予定とのこと。 ウクライナ政府立入禁止区域管理庁のオレグ・ナスヴィット副長官は今回のAtomikを試飲したそうで、「典型的な高純度のウォッカとは異なる味わいですが、どこかウクライナの伝統的な蒸留手法による風味が感じられます。私の好みですね」と語っており、「安全を第一に考えながら、立ち入り禁止区域に住む人々が通常の暮らしに戻れるように支援を行うことは重要で、今回のプロジェクトを歓迎します」と述べています。 スミス教授の立ち上げたチェルノブイリ・スピリット・カンパニー(Chernobyl Spirit Company)はAtomik販売のための法的問題に取り組んでいるそうです。 全文はチェルノブイリ原発事故による立ち入り禁止区域の穀物と水を100%使用したウォッカ「Atomik」が登場、一般販売も予定 当サイト既出関連記事:CHERNOBYL … Continue reading

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「ホープツーリズム」商標登録 福島県旅行で復興発信 via 福島民友

福島県観光物産交流協会は、震災と原発事故からの復興に取り組む県民の姿を福島県独自の魅力と捉え、旅行素材にして発信する取り組みを「ホープツーリズム」として商標登録した。 福島県へのツアーを企画する旅行会社などが無料で商標を使えるようにして、旅行商品化と普及に働き掛ける。 昨年11月9日付で特許庁に認められた。同協会は一定の要件を満たした旅行会社に商標の使用を認め県内外で配布するパンフレットやポスターなどに記載、活用してもらう考え。 (略) ホープツーリズムは本県独自の造語で、内堀雅雄知事が積極的に発信してきた。同協会は2016(平成28)年度からホープツーリズムを取り扱い、県内外からの教育旅行や企業研修などで参加者数は年々増加している。 同協会は商標登録を追い風にホープツーリズムを一層周知し、本県を訪れる旅行者を増やすことで風評の払拭(ふっしょく)につなげていく考え。 (略) 県は、21年4月から半年間、東北6県で展開する大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」にもホープツーリズムを取り入れる方針だ。 全文は「ホープツーリズム」商標登録 福島県旅行で復興発信

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