Tag Archives: 溶け落ちた核燃料(デブリ)

廃炉「石棺」に初言及 支援機構戦略プラン、「柔軟見直し」と含み via 福島民友

 原発の廃炉に関する専門組織「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」は13日、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた技術計画の新たな「戦略プラン」を 公表した。事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しを前提としながらも、燃料を取り出さずに原子炉建屋をコンクリートで覆う「石棺」の可能性について 初めて言及した。 プランでは、チェルノブイリ原発事故で採用された石棺について「当面の閉じ込め確保に効果があるとしても、長期にわたる安全管理が困難」と問題点 を指摘。しかし、今後明らかになる原子炉内部の状況に応じて「柔軟に見直しを図ることが適切」とし、石棺の可能性に含みを持たせた。 石棺への言及について機構は、福島民友新聞社の取材に対し「石棺は問題を先送りするだけの安易な方法で、デブリを全て取り出すという方向に変わり はない。しかし原子炉内の状況が分かり、再び環境を汚染する可能性や作業員の命を危険にさらす可能性が極めて高い場合でもデブリを取り出すのかと問われれ ば、それはできない。内部の状況も分からずに石棺は100%ないといううそはつけない」と説明した。 続きは廃炉「石棺」に初言及 支援機構戦略プラン、「柔軟見直し」と含み

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溶融燃料回収、さらに困難=位置不明、工法手探り-福島第1via 時事ドットコム

使用済み燃料の取り出し開始が遅れ、廃炉工程表が見直された東京電力福島第1原発。政府と東電は、原子炉内部で溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出し開始 時期を2021年中とする従来の目標を維持したが、デブリの位置も形状も分かっていない。使用済み燃料プールに保管されている燃料の取り出し以上に難航す るのは確実で、廃炉作業の行方は見通せない。 1号機では4月、格納容器に調査ロボットが入り、撮影や線量測定を行った。底部に水がたまっている 様子などを確認したが、デブリの位置は把握できなかった。3月には宇宙線が大気に衝突した際に生じる「ミュー粒子」を使った調査で、圧力容器中心部にデブ リはないとの推定結果が得られていたが、どこにあるかは分かっていない。 8月には2号機の格納容器にもロボットが投入される予定だが、放射線量が極めて高く、機器が正常に作動できる時間は限られる。 続きは溶融燃料回収、さらに困難=位置不明、工法手探り-福島第1

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